うる星やつら  1980年代

リメイク版で刺激され、原作含め再読しました。
原作は高橋留美子の漫画で1978年39号 – 1987年8号
少年サンデ-連載 全34巻全366話。
高橋留美子はその後SFから遠ざかり伝記漫画に傾倒していく、残念。

原作の非日常を押井監督が更に加速した。
波乱万丈、奇想天外、何でも有りで面白いのは勿論。
視聴後、様々な事を考えさせてくれる。
当たり外れは当然有るが、超高レベルの作品群でした。

あたるがいて、ラムがいて、しのぶがいる。
この三角関係に面堂終太郎が絡み、テンちゃんが絡み、
弁天・おユキ・ランが絡み、サクラ先生とチェリーがと
登場人物が増えてゆく。

諸星 あたる
本作品の主人公で、東京・友引町にある友引高校の2年4組の生徒。極度の女好きでガールハントを趣味とする。

ラム
本作品のヒロインで、鬼族の宇宙人。鬼族の地球侵略時にあたるに惚れて、彼の家で暮らし始める。

面堂 終太郎
友引高校へ転入してきたあたるのライバル。強大な財力と軍事力を持つ面堂財閥の跡取り息子でルックスもよく、女子生徒から人気である。

三宅 しのぶ
あたるの幼なじみ。かつてはあたると恋人関係にあった。あたるを振ってからは転入してきた面堂終太郎に執心するようになる。とてつもない怪力の持ち主でもある。

藤波 竜之介
物語中盤頃より転入生として登場。父親と浜茶屋「海が好き」を営んでいたが、その浜茶屋が壊れてしまったため、再建費用を稼ぐために親子で友引高校の購買部で働くようになる。女性だが、父親に男として育てられる

メガネ
強烈な個性を持ったラム親衛隊の最高幹部会議長
ラムの注意を引く(ゲットする)ための作戦を指示する役。
原作では殆ど登場しないがアニメでは大活躍する。
声優「千葉茂」の長科白は迫力満点。

錯乱坊
本名不明の遊行僧。僧侶の名前が「さくらんぼう」で、チェリーと呼ばれることが多い。サクラは姪になる

サクラ
錯乱坊の姪で巫女 霊能力者。
スタイル抜群の美人であり、友引高校の養護教諭も兼職している。
底なしの大食いでもある。

以下、印象深かった作品を取り上げます。

第26話 地獄のフルコース 原作5巻9話
ここはハワイ、リゾートホテル「フルコースがタダだよ~!」
タダの言葉に引かれたあたる。店のマネージャーが誰一人として完食した人はいないと言っているのに挑んでしまう。
最後まで残ったサクラは食材を食い尽くし、なけなしの牛の丸焼きまでペロリ。(サクラのお腹が膨れない、胃で圧縮しているのか)
ラストシーンは、
あれ程食べたのに夕飯は中華がよいと言うサクラさんに皆がおののいて終わる。原作の重すぎて水に沈むが方が不条理で良かったと感じた。
視聴後何も残らないが愉快痛快で許容。 

第55話 ドッキリ図書館お静かに! 原作8巻10話
図書館で 本の世界のバランスが崩れ謎のお姉さんがやってきて本の整理を。
あたる達も手伝い始めます。謎のお姉さんに嫉妬したラムが
移動式書庫であたるを潰そうとする
本はぐちゃぐちゃに混じって、本格的に本棚の中からいろいろな物が出現。
スターウォーズ、ウルトラマン、ガメラ、バルタン星人、スーパーマンに
スパイダーマン、なんでもありです。
皆で懸命に本を整理します。
本も片付き、謎のお姉さんとはお別れ。
謎のお姉さんは、本の中でも図書館の腕章をつけたままなピ-タ-パンの
ウェンディでした。
ファンタジー 癒されました。

第76話 決死の亜空間アルバイト 原作13巻8話
まず、「つげ義春」を彷彿とさせる描写、表現が出てきます。
前半 ラムちゃんにあしゅら湯を勧められ、木戸くぐって阿修羅湯を探して右往左往。不条理。
後半  セクシ-女湯でのセクシーショットの数々。特に弁天…。
結局ジャリテンの魚雷が命中してあたるは浴槽の底に沈み、
最後はとおりゃんせでエンド。
「若さゆえ 銭の重みに 浮かばれず 湯船の底で 流す瀬(背)もなし」
前半の不条理がたまりません。作品に奥行きが出てきます。
後半は入浴シーンで視聴者サービス。しかし銭湯で戦闘とは。

第86話 竜之介登場!海が好き!! 原作15巻1話
竜之介の父は浜茶屋三代目。
前半、原作通りに長い鎖で浜茶屋の柱に結ばれて戦います。
鎖引っ張ると柱が折れて建物瓦解。
後半では竜之介転校。大八車登場。家財道具投げ合って大八車まで破壊。
愉快痛快、ストレス解消に役立ちます。

第100話 ダーリンが死んじゃう!? 原作16巻 5話
あたるがランちゃんを見つけて後を追い、落としたケーキを食べて卒倒。
ラムは押し入れの中から脳波計と心電図を取りだしてセット。異次元空間へ。
ランちゃんまであと一歩の所であたるの脳波計はフラットに。
ダーリンが死んだ!とラムちゃん本気で泣く。
元気になったあたるを見て喜ぶラム。
ラムの健気ささに脱帽。

第101話 みじめ!愛とさすらいの母!?    オリジナル
視聴者に話しかけるあたるの母親の場面から始まります。
母親のセリフ「昨日なかったことが今日あるはずもなく、今日起きなかったことが明日起きるはずもございません。ただ、ただ時折、ふと何かの拍子に、この胸をかすめるのでございます。けして不満ではなく、娘時代の漠としたあこがれでもございません。なにかしら懐かしいようなあてどない想い・・」
次の場面でバーゲンセールの会場で主婦たちと争い、
フライングニ―パッドを受けて失神する母親。
病室で目覚め医者の説明が続く。
あたるの母が目覚めるたびに別の夢の中に目覚めるスト-リ-で
不条理感満載。 

最後に廃ビルの中で、目覚めるあたるの母。街は廃墟と化していた。
宇宙人の襲来(敵(チェリー)とトライポッド)を迎え撃って戦うあたるの母。
巨大な爆発が起こり、敵も味方もすべてが吹き飛んでしまう。

ラスト不条理なまま、かごめかごめでエンディングになる。
少女が顔を伏せて,しゃがんでいて周りをまわっているのは今までの登場人物。
「うしろのしょうめん だあれ」で
少女が振り返ると、次の瞬間、少女とあたるの母が入れ替わります。

まあ押井ワ-ルド全開、神回でした。

第104話 あぁまぶたの母  原作 17巻 8話
竜之介の父が語る過去の思い出は「大陸に渡り15年戦争が」
「朝廷の計画に基づき、夕陽のイスカンダル星へ移民開始」とか、「移民船タイタニック号、氷海にて沈没」とか、「チリ大地震発生」とかと無茶苦茶。
父が追いすがる。必死で逃げる竜之介。壁を走り天井を走る。
寝ぼけた竜之介の父と竜之介の追いかけっこが抱腹絶倒。
「竜之介の父が語る過去の思い出」出鱈目ですが、ニヤリとさせられます。
遊び心満点。

