原作は忍者漫画の巨匠、白土三平の「カムイ外伝」。
漫画は「週刊少年サンデー」1965年21号-1967年3・4合併号 掲載。
アニメは1969年4月6日から1969年9月28日まで
毎週日曜18時30分 – 19時に放送された。
自由を求めて忍者の世界を抜けたカムイは「抜忍」として追っ手と闘い続ける。
変移抜刀霞斬り(へんいばっとうかすみぎり)や飯綱落し(いづなおとし)といった
忍技を駆使し終わりのない旅を続けていく。
マンガでは中性的な顔立ちのカムイがアニメでは少々男っぽい外見で描かれている。
少年サンデー版では、中性的で色っぽいカムイ。
高橋留美子が「少年サンデー史上最も心に残る作品」と絶賛した『源とツグミ』
と同じく小山春夫、白土三平の実弟岡本鉄二が中心となって
作画を担当していると思われる。
「今日もまた太陽は昇り、川は流れる。
忍びの世界には何人も犯すことのできない掟がある。
その掟を破る者には「死」あるのみ。
だがここに一人の男があった。
太陽のきらめきも月光の蒼明も一瞬、死の伴奏と変わる
その定めを自ら選び、貫いてゆく者。カムイ、忍者カムイ」
1話 雀落し
2話 飯綱落し
3話 月影
4話 むささび
5話 五ツ
6話 木耳(きくらげ)
7話 常風(とこかぜ)
8話 九の一(くのいち)
9話 暗鬼(あんき)
10話 空蝉(うつせみ)
11話 下人
12話 狂馬
13話 天人
14話 移し身
15話 老忍
16話 抜忍
17話 黒鍬
18話 追跡
19話 りんどう
20話 憑き移し
21話 女左衛門
22話 一白
23話 双忍
24話 鮫殺し
25話 月日貝
26話 十文字霞くづし