「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」
2024年冬公開される。
2011年1月から放送された「魔法少女まどか☆マギカ」TV放映された。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」2013年に公開された
TV版は今から10年以上前の作品だが感動は忘れていない。
ひとつの願いを叶える代償として謎の生命体・キュゥべえによって、
「魔法少女」になる少女達。
少女達は世界を脅かす「魔女」と命がけで戦うようになるのだが、
想像をはるかに超えた展開が繰り広げられる物語に驚かされた。
鹿目 まどか(中学2年生の平凡な少女)と
暁美 ほむら(中学2年生のクールビューティーな少女)
が登場して比較的ほのぼのと始まるのですが、
第3話では魔法少女の無残な死が発生。
暗い展開の後、第10話で「神アニメ」となる。
ファンタジーがSFに変身、伏線の回収の見事さに圧倒されました。
最終回(第12話)では破天荒な解決策が。
これが受け入れられる時代になったのが
SFファンとして嬉しかったのを想い出します。
百合百合なアニメでもあるのですが、甘くない。
21世紀は女性の時代と改めて思いました。(その後の進展は今一歩ですが)
ゾクッと来る面白さ、面白さだけでなく様々に考えさせてくれる物語でした。
★ 以下グッときたセリフを
第10話 「もう誰にも頼らない」
まどか 「キュゥべえに騙されるバカな私を助けてあげて」
ほむら 「私はかなめさんとの出会いをやり直したい
彼女に守られる私じゃなくて彼女を守る私になりたい!」
暁美ほむらの独白 ゾクッとします感動的なセリフ
もう誰にも頼らない
誰に分かってもらう必要はない
もうまどかを戦わせない
繰り返す 私は何度でも繰り返す。
同じ時間を何度も巡り たったひとつの出口を探る
あなたを・・・絶望の運命から救い出す道を!!
まどか・・・・たった一人の私の友達
あなたの・・・あなたのためなら
私は永遠の迷路に閉じ込められても・・・構わない!!
最終話 「わたしの、最高の友達」
まどか「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、
過去と未来の全ての魔女を、この手で」
暁美ほむらの独白でエンドとなる
(たとえ、魔女が生まれなくなった世界でも、それで人の世の呪いが
消え失せるわけではない)
(悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界だけれど)
(だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なんだ)
(それを、覚えてる)
(決して、忘れたりしない)
(だから私は、戦い続ける)