第108話 惑星教師CAO-2の復讐 原作 18巻1話
CAO-2は教師として活躍しています。ラムちゃん達の妨害にあっても全くめげない。500tの重りにもミサイル攻撃にもびくともせず、電撃でショートしてもいつの間にか復帰しています。
ウニ星に長年閉じこめられていても、一回バフンと黒板消しアタックをしただけで恨み解消させてしまうというすっきりした性格。これに対して、「ここで負けたらうちら負け犬だっちゃ!」と短絡的思考で反撃を企図するラムちゃん。
教師を閉じ込めた罪悪は公式には問われなかった。
宇宙人の倫理観は不可解。

第113話 レディー竜之介! 原作15巻 3話-6話
今作の温泉マークは濃い絵!竜之介を女らしく、と個人教授をやる事になった温泉。
泊まり込みで教育してはどうかと校長に水を向けられるも、女生徒と教師じゃまずいと固辞。
ところが校長、竜之介の父に「男なんですよね?」「男です」と言わせ、ならば問題ないと話をまとめてしまう。
二人は特訓を続け、遂に最終段階へ。プロレスを見に行って暴れなければOKという最終試験です。
耐えろ藤波!と温泉マークの説得も虚しく、沸いて出てきたいつもの面々が竜之介をあおり立てる。
「衣装は女の命だっちゃ!」「戦うっちゃ!」おーおー、みんなそろって主戦論者主戦論者。
某映画へのオマ-ジュ? 強引にバトルへ。しかし面白かったので許容。

第114話 ドキュメント・ミス友引は誰だ!? 原作18巻 7話
校長は燃えていた。誰がいちばんかなぁ・・ということで。早速ミス友引予選会のお知らせが掲示された。
原作の腕力による武闘を政治劇に変えてしまった。
利害関係が色々複雑に絡み合い、次第に制御不能な規模に陥っていく。
 ラムにはメガネ達が応援、しのぶもラムに対して火花をちらす。ランはかたっぱしからデートの約束をし、竜之介には下級生の女子がついていた。
後に闇の七日間と言われる予選の前哨戦の火蓋をきったのである。
前半はこの4組だけだった。しかし、週の半ばで情勢は変わる。
 かくれしのぶ派と3年女子の反竜之介派の女子が手を組み、1年女子の切り崩しに入る。竜之介派は切り崩されるが、ファンの男子のバックアップが入る。
ラム、ランを押していた1年男子は自分の未来に不安を感じ、双子姉妹を擁立。ラム、ラン派は結託して双子派の切り崩しにかかる。週後半には戦いは醜く、泥沼の体を示していた。
 学校側は校長の大英断で予選を1日早め、諸星あたるをその委員長に任命した。あたるは予選の結果を発表する。サクラ、しのぶ、ラム、ラン、竜之介の5人がノミネートされた。
本選は一週間後、戦いは一段落したかに見えたが、そうではなかった。
 えり抜きの美女集団「ばらのつぼみ」は、4校のナンバーワンが集う集会だが、この微妙なバランスに友引高校が入れば、バランス関係の崩壊は時間の問題だ。
さっそく各校のナンバーワンも動きを開始する。それぞれが候補者を押し、委員長のあたるへ賄賂を提示する。それをことごとく受け取るあたるだった。
しかし、サクラの陣営は一歩出遅れた。そのことを商店街にリークするあたる。サクラには猫食堂がバックアップについた。
そうすると、各グループはこぞって商店街とタイアップを始めたのである。今やミス友引の戦いは、街全体に広がっていた。
 そして、いよいよ当日がやってきた。
なんと、あたるが会場の入場料とリベートを持って逃亡したのだ。
「大坂のねえちゃんは、みんなわしのもんじゃあ!」と叫びながら東北新幹線に乗るあたる、会場は大混乱のうちに第1回ミス友引は終了した。
最後のオチは笑ってしまいました。
あたるの責任問題はどうなったのか?パラレルワールドの出来事と納得しましょう。

第122話 必殺!立ち食いウォーズ!! オリジナル
「立喰いそばはかけに始まりかけに終わる。
具の少なきは更なり。
つまるところ具は女の化粧と同じ。
究極的には外道だ。
麺を引き立てる彩りに過ぎん。
あくまでも本質は麺。
真の立喰いそばの哲学に置いては天そばでも邪道と云える。」

冒頭の薀蓄はTV版『うる星やつら』第122話「必殺!立ち食いウォーズ!!」でのメガネの講釈です
延々と喰い続け、遂には主人が根負けし全ての勘定をただにする「居残り派」
特定の店を喰い潰す「クラッシャー派」
巧みな話術で情に訴える「演技派」
何のかんのと難癖をつけて店から店を渡り歩く「さすらい派」
食い物の暗黒面に惹かれ海を渡ってしまった「帝国派」
様々な立喰師が出ます。
 最後はもちろん、さくらの勝利で幕。
これも遊び心、満点。

第130話 異次元空間話 ダーリンはどこだっちゃ!? オリジナル
押井うる星からやまざきうる星へと変わった第一回目の作品。
 129話「死闘!あたるvs面堂軍団!!」が押井版の集大成として最終回の気風を備えていたように、130話はやまざき版の初回として作品の理念が表明された。
 ラムがあたるに鬼ごっこで勝利した世界・ラムの夫が面堂である世界・登場人物の性別の設定が逆である世界・あたるがラムに優しい世界(自分のあたるじゃないと気づき「バイバイ」と言って去る)を遍歴した後、「本物みたい」な世界に到達する。そこはかつていた世界と同一である保証は無いものの、「ま、いっか。」で済む程度の違和感しかない世界であった。
 これにより、時系列以外の矛盾も全て正当化された。121話「ラムちゃんがいっぱい!」等の収拾のつかない終わり方をした話も、平行世界の一つにおける事件として正当化する事が可能になった。 

優しいあたるの世界をラムは選ばなかった!
最後は、あたるの腕に抱きついて「いやがらないっちゃ?ま、いいか!」と、同一性に若干の不安を残したまま思考停止でハッピーエンド。
本当に同じ世界なんでしょうか。余韻を残した神回でした。

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うる星やつら リメイク

原作は高橋留美子の漫画、1978年39号 - 1987年8号 少年サンデー連載。
全34巻 366話。
1980年代(1981年10月- 1986年3月)全195回アニメ放映。

2022年リメイクされた。
第1期は2022年10月14日 - 2023年3月24日、
第2期は2024年1月12日 - 6月21日、全46話でアニメ放映された。

女好きで打たれ強い「諸星 あたる」と押しかけ女房の鬼型宇宙人の娘「ラム」を中心に
架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。

リメイク版は原作に忠実に作られているのですが、
1980年代「うる星やつら」をリアルで見た私としては。
圧倒的に物語に引き込まれる感じが無い(第2期の方がマシではあるが)
安っぽいというか全てが軽過ぎるとの印象でした。
しかし感想を見ると肯定的な方もいました。
こうなると「何の為にアニメを見るか」論争になるのですが、
面白いかどうか(好き、嫌い)は感性で違うので置くとして。
視聴後何も残らない(良い作品は何かしら考えさせてくれる)
のは問題だと思うのですが(残念だっちゃ)

2024年10月5日(土)より「らんま1/2」もリメイクされます。
期待?してよいでしょうか?

