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読切短編小説「シュレーデゲンの穴」  V.オーマー / 白田英雄

http://sf-fantasy.com/magazine/novel_s/v-ohmor/HolesOfSchroedegen.html  回転するカーのブラックホールの周りでは、時空が引きずられて歪むことが 知られていますが、それを確かめる実験に挑戦した博士の命運は……  V.オーマーさんの描く、新作ハードSFショートショートをどうぞ。

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●編集後記

 8月中旬にひどい感染性胃腸炎を発症し、2週間ほど下痢症状が続き4kg痩せ ました(汗;)  9月の始めは毎年恒例の大腸スコープ検診です(泣;)ついでにカミさんも同時 期に足の小指を骨折して、ブンブン怒っております。夫婦そろって厄年か(泣;)  残暑厳しい折、読者の皆様もお身体ご自愛下さいませ。                                       雀部陽一郎 (監修/書評子)  お盆休みの時期に山形の温泉に行ってきました。  折れた肘がまたたくまによくなった、と伝えた僧侶の話を聞いた人が開祖と なったという伝承のある、 肘折温泉というところです。  ちょっと秘湯っぽい感じがよかったです。  温泉旅行の前後でゆっくりとできたおかげで、 今回は編集が進みました。                          おおむらゆう (編集)  アポロ11号、1969年7月21日の前後はひたすらテレビ中継を観てました。残念 ながらどのあたりを観ていたのか流石に憶えていないのですが、その頃は宇宙 旅行はすぐにも実現すると思ってました。  時は流れ、紆余曲折を経てアルテミス計画が再び有人宇宙船を月に送ろうと しているそうです。人類は前へ進む歩みを止めていないんだ、まだ大丈夫だと 久々に嬉しくなるニュースでした。アポロ(太陽神)から双子の妹アルテミス (月の女神)なんですね。                福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)                      

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著者インタビュー『七十四秒の旋律と孤独』 久永 実木彦先生

http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/220801.shtml  第八回創元SF短編賞を受賞した表題作を含む『七十四秒の旋律と孤独』は、 第42回日本SF大賞最終候補に残り、惜しくも大賞は逃しました。その作者であ る久永実木彦先生に、創作の原点や、実はマンガ家になりたかった話とか愛猫 の「おやつ」についてもおうかがいしました。

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連載長編小説ようこそ大宇宙へ! 超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く 稲葉小僧

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_l/inaba/part41.shtml  銀河間空間を跳んでいるガルガンチュアが見つけたのは、とある惑星にぶっ 刺さった初期の頃のフロンティアに近い巨大宇宙探査船シリーズの一隻だった! トリスタンと名付けられたその巨大探査艇が開発していた超銀河団駆動システ ムにより、さらなる展開が…… —–以下著者より 実際に超銀河団を渡るような生命体がいるとすれば、それは地球を始めとする 惑星や衛星が命を持つような、タンパク質生命体では意思も動きも把握できな いような、生命維持活動が極端に長い(意識する時間も長い)生命体、シリコ ンの塊 や巨大な岩塊が生命を持つような、そんな生命体でしょうね・・・ ちなみに、こんな話を書いてるおかげで、YoutubeでファンタジーやSFの思考 実験や設定の話になると、周りが引くくらいのブッ飛んだ思考実験をやってし まうクセがついてしまいました(笑)

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特別ブックレビュー「小林ひろき自作を語る」 小林 ひろき

http://www.sf-fantasy.com/magazine/bookreview/220801.shtml  「アニマ・ソラリス」に投稿している作家さんは、いったいどういう人なの だろう?という疑問にお答えする新企画第二弾。今号にも「SFの小箱(4)タ イムパラドックス」が掲載されてますが、そもそも「アニマ・ソラリス」に投 稿された要因とかSFへの興味の原点等についてもうかがっています。

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読切短編小説「SFの小箱(4)タイムパラドックス」 小林ひろき

http://sf-fantasy.com/magazine/novel_s/h_kobayashi/small_box_4.html  今号までに30作超の作品を投稿して下さっている小林ひろきさん。 この世界に身の置き所が無いと悲嘆に暮れている若者の元に訪れた未来から来 た息子。やるせないお互いの想いとその結果を描いた一編です。

