作者 大久保圭
表号 2013年12月号 -
発表期間 2013年10月25日 -
巻数 既刊20巻(2024年10月19日現在)
2020年4月4日 – 6月20日
16世紀初頭のルネサンスの後期。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの巨匠が15世紀に活躍したルネサンス文化の中心地、芸術の都・フィレンツェから物語は始まる。
舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、ヒューマンドラマ。多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす。
アルテ・スパレッティ
本作の主人公。明るく、負けん気が強い頑張り屋。目をきらきらさせ、夢に向かって突き進んでいく[3]。
自身が「貴族の娘で」「女である」にもかかわらず画家を目指すことに対して、世間からの批判や奇異の目で見られることを
時にはバネとして反発し、あるいは武器にすることもできると徐々に理解していくが、その過程で何度も懊悩する。
レオ
声 – 小西克幸[5]
物乞い出身の親方。無愛想で感情をあまり表に出さない。これまで弟子を取ったことは無く、当初はアルテを弟子に取ることにも否定的だったが、アルテの実直な姿にかつての徒弟時代の自分を重ね合わせ、彼女を弟子にすることを決断する。
本人は単に不愛想なだけなのだが、強面で不器用な性格もあり、出会ったころのアルテをはじめ周りの人からは実像以上に怯えられている。
コミックス8巻までのストーリーを元に制作され、おおむね原作どおりの展開で描かれている。最終回については、レオが病気で倒れたために、レオが請けていた「教会の天井画」をアルテが代行することになり、画家の弟子たちと共に描ききるというアニメオリジナルの展開となった。
#01 弟子入り志願
#02 新生活
#03 初仕事
#04 コルティジャーナ
#05 腐れ縁
#06 同業組合
#07 ヴェネツィアの貴族
#08 新天地
#09 悪童
#10 カタリーナの晩餐
#11 ファリエル家の肖像画家
#12 弟子