第1話   かけめぐる青春       絶体絶命
第2話   あなたにあげる       幸せの黄色いリボン
第3話   トラブルは舞い降りた!!    迷路でメロメロ
第4話   口づけと共に契らん!!
第5話   愛と闘魂のグローブ      君待てども…
第6話   いい日旅立ち        お雪    あたるの引退
第7話   住めば都            生ゴミ、海へ
第8話    転入生、危機一髪…    お別れパーティー危機一髪…
第9話   愛で殺したい       自習騒動
第10話  戦慄の参観日       君去りし後
第11話  面堂兄妹!! 面倒邸新年怪
第12話  テンちゃんがきた       ふたりだけのデート
第13話   買い食い大戦争       テンからの贈り物!!
第14話  水乃小路家の男       トLOVE ル・レター
第15話  あんこ悲しや、恋の味!?    思い出危機一髪… 薬口害
第16話  激闘、父子鷹おやこだか!!   セーラー服よ、こんにちは!

第17話  あこがれを胸に!!      星に願いを
第18話  き・え・な・いルージュマジック!!   必殺!ヤミナベ
第19話  魔境!戦慄の密林ジャングル      酔っぱらいブギ
第20話  失われたモノを求めて
第21話  惑星教師コスモティーチャーCAO-2   あな恐ろしや、ワラ人形
第22話  大ビン小ビン         愛がふれあうとき
第23話  決戦!!友1クイーンコンテスト
——–
第24話  妄想フーセンガム   愛は国境を越えて
第25話  想い出ボロボロ!?   想い出のアルバム
    涙の家庭訪問 激闘の藤波家編
第26話  電飾の魔境
第27話  恋人泥棒       水乃小路家の娘
第28話  続・水乃小路家の娘
第29話  コタツにかけた愛    ラムちゃん、ウシになる
   涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編
第30話  イヤーマッフルの怪    系図
第31話  扉を開けて 前編
第32話  扉を開けて 後編
   涙の家庭訪問 禁じられた三宅家編
第33話 あやかしの面堂 最後のデート
第34話  校長殴打事件   秘密の花園
    涙の家庭訪問 地獄の諸星家編
第35話  愛♡ダーリンの危機!!    月夜のキツネたち
     涙の家庭訪問 温泉マーク宇宙そらへ
第36話  みじめっ子・終太郎!!
第37話  飛鳥ふたたび     嵐を呼ぶデート 前編
第38話  嵐を呼ぶデート 後編
第39話  渚のフィアンセ      妖精のパラソル
第40話   一夜の攻防戦      命かけます、授業中!!
第41話  愛と勇気の花一輪
第42話  怒りのラムちゃん!!    ハートをつかめ
第43話  ボーイ ミーツ ガール   別れの朝
第44話  ボーイ ミーツ ガール   結婚するって本当ですか
第45話  ボーイ ミーツ ガール   ねじれたハートで
第46話  ボーイ ミーツ ガール   ないものねだりのI Want You

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幼女戦記

原作はカルロ・ゼン(日本人)によるライトノベル。
小説既刊14巻、コミック既刊30巻
どちらも完結していません。 
アニメは 2017年1月6日 - 3月31日 全12話
放映 シーズン1は、原作3巻途中までの内容を元にしてアニメ化された。

第壱話  ラインの悪魔
第弐話  プロローグ
第参話  神がそれを望まれる
第肆話  キャンパス・ライフ
第伍話   はじまりの大隊
第陸話  狂気の幕開け
第陸.伍話 戦況報告
第質話  フィヨルドの攻防
第捌話  火の試練
第玖話  前進準備
第拾話  勝利への道
第拾壱話 抵抗者
第拾弐話 勝利の使い方
閑話   砂漠のパスタ大作戦

幼女戦記 劇場版 は2019年2月公開
小説4巻終盤までが描かれた。

日本のエリートサラリーマンだった主人公は逆恨みで殺される。
創造主を名乗る存在Xは主人公に信仰心をもたせるために
20世紀初頭のドイツに近似した異世界に魔法使いの幼女
として転生させる。
存在X の台詞 
    非科学的な世界で
    女に生まれ
    戦争を知り
    追い詰められるがよい

★ ターニャ・フォン・デグレチャフ
9歳で士官学校卒業 帝国軍の航空魔導師士官として戦闘に参加
元 日本の30代のサラリーマン

★ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
帝国軍の航空魔導師士官
幼年学校卒の少女 ターニャの副官
ターニャより7つ年上

★ハンス・フォン・ゼートゥーア
帝国軍参謀本部戦務参謀次長。
軍人というよりも学者然とした人物。機動戦と兵站の権威。
なるべく穏当な条件で敗北することでしか
祖国の存続は図れないと確信。
帝国の存続のため、諸列強が驚愕する戦略を展開する。

★クルト・フォン・ルーデルドルフ
帝国軍参謀本部戦務参謀次長。
豪快かつ活動的な風貌
ゼートゥーアとは同期
国民世論や最高統帥府の要請に応え、
あくまで戦争による勝利を目指し続ける。

★創造主 / 存在X
創造主(神) を名乗る超越的な存在。
社会の発展に伴い無神論者が増えていることを危惧している。

主人公は、前世の記憶と能力を活かして
戦争を終結させるために活躍、目覚ましい戦績を挙げる
そのせいでかえって過酷な戦争に巻き込まれ悪戦苦闘する。

どうして!!! こうなった!!! が決め台詞。

ハードな戦争の描写
多国間で展開する目まぐるしい戦略
原作、漫画も面白いですがアニメも負けていません。
それぞれ良い所が有ります。
面白くも有り、争いは何故起きるかと考えさせてくれます。
文句なくお勧め出来ます。

★ 主人公とドイツの悲劇を防ぐ二次創作も出ています。
  愉快壮快と成ります(ご都合主義の権化ですが)

★ 貴族になったが、未来がヤバかった

https://ncode.syosetu.com/n3687bi/

★ 我らが帝国に栄光を

https://syosetu.org/novel/206232/

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藤子・F・不二雄SF短編ドラマ

藤子・F・不二雄が描いた110以上のSF短編から実写テレビドラマ化された。

シーズン1 は2023年 4月-6月  
シーズン2は2024年 4月-5月  にNHKで放送された。

シーズン1

★ おれ、夕子
★ メフィスト惨歌
★ 定年退食
★ テレパ椎
★ 昨日のおれは今日の敵
★ 親子とりかえばや
★ 流血鬼 前後編
★ 箱舟はいっぱい
★ どことなくなんとなく
★ イヤなイヤなイヤな奴 前後編