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編集後記

 日本では猛威を振るっているコロナ変異株ですが、世界的に見ると一時のピ ーク時よりは患者数は少ないんですね。はやくおさまって「昔、コロナ禍とロ シアのウクライナ侵攻と気象異常が同時に来た時代があってな」と昔話にした いものです(汗;)                      雀部陽一郎 (監修/書評子)  BA 5株 による第7波がピークアウトする前にBA 2.75株、通称ケンタウロスが 置き替わるのではないかと言われています。  せっかく春先から世間の動きも活発になってきたのですが、 あまり明るい未 来が見通せないのがつらい今日このごろ。  今回、ちょっと手を抜いて英語版のトップのダイジェスト部分の翻訳にDeepL を使ってしまいました。 いつものへぼな訳よりはいく分マシになってるかもし れません。                          おおむらゆう (編集)  神保町の岩波ホールが7月29日に閉館したそうです。学生の頃にタルコフス キーの作品の数々や「木靴の樹」「旅芸人の記録」「トロイアの女」「家族の 肖像」等々長く思い出に残る作品を観せてもらった映画館でした。  自分でも意外なのですが「惑星ソラリス」以外で強く印象に残っているのは 「トロイアの女」のイレーネ・パパスのヘレネのすんごい眼力と「木靴の樹」 のやさしい光。映画館で観る機会はもう無いのでしょうね、残念です。                福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)                 「Flying Trinity~別名Fling Madness 別アングル」 前回 ~Perfect Inertial Material/完璧な慣性物質(仮)~ 質量はあるが、重力の影響を全く受けない物質と言う意味です。 重力の影響を受けないのに質量はあるので、自転している星の上では星の遠心 力により上空へと慣性が働きます。と考えてみたのですが、遠心力は惑星の地 軸に対して垂直に働くので、赤道付近を離れると機体は斜めに傾いてしまいま … 続きを読む

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著者インタビュー『貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持』 平谷 美樹先生

http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/220701.shtml  平谷先生の《貸し物屋お庸》シリーズが出版社を変えて再開されたというこ とで、今回も大和書房の長谷部さまを交えてインタビューをお願いすることに なりました。  新たな登場人物、今後の展開等々についてもうかがうことが出来ました。

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連載長編小説「ようこそ大宇宙へ! 超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く」 稲葉小僧

http://www.sf-fantasy.com/magazine/novel_l/inaba/part40.shtml  とある惑星に不時着した搭載艇に乗っていた知性体。文明の発達を待つため に冷凍睡眠に入る。それから数万年後、かの搭載艇が埋まった大地を掘り起こ そうとする考古学者が居た。それが天地を揺るがす騒動の元になるとも知らず ……。いや、薄々感づいていたのかも(笑) —–以下著者より  始めの方を読んで頂くと丸わかりだと思いますが、これもアニメネタ(どっ ちかと言うと、漫画の方が大きい)です。  元ネタは、そのものズバリ、横山先生「バビル2世」ですね。  設定とかはアニメより漫画版を元にしてますので、アニメの方が好きな方に は違和感あると思います。  あ、書いてて気づきましたが、元々、ようこそ大宇宙へ!・・・の方がアニ メや 漫画のバビル2世に近いかな?(超絶的な体力や技、そして超能力の持ち 主が、平和と自由のためにあっちこっち行って戦うというバビル2世の原作漫 画は、そのまんま、楠見とガルガンチュアクルーの設定だ(笑))  後少しで、超銀河団への挑戦が始まります(笑)

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特別ブックレビュー「稲葉小僧自作を語る」 稲葉小僧

http://www.sf-fantasy.com/magazine/bookreview/220701.shtml  「アニマ・ソラリス」に投稿している作家さんは、いったいどういう人なの だろう?という疑問にお答えする新企画です。初回は、《ようこそ大宇宙へ!  超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く》シリーズでお馴染みの稲葉小僧さん。知 り合ったのは、もう30数年前と、語れば長い話になります(笑)

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