シーズン2

★ 鉄人をひろったよ
★ マイシェルター
★ アン子 大いに怒る
★ 3万3千平米
★ あいつのタイムマシン
★ じじぬき
★ 旅人還る
★ いけにえ

★ メフィスト惨歌 
  悪魔との取引
  又吉直樹と遠藤憲 起用は成功。
  最後の又吉の表情は実写で無いと表しにくい。
  無表情の怖さが良く出ている。
  その前の悪魔の恨み節は長すぎる。
  ドタバタ劇になってしまう。
  原作はスマ-トに終わっているのに。

★ 定年退食
  食料が不足、高齢者の足切り。
  加藤茶 井上順 起用は成功。加藤茶特に良いのですが
  原作の雰囲気が今一歩足りない。

★ どことなくなんとなく
  人類絶滅、残された細胞から世界が再現されるが。
  原作に忠実なのですが、やはり雰囲気が今二歩足りない。
  これは「すごく不思議なお話」でしょう
  救いが無いお話でも有ります。

★ あいつのタイムマシン
  タイムマシンで現在を変更しようとする。
  これは良く出来てます。説明せず突き放し感も良い。
  「すこし不思議なお話」ですね。

★ 旅人還る
  宇宙の果てへ挑む、ハードSF? 最後はハッピ-。
  コンピューターは作品のイメ-ジどうりでした。
  やはり原作に忠実なのですが 今一歩。

★ いけにえ
  宇宙人の要求に振り回される人類。
  これは マズマズでした。
 
藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版> 全8巻
藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編  全3巻
を再読しました。
原作は「すこし不思議なお話」とうたっていますが「すごく不思議なお話」も有ります。

ドラマは原作にほぼ忠実で有名俳優で纏めているのですが
今一歩感動出来ませんでした。
シーズン1よりシーズン2の方が良くなりましたがやはり今一歩。
原作の持つ独特の雰囲気が感じにくいのです。
実写ドラマ化の限界を感じます。
お話が映像化でよりリアルに成るほど違和感を感じます。
誰かが書いていたようにあの雰囲気は藤子F氏の絵で無いと駄目なのでしょうか。

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン

原作は暁佳奈
2015年12月から刊行、全4冊

★ TV版アニメは2018年1月から4月まで放映
大陸を南北に分断した大戦が終結し、新たな時代が始まろうとしていた。
戦火の中で両腕を失った少女兵ヴァイオレットは、軍を離れ、大きな港町へやって来た。
彼女に残されたのは銀色に輝く義手と戦場の記憶、
そして上官ギルベルトが最後に告げた言葉だけ。
だが、戦う道具として生きてきた彼女にはその言葉の意味が理解できない。
いつかその意味を知るために、ヴァイオレットは手紙の代筆を行なう
「自動手記人形」として働き始める。
多くの人に出会い数々の手紙を書いていく上で、
ヴァイオレットの心情にも変化が生まれていきました。

第1話 「愛してる」と自動手記人形
第2話 「戻って来ない」
第3話 「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
第4話 「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
第5話 「人を結ぶ手紙を書くのか?」
第6話 「どこかの星空の下で」
第7話 「    」
第8話 サブタイトル無し
第9話 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
第10話 「愛する人は ずっと見守っている」
第11話 「もう、誰も死なせたくない」
第12話 サブタイトル無し
第13話 自動手記人形と「愛してる」
Extra Episode 「きっと”愛”を知る日が来るのだろう」

★ ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形
2019年9月6日3週間限定で上映開始

良家の子女のみが通うことを許される女学園。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。

★ 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
2020年9月18日に公開
ホッジンズは宛先不明の手紙の中にギルベルトの筆跡を発見する。
ホッジンズはヴァイオレットと共に手紙が出されたエカルテ島に向かう。
ギルベルトは戦争で左目と左腕を失くしたあと、病院を出てこの島に住み着いていた。
ヴァイオレットはギルベルトの家を訪ねるが、
彼女に負い目のあるギルベルトは再会を拒否する。
ヴァイオレットはギルベルトに手紙を書き、船で島を出る。
感謝の言葉が綴られた手紙を読んだギルベルトは船着き場に走る。
ギルベルトの呼ぶ声を聞いたヴァイオレットは船から飛び降り、
ようやくギルベルトと再会し号泣する。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
金色の髪に青い瞳、可憐な容貌をした少女。
女子少年兵、ギルベルト直属の部下。単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持つ。
大戦時の戦傷で両腕を失う。大戦後、C.H郵便社で自動手記人形として代筆業を始める。
両腕には義手を装着している。感情の起伏に乏しく無表情が多い。
誰に対しても敬語で話す。
ギルベルトを自身の命に代えても守りたいと思っている。

クラウディア・ホッジンズ
C.H郵便社の社長。ギルベルトとは士官学校時代からの親友。
大戦中にギルベルトからヴァイオレットのことを頼まれており終戦後はヴァイオレットを家族のように見守っている。

ギルベルト・ブーゲンビリア
ヴァイオレットの陸軍時代の上官。
言葉も喋れなかった彼女を見守りながら、いつしか愛するようになる。

製作はあの悲劇の京都アニメーション
作画は綺麗です、完璧。背景は芸術作品。
作品は泣かせようと迫ってきます。
泣けるかどうかで 好き嫌いが別れる作品でも有ります。

★ TV版アニメは上手に作られています。設定が納得できれば楽しめます。
あのような精巧な義手が作られるのか?
ヴァイオレットの身体能力の秘密は?
手紙で感動する人が多すぎる?

★ ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝は、まあそれも有るよね でしょうか。
やはり手紙が人の心を動かしていきます。

★ 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
泣かせようと強く迫って来る作品です。
ギルベルトの心がヴァイオレットの手紙で簡単に変わるのは
納得しがたいですが。
ハッピ-エンドに無理やり連れて行かれました。
まあ「終わり良ければ総て良し」ですね。

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自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

原作は「昼熊」によるライトノベル。
「小説家になろう」で 2016年3月- 2016年12月
 完結しています。 
小説既刊3巻、コミック既刊2巻
どちらも完結していません。 
アニメは 2023年7月5日 -9月20日 全12話
放映 シーズン1は、原作3巻までの内容を元にしてアニメ化された。

第1話  自動販売機、移動する
第2話  王蛙人魔が現れた
第3話  復興
第4話  ハッコン、誘拐される
第5話  見栄とプライドと自動販売機
第6話  戦う自動販売機
第7話  暴食の悪魔団
第8話  迷路階層の炎巨骨魔
第9話  理想の英雄未満
第10話  胃袋の果てに
第11話  亡者の嘆き階層
第12話  自動販売機として出来ること

ハッコン
自動販売機に転生した青年。自動販売機マニア
事故にあった自動販売機を、避けずに受け止めようとして死亡。
気付くと異世界畔で自動販売機になっていた。
最初に意思疎通出来たラッミスによって「ハッコン」と名付けられた。
投入された硬貨がポイントに変わり、ポイント使用で能力が上がる。
ラッミスと共に様々なトラブルに立ち向かっていく。

ラッミス
怪力の加護を持つハンターの少女、本作のヒロインである。
迷宮内を彷徨っていた時、ハッコンと出会う。
ハッコンの商品を買うことで食料を確保し、無事集落に帰還する。
ハッコンと意思疎通を殆ど誤解無く行えるなど、理解力は良い。
ハッコンが人間に戻ることを望んでいる。

ヒュールミ
魔道具技師の女性。ラッミスの幼馴染。強気な性格。

熊会長
熊獣人。流の湖階層のハンター協会会長を務める。

ケリオイル
「愚者の奇行団」のパーティ団長。
ナイフによる戦闘を得意とする。

交通事故にあった俺は、目が覚めると湖のほとりに立っていた。
身動きも取れず、声も出せず、
どうやら自動販売機に生まれ変わってしまったらしい!?
戸惑う間にも魔物に襲われ、危機的な状況に。
困り果てていると、目の前にハンターの少女ラッミスが現れた。

その後ラッミスと意志の疎通に何とか成功して
ラッミスに背負われて迷宮内の村に行く。
ハッコンと名付けられ、自販機として活躍していく。

よく有る転生ものですが、無機物とは驚かされます。
剣に転生は有りましたが、自動販売機とは。
まあ作品中では「扉」や「畑」に転生した人もいるのですが。
私でしたら精神的にダメ-ジ大で再起不能になるでしょう。
主人公はメンタルが強い(自動販売機マニアですが)

原作を上手にアニメ化しています。
ラッミス可愛いい(剛力無双ですが)
逆境に負けない主人公偉い。
お話は出鱈目ですが、見ていて楽しい作品です。
ストレス解消にはもってこいかも。
2期制作が決定。1期で原作の3割程度ですがどこまで行けるでしょうか?
楽しみに待ちたいと思います。

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かがみの孤城

2022年12月23日に公開の劇場アニメ

原作は、辻村深月氏 ポプラ社から2017年5月11日発売
漫画は作画、武富智で全5巻

2005年中学1年生の女子、安西こころは学校に居場所をなくし、
部屋に閉じこもる日々を送っていた。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めたころ、ある出来事が彼らを襲う。果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?

こころ / 安西 こころ
本作の主人公で中学1年生女子。引っ込み思案で大人しい性格

リオン / 水守 理音
中学1年男子。ハワイにある寄宿舎付の学校に通っている
サッカ-が得意で誰にでも穏やかに優しい
6歳の時に姉のミオを亡くしている

アキ / 井上 晶子
中学3年生女子。明るく、快活、背が高い。気が強く、思ったことは遠慮なく口にする

喜多嶋先生 / 喜多嶋 晶子
こころを優しく見守るフリースクールの先生で、アキの成長した姿

スバル / 長久 昴
中学3年生男子。背が高く、色白でそばかす顔
マサムネと仲が良く、彼が持ち込んだゲームでよく一緒に遊んでいる。

マサムネ / 政宗 青澄
中学2年生男子。生意気で理屈っぽい性格で口が悪い。根っからのゲームおたく

フウカ / 長谷川 風歌
中学2年生女子。まじめそうな雰囲気。ピアノが上手で小さいころから習っていたが、コンクールでランキング圏外になるなど伸び悩んでいた。

ウレシノ / 嬉野 遥
中学1年生男子。小太りで食べることが好き
恋愛気質で惚れっぽくマイペ-ス

オオカミさま
狼の仮面をつけた少女。城の案内人。いつも人形が着るようなかわいいドレスを着ている。

7人は異なる時代から呼び寄せられていた。

1985年:スバル     中学3年生
1992年:アキ      中学3年生
2006年:こころ/リオン  中学1年生
2013年:フウカ     中学2年生
2020年:マサムネ    中学2年生
2027年:ウレシノ    中学1年生

7 年以上違っていて 誰も最後まで気が付かないのは不自然な気もしますが。

「バカみたいだよね。たかが学校のことなのにね」
「負けないでね、こころちゃん。わたし今度こそ、嫌なものは嫌っていう」

★「いじめ」は古今東西、未来永劫無くならない。
世の中に良い人も大勢いる、良くない人も又少なくない
傍観者も又多い。
人は夜叉にも菩薩にもなる。
価値観も当然違う、視点も又違う、同じものを見ても感じる所が違う。
「いじめ」の加害者が、自覚して無い事も多い。
 一般的に些細な事でも「いじめ」と感じる人もいる。
人の気持など完全にわかる筈も無い、しかしわかる努力は必要。
どんな時代も、同じように苦しんでいる人がいて、
手を差し伸べれば助け合うこともできる

様々な事を考えさせてくれる良いアニメでした。

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「葬送のフリーレン」1期 終了

原作の漫画は以下の陣容で13巻発売中

原作・原案 山田鐘人
作画 アベツカサ

アニメは2023年9月29日 – 2024年3月22日、全28話で放映されました。
第1話 冒険の終わり
第2話 別に魔法じゃなくたって…
第3話 人を殺す魔法
第4話 魂の眠る地
第5話 死者の幻影
第6話 村の英雄
第7話 おとぎ話のようなもの
第8話 葬送のフリーレン
第9話 断頭台のアウラ
第10話 強い魔法使い
第11話 北側諸国の冬
第12話 本物の勇者
第13話 同族嫌悪
第14話 若者の特権
第15話 厄介事の匂い
第16話 長寿友達
第17話 じゃあ元気で
第18話 一級魔法使い選抜試験
第19話 入念な計画
第20話 必要な殺し
第21話 魔法の世界
第22話 次からは敵同士
第23話 迷宮攻略
第24話 完璧な複製体
第25話 致命的な隙
第26話 魔法の高み
第27話 人間の時代
第28話 また会ったときに恥ずかしいからね

魔王を倒し王都へ凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンら勇者パーティー4人は、冒険した10年を振り返りながらこれからの人生に想いを馳せる中、エルフのフリーレンは感慨にふけることもなく、
また魔法探求へと旅立っていく。
50年後、皆との約束のためフリーレンは再び王都へ。
その再会をきっかけに、彼女は新たな旅へと向かうことに。

さらに20年後、フリーレンは仲間であったハイターを訪ねる。
彼と共に暮らす孤児フェルンと出会う。ハイターから頼まれ彼女に魔法を教えるフリーレン。そしてある出来事を機に、共に旅立っていく。

フリーレンとフェルンはアイゼンを訪ねる。「大魔法使いフランメの手記」を探すことを手伝ってほしいと頼むアイゼン。

フランメが残した手記に記されていた「魂の眠る地オレオール」を目指すことに決めたフリーレンとフェルンは、アイゼンと別れ旅路を歩んでいく。

更に戦士アイゼンの弟子だったシュタルクと共に「魂の眠る地オレオール」を目指す3人の旅は続く。

七崩賢の一人、魔族「断頭台のアウラ」を倒しフリーレンたちは旅立つが、北側諸国の冬の道は想像以上に厳しかった。

魔法都市オイサーストにやって来たフリーレンたち。この先の北部高原に入るには一級魔法使いの同行が義務付けられる。
フリーレンとフェルンは試験を受けることになる。
第一次試験、第二次試験、最終試験、フェルンはゼーリエから合格を告げられた。
そして、フリーレンたちが魔法都市オイサーストを旅立つところで1期 終了となる。

原作の漫画も素晴らしい作品でした。
淡々とした、だけど情緒溢れる作品。
バトルも過剰にならず好印象。

アニメも最後まで隙がない優れた作品に仕上がりました。
原作の魅力をアニメーション作品として見事に昇華。
非の打ち所の無いアニメでした。

2期作成になるか、劇場版になるか。
楽しみに待ちたいと思います。

登場人物は多岐にわたります。
以下印象に残った登場人物と科白の紹介となります。
物語の雰囲気が伝わりますように。

ヒンメル
フリーレン達と魔王を討伐した人間の勇者

ハイター
フリーレン達と魔王を討伐した人間出身の僧侶

アイゼン
フリーレン達と魔王を討伐したドワーフ族出身の戦士

フリーレン
上記3人と共に魔王を討伐した勇者パーティーの魔法使い
長命なエルフ族

フェルン
フリーレンに師事している人間の女性魔法使い

シュタルク
勇者パーティーの戦士アイゼンの弟子

ユーベル
三級魔法使いの女性。2年前の二級試験では、
当時の担当試験官であったブルグを殺害し
失格処分となった

ラント
二級魔法使いの男性。
完璧な分身を作る魔法を得意とし、本体の自身は
故郷の村から出ることなく分身体に替え玉受験させていた。

デンケン
老齢の二級魔法使いの男性。もとは軍所属の叩き上げであり、
熾烈な権力争いを勝ち抜いた海千山千の老獪な
宮廷魔法使いでもある。
なお、20代半ばのころに妻のレクテューレに先立たれており、
子どももいない。

リヒター
二級魔法使いの男性。一次試験ではデンケンやラオフェンと
同じパーティー

ラオフェン
三級魔法使いの女性

ヴィアベル
二級魔法使いの男性。故郷を守り、魔王軍残党と
戦ってきた北部魔法隊の隊長

メトーデ
戦闘慣れし多才で聡明
拘束魔法や精神操作魔法を使用できる。魔力探知が得意

ゼーリエ
太古より生き続けるエルフの女性。
神話の時代の大魔法使いであり、フランメの師匠でもある
半世紀ほど前に突如として歴史の表舞台に現れ、
大陸魔法協会の創始者となる。

ゼンゼ
一級魔法使いの女性で、ゼーリエの側近のひとり

レルネン
一級魔法使いの男性で、ゼーリエの側近のひとり

フランメ
魔法史に登場する伝説の大魔法使いであり、人類の魔法の開祖。

★ ゼーリエ→ 『魔法は特別であるべきだ』
  フランメ→ 『誰もが魔法を使える時代になるといいな』
  フリーレン→『魔法は自由であるべきだ』

★一級魔法使い選抜試験、受験者の紹介

「今年はなかなか粒ぞろいですな」
「長年に渡り魔王軍の残党と戦ってきた北部魔法隊隊長のヴィアベル二級魔法使い」
「血みどろの権力争いに勝ち抜き、宮廷魔法使いの座についた海千山千の老獪さを持つデンケン二級魔法使い」
「史上最年少で三級試験をトップの成績で合格したフェルン三級魔法使い」
「2年前の二級試験で試験官の一級魔法使いを殺害し失格処分になったユーベル三級魔法使い」

★デンケン『儂は自分よりはるかに優れた魔法使いが、失脚し迫害される様を山ほど見てきた』
『大きな力は恐れられる。恐れの権威など長続きせん』
『魔法というものは探し求めている時が一番楽しい。それだけだ』

★フランメ、ゼーリエに「私たちじゃ無理なんだよ。
だってさ師匠、平和な時代に生きる自分の姿が想像できねぇだろ?」
「フリーレンは平和な時代の魔法使いだ」

★ゼーリエ『やってくれたなフリーレン。千年ぶりだというのに随分なあいさつじゃないか』
『これだから魔法使いはやめられん。魔法の世界では天地がひっくり返ることもある』

★魔力が枯渇しても諦めないデンケン(笑ってしまいました、デンケン立派)
デンケン『ラオフェンはここで待機だ。隙があればシュティレイを奪え。リヒターついてこい』
リヒター「どうするつもりだ」
リヒター『正面から行くのか。もう魔力なんか残っちゃいないぞ』
デンケン『分かっているだろう。それは相手も同じこと』『腹を括れ。男だろうが』
リヒター「…おい冗談だろ」
デンケン『殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!』

★フリーレン『せんせい(師匠)の遺言状を届けに来た』
ゼーリエ「あれから50年。そうかフランメは死んだのか」(50年は18,250日)
ゼーリエ「皇帝が国を挙げた魔法の研究に認可を下ろしたそうだ」
「人間の文化圏では今まで魔法は魔族の技術であるとして表立った研究は禁忌とされてきた」
「働きかけたのはフランメで、彼女は新設された宮廷魔法使いとやらの
教育に携わっていた。私にそれを引き継いでほしいという内容だ」
「何て贅沢なヤツだ。魔法の研究の認可が下りただけでも
 快挙だというのにそれ以上を望むとは」
フリーレン『それってすごいことなの?』
ゼーリエ「大陸最大の統一帝国が魔法の研究と軍事転用を始めるということだ」
「周辺諸国が黙っていない。わずか数十年で魔法は大陸中に普及する」
「人類の誰もが魔法を使える時代がやってくるんだ。
これは遠くない未来に人類が魔王軍に抗う力を
手に入れることを意味する」

ゼーリエ「誰もが魔法を使える時代だと?魔法は特別であるべきだ。
才ある者以外に教えるつもりはない」
「こんな物を寄越すとは。フランメとは
最後まで分かり合えなかった」

フリーレン『師匠は「ゼーリエは怒って遺言状を破り捨てるだろう」って言っていたよ』
『それでも伝えておきたかったんだって。夢が叶ったよって』
『よく分からないよね』

ゼーリエ「誰もが魔法を使える時代はフランメの夢だった」
「あの子もきっと初めは人類のためとか魔王軍に抗う力とか、そんなものはどうでもよかったんだ」
「あの子のお気に入りの魔法を知っているか?」
「花畑を出す魔法。何の役にも立たないくだらない魔法だ」
「あの子は本当に魔法が好きだったんだ。世界中の人がそんな魔法を
使えるようになってほしいと本気で願っていた」
「虫唾が走ったよ」
「まるで女の子みたいな可愛い夢だ。でも実際にそうだったんだよ」
「これはあの子が私よりもずっと背の小さな小娘だった頃に語った夢物語だ」
「正直私はそんな時代はずっと先のことで、あの子には実現不可能なことだと思っていた」
あの子は私にとっては無にも等しいような短い人生で、人類の魔法の開祖にまで上り詰めた」
フリーレン『師匠はいつも判断がとても早かった。まるで何かに急かされているみたいに』
ゼーリエ「人間には寿命がある。私達よりも死に近い場所にいるんだ」
「人生には重大な決断をしなければならない時がいくつもあるが、
あの子たちはそれを先送りにはできないんだ」
「私達はそれを百年後にやっても二百年後にやってもいい。
千年ほったらかしにしたところで何の支障もない」
「私達の時間は永遠に近いのだから」
「フリーレン。人間がおよそ文明と呼べるものを築き上げてから長い年月がたった。
これから先は時代が加速するぞ」
「たった千年だ。たった千年で人間の時代がやってくる」
「私達(エルフ)は人間に追い抜かれる」
「鍛錬を怠るなよフリーレン」
「お前を殺す者がいるとすれば、それは魔王か」「人間の魔法使いだ」
フリーレン『楽しみだねゼーリエ。これから先たくさんの魔法使いと
色々な魔法が見られるんだね』

★ ユーベル『確かに私は未熟な三級魔法使いだ。デンケンやヴィアベルよりもはるかに弱い。
けれどもゼンゼ相手なら勝てると思うよ』
『私の得意魔法はこれ』
『“大体なんでも切る魔法”レイルザイデン』
『私が切れると思ったものは何でも切れるし切れないと思ったものは全く切れない』
ユーベル『みんな頭を使い過ぎなんだよ。髪は切る物でしょ』

★メトーデ『魔法使い同士の戦いはジャンケンのようなものですからね。
ただし手数が無数にあり極めて複雑で難解なジャンケンです』
   (山田風太郎の忍法勝負を連想しました)

★ハイター『フリーレンは感情や感性に乏しい。それが原因で困難や行き違いが起こることもあるでしょう』
『でも一つだけいいこともあります』
『その分だけきっと、フリーレンはあなたのために思い悩んでくれる。
彼女以上の師はなかなかいませんよ』

★ゼーリエ『異例には異例を。第三次試験は私が担当する。
平和的に選別してやる』
レルネン「それに私はフリーレン様を試すような器ではありません。一目見て分かりました。
彼女は魔力を制限しています」
「絶大な魔力です。ゼーリエ様に匹敵するほどの」
ゼーリエ『その実用的でない技術にフリーレンは生涯を捧げた。魔族を欺くために』
ゼーリエ『結局あの子にも見えなかったか。私の魔力の“揺らぎ”が』
(制限してフリーレン並とか言う化物)

★「第三次試験の内容は大魔法使いゼーリエによる面接です」
フリーレン『ヒンメルたちと出会わせてくれたのは師匠が教えてくれたくだらない魔法だよ』
『それからゼーリエ。フェルンも同じように不合格にするつもりだろうけれども多分それはできないよ』
『あの子はゼーリエの想像を超えるよ。人間の時代がやってきたんだ』
ゼーリエ(何が想像を超えるだ。私の魔力を見て立ち竦んでいる。他の受験者と何ら変わらん)
『…待て。お前、何が見えている?』
フェルン「…揺らいでいる」
ゼーリエ『…フェルンとか言ったな。お前私の弟子になれ』
フェルン「え、嫌です」「私はフリーレン様の弟子です」
『フリーレンの入れ知恵だな』
『私は有望な魔法使いを見逃すほど馬鹿じゃない』 『合格だ』

★ゼーリエ『宮廷魔法使いのデンケン。お前のことはよく知っている』
デンケン「それは光栄だな」
ゼーリエ『軍所属の魔法使いのたたき上げが今や北側諸国で最も権力を持った魔法使いだ。その美談はよく聞く』
ゼーリエ『お前 私を見た時どう戦うか考えただろう?』
デンケン「…ほんの一瞬だけだ。すぐに諦めた」
ゼーリエ『合格だ。まだ燃えている。普通は戦うだなんて発想は湧かない』

★ゼーリエ『合格だ』
ユーベㇽ「んー?まだ何も話していないけど」
ゼーリエ『会話が必要なのか?』
ユーベㇽ「それもそうだね」
(訳わからない女性ユーベㇽ)

★ゼーリエ『…お前ふざけるなよ』
ラント「何が?」
ゼーリエ『これは一級試験だぞ。試験会場に一度も来ないバカがどこにいる?』
ラント「一応この通り生身の僕も試験会場に来ているよ。じゃなきゃ不参加で…」
ゼーリエ『この試験期間中本体は故郷の村から出ていないな。今はのんびりティータイムか』
ラント「…驚いた」「ユーベルにもバレなかったのに」
ゼーリエ『実にいい度胸だ。合格』

★ゼーリエ『…お前私を見てどう思った?』
メトーデ「…ええと、小っちゃくて可愛いなと思いました」
ゼーリエ『今年の受験者はどうなっている。合格だ』

★アイゼン「ヒンメル。俺たちは一刻も早く
魔王を倒さねばならん。こんな小さな人助けに何の意味がある?」
ヒンメル『確かに小さな人助けだ。きっとこんなことをしたって世界は変わらない』
『でも僕は目の前で困っている人を見捨てるつもりはないよ』
フリーレン(大丈夫だよヒンメル。世界はちゃんと変わっている)

★フリーレン『ヒンメルってさ、すごくあっさり人と別れるよね』
ヒンメル『でも旅を続けている以上また会うことだってあるだろう。涙の別れなんて僕たちには似合わない』
『だってまた会ったときに恥ずかしいからね』

フェルン「ずいぶんあっさり別れますね」
フリーレン『また会ったときに恥ずかしいからね』

(フリーレンの中には沢山ヒンメルが残っている)

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悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

原作は「七夕さとり」によるライトノベル。
「小説家になろう」で 2018年 6 月から連載中。

 小説    既刊6巻
 コミック 既刊4巻
アニメは 2024年1月9日 - 3月26日 全12話 放映

乙女ゲームの悪役令嬢・ユミエラに転生した主人公。
魔王を倒した後に登場する裏ボスの設定だった。
倒される結末を回避する為にレベル上げを徹底した結果
王立学園入学時にレベル99に到達してしまう。
平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来はどうなるか?
本来のヒロインアリシア、エドウィン王子、学友二人、ユミエラ合計5人が
魔王討伐に向かう。

第1話 裏ボス、学園に入学する
第2話 裏ボス、実力を見せる
第3話 裏ボス、お城に招かれる
第4話 裏ボス、野外演習に出る
第5話 裏ボス、話し相手が出来る
第6話 裏ボス、武術大会に出る
第7話 裏ボス、ダンスに挑む
第8話 裏ボス、ドラゴンに出会う
第9話 裏ボス、敵国に勧誘される
第10話 裏ボス、ダンジョンにもぐる
第11話 裏ボス、告白される
第12話 裏ボス、魔王と戦う

★登場人物

ユミエラ・ドルクネス
闇属性魔法を使う、乙女ゲームの悪役令嬢であり「裏ボス」設定。
前世は日本の女子大生。
黒髪という理由で、周囲からは敬遠されている。
基本無表情で喜怒哀楽が乏しい。
平穏な学園生活を望んでいるが、トラブルが押し寄せる。

パトリック・アッシュバトン
辺境伯家出身、戦闘での指揮能力が高く、クラスメイト達からの人望は厚い。
ユミエラの常識外れな行動に振り回されがちだが、
周囲に嫌われやすい彼女をフォローする好青年。

アリシア・エンライト
物語の舞台である乙女ゲームのヒロイン。貴重な光属性魔法の持ち主。
基本的に明るく人懐っこく邪心などはない。しかし、考え足らずな部分があり、
貴族主義社会で生きている平民という自身の立場をよく理解できていない。

エドウィン・バルシャイン
乙女ゲームの攻略対象のひとり。バルシャイン王国の第二王子。
剣と魔法を両方使いこなせる魔法剣士。物腰は柔らかいが、ユミエラがレベルをカンストしていることを信じられず、彼女には厳しく当たる。
剣と魔法を両方使いこなす魔法剣士。

魔王討伐に向かった5人、ユミエラ以外は相手にならない。
魔王は王国と魔王に関する真実を語り始める。
初代国王が力の強さを恐れ、裏切りの濡れ衣を着せて封印した、というのが真相である。
激闘の末ユミエラは魔王を倒す。

媒体によって討伐メンバ-、原作ヒロインの扱いが違ってくる。
web版では3人死亡(原作ヒロインも)
小説版では全員生き残るが3人幽閉(原作ヒロインも)
テレビアニメ版では全員生き残るハッピ-エンド。

テレビアニメ版では、魔王討伐後シナリオの強制力に操られたアリシアがユミエラを襲う。
ユミエラに焚き付けられたエドウィン王子がアリシアに向かって愛を告白。その結果シナリオの強制力は効力を失った。

テレビアニメ版第1話Aパートでアリシア達をメインとしたオリジナル展開が描かれている。
原作第1巻だけでテレビアニメは終わってしまった。
続編は作りにくい展開でしょうか。

アニメは適度にお話を膨らませて、ハッピ-エンドに纏めました。
ユミエラがエドウィン王子を焚き付ける、棒読みのセリフには笑ってしまいました。
どの場面でも冷静、無表情なユミエラ、EDのミニキャラ等楽しませてもらいました。
視聴後あまり考えさせてくれませんが、面白かったのでまあ良しとします。

以下王様との対話、ドライ、あっさりユミエラのキャラクタ-が生きてます。

国の剣となってくれ>盾として頑張ります
好きなものをやろう>いらないです
王子と結婚して>ヤダ

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佐々木とピーちゃん

原作はぶんころりによるライトノベル。
「小説家になろう」「カクヨム」で 2018年12月から連載中。

 小説   既刊8巻
 コミック 既刊3巻
 アニメは 2024年1月5日 -3月22日 全12話 放映

シーズン1は、原作2巻までの内容を元にしてアニメ化された。
2024年3月24日には、シーズン2の制作決定が発表された。

中年の社畜サラリーマン・佐々木が
癒やしを求めてペットショップで購入した文鳥ピーちゃんは異世界から転生してきた
賢者・ピエルカルロだった。佐々木はピーちゃんと契約して魔法を使えるようになる。
ピーちゃんのいた異世界との交易を始める。
会社からの帰宅途中、襲われていた女性・星崎を氷の魔法を使って助ける。
星崎は「内閣府超常現象対策局」に所属する異能者で、半ば強制的に対策局に
転職することになる。
スロ-ライフを望む佐々木だが異世界と現実世界のトラブルに
巻き込まれて悪戦苦闘していく事になる。

第1話    現代と異世界
第2話    初仕事とパートナー
第3話    戦とお嬢様
第4話    王子と賢者
第5話    魔法中年と三つ目の世界
第6話    面談と接待
第7話    武力と政治力
第8話    疑念と観光
第9話    処刑と交渉
第10話   価値と尊厳
第11話   妄想と攻略
第12話   現代と異世界と四つ目の世界

★登場人物

佐々木
冴えない39歳の会社員だったが 「内閣府超常現象対策局」へ転職となる
スローライフを目指す、未成年キラー(少女 幼女)

ピーちゃん
人間の言葉を理解し喋る事が出来る文鳥。異世界から転生した魔法使いで本名は
「ピエルカルロ」。前世では「星の賢者」と呼ばれていた。

星崎さん
「内閣府超常現象対策局」の局員。佐々木の先輩であり上司にもなる。
厚化粧をしているが現役女子高生

二人静(ふたりしずか)
「内閣府超常現象対策局」と対立する異能力者の組織の一人。触れた相手の生命力を
吸い取ることができるエナジードレインの異能を持つ。
常人を超越した身体能力、再生力、寿命を持ち、見た目は年若い少女だが、
実年齢は三桁と目されるロリババァ。「内閣府超常現象対策局」へ転職する。

魔法少女マジカルピンク
アニメに出てきそうな派手な色の髪と可愛らしい服装だが、ホームレスの少女。
家族・友人を殺されたため、所属に関係なく異能力者全員を
殺すことを目的に動いている。

お隣さん
佐々木が暮らすアパートに住み、佐々木の1つ隣の部屋に暮らす中学生実母から
虐待を受けている。佐々木を慕っている。

十二式
遥か宇宙の彼方からやってきた高度な技術力を持つ機械生命体が製造した
地球人型アンドロイド。シーズン2から登場となるでしょう。

アニメは原作をソフトにした感じで原作にはほぼ忠実でした。
異世界・魔術・異能力者・サラリーマン社会・異世界とのビジネスと題材は
てんこ盛りでスケールも大きく、話も要り組んで楽しく視聴しました。
荒唐無稽、出鱈目、物語が広がりすぎの評価も有りましたが、何でもありの
疾走感を評価します。
異世界であれ戦闘中であれ基本はビジネス敬語で通す佐々木。
声優は杉田智和さん、懐かしいですね。
涼宮ハルヒの憂鬱(2006年 – 2009年、キョン役)
翠星のガルガンティア(2013年、チェインバー役)
恋愛要素は薄く家族愛が中心?。
佐々木の周りには少女、幼女が集まる。高校生(星崎さん)中学生(お隣さん、子爵の娘)
小学生(二人静、外見のみ実年齢は3桁)
強力な異能力とメンタルの強さを持つ二人静も魅力的。
ボス(元)と二人静の会話
「静ちゃんもしかしてパパ活しちゃった」
「いかんせん身内からの当たりが強くてのう。パパ活してもうた」
「まじか。もう戻るつもりはないの」
「できれば戻りたくないの」
「下手に敵対されても面倒だしそれなら今日でさようならかな」
戦闘中に、こういうこと言い合える関係は洒落てます。

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