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カテゴリー別アーカイブ: 04_絵本
桂三枝の落語絵本シリーズ(7) さよなら動物園
作:桂三枝 絵:黒田 征太郎 出版社:アートン 本体価格:1,500円 ISBN:4861930448 桂三枝先生の落語絵本シリーズは環境をテーマにしていて、小さい子供さんはわかりにくいのじゃないかなと思います。読ますから環境がそろそろわかってきた9歳、10歳の子どもたちがいいんじゃないかなと思います。 舞台は閉鎖される前の動物園、情報仕入れ係りのチンパンジーがゴリラの関西弁で話かけてきてきます。深刻な話なのだけど、2頭が関西弁で話すので少しは場を和らげる効果はあったのでしょう。チンパンジーとゴリラの会話はむねをちくちくさします。そして決定的なのが、大文字に書かれている「人間のオモチャみたいじゃないですか」確かに私たちは動物の考えが言葉ではわかりません。動物園にいるのは他の国で捕獲した動物を飼育しています。もともとは野生だったものを研究のため子供に喜ばすためとつれてきています。 「人間のオモチャ」となっていますね。でもそれをどうすることもできないのですよね。 どうしたらいいでしょう。今後何回か姪っ子とお話して回答ができたいいなと思います。 シリアスな絵本だったけど、最後のおちもぴりりと効いているものの笑えます。
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じぶんの木
作: 最上一平 絵: 松成 真理子 出版社: 岩崎書店 本体価格:1,300円 ISBN:4265070280 むねにじーんとくるお話ですね。人には老いがきて病気になって死んでいく。それを絵本にすればこんなふうになっていくのですね。わたるのひいじいちゃんの伝じいも自然の摂理にはかなわない。でもじぶんの木というのがあれば、なんらかの救いがある気がしました。伝じいとわたるのような関係があったなら、親子で惨殺といったおぞましい事件がなくなるのにね。わたしもじぶんの木は一生探せないかもしれないけど、じぶんの木にまけないように頑張りたいです。
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桂三枝の落語絵本シリーズ(1) 美しく青き道頓堀川
作: 桂三枝 絵:黒田 征太郎 出版社:アートン 本体価格:1,500円 ISBN: 4861930111 題名は美しく青きドナウをもじってつけられたものですね。この道頓堀川には阪神が優勝したときには人間がふってくるわ白い服をきたファーストフードのおじさんはふってくるは自転車は川底に沈んでいるわで、汚れた川のイメージしかありません。そこにカメがすんでいていろいろ環境批判や皮肉をいうのですが、最後には川が綺麗になっているのですよね。その前に大きなおちがあります。私たちはこの大きなおちになることなく、いろいろな魚やかめが普通にすめる川にしたいですね。
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デパートいきタイ
作・絵:長野 ヒデ子 出版社:童心社 本体価格:1,300円 ISBN: 4494005703 なんでも好奇心をもっているせとうちたいこさん今回はデパートにやってきました。○○たーい○○たーい。たいこさん探すのは姪っ子と同じぐらいでしたが、一度読み終わってから黄色のシャツきて、緑のずぼんをはいている男の子はどこと聞いたら、姪っ子すばやく探してくれました。さすが小学4年生小さい頃と違って探すのも早いねといったら、得意そうに笑っていました。他にもいろいろ探しあいっこをしてたのしみました。
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いのちのおはなし
作:日野原重明 絵:村上 康成 出版社: 講談社 本体価格:1,300円 ISBN: 4062137933 10歳の姪っ子に読んであげた絵本です。10歳の子どもたちの教室に95歳の日野原先生がいのちとはという簡単なようでいて難しい問題を子どもたちにお話します。最初に聴診器で心臓の音を聞かせて、自分たちそれぞれが生きていることを教えていのちとはとお話します。10歳の姪っ子は話の内容はわかったかどうかわかりませんが、わたし自身生きづらい人生を送ってきただけにこの絵本を読んだ後心地よさというかあります。 100年前に生きていた人は死んでいて、100年後に生きてはずの人はいなくて、今現在地球の上に立って心臓が動いている、息をしている、歩いている、今の瞬間を生きていることこそがいのちなのだなと思いました。 恥ずかしながら日野原先生今まで知らなかったので、子どもの絵本でこれだけ感動できるのなら、大人向けに書かれた本ならもっと感動するだろうと思って日野原先生の著書を読みたいです。
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はるをさがしに
作・絵:亀岡 亜希子 出版社:文溪堂 本体価格:1,500円 ISBN: 4894233886 春になりオコジョのタッチイがくまさんを起こそうとするけど、あたりはまだ雪でなかなかくまさんは起きません。タッチイは自分でできる範囲のことでがんばるけど。。。心が暖かくなる話ですね。タッチイのくまさんを思う優しさ。そしてじょじょに冬から春にかわっていく風景。タッチイの身体の色の変化もこの話の重要ポイントです。 それにもう一つ、この絵本で気に入ったものはパステルで描かれたものですね。公民館活動で油絵教室というのがあって、参加していたした。だけど、べたべたした油絵よりもパステルの方が私にあっていたのでずっとパステルで描いていました。その同じパステルで、タッチイが花を持っている絵をみて、とっても好き。私もこういう絵描きたかったなぁと思いました。 この作品のポストカードがあれば欲しいですね。
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やさいのちいさなようせいたち
やさいの形にあったようせいたちが一ページごとに物語をつづります。特に気に入ったのがピーマンのようせいが気持ちよさそう。ピーマンを半分に切って、空洞部分をお風呂にするなんて、こどもが夢の中で想像するみたいで気持ちいい。もし世界中のこどもがピーマンのお風呂にはいるぐらい小さくなって、この絵本を読んだら、半分ぐらいの子供がピーマンをお風呂にするかもしれませんね。後の物語もやさいの特性をいかした話ばかりです。もし本屋か図書館で見つかったなら子どもさんに読んであげてください。
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ランスロットのはちみつケーキ
作・絵:たむらしげる 出版社:偕成社 本体価格:1,000円 ISBN: 4033313109 こどもはこういう絵本喜びますね。ランスロットがへんてこなロボットジゴジゴピーをつくってはちみつケーキをつくるところからちょっとだけおちがわかりました。でもおちがわかってもたのしければいいのです。偶然にもはちみつケーキをつくる材料のかずかずと偶然のであいがあってもたのしければいいのです。このえほんのラストかざんのばくはつはちょっとだけ意外でした。うーんおいしそう、わたしもはちみつケーキ食べたいわと姪っ子が台所でホットケーキをつくるのは絵本を読んであげていたころからわかっていました(苦笑)。
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14ひきのぴくにっく
作・絵:いわむら かずお 出版社:童心社 本体価格:1,200円 ISBN: 4494006734 寒い冬がすぎ、太陽が柔らかくあたりぽかぽかとこの絵本を読んでいるだけで気持ちよくなります。春のピクニックです。10匹の兄弟におじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさんで14ひき、この14ひきがとことこあるいてピクニックするだけなのですが、まわりの植物が、空想上で描かれたものじゃなく、実際に春の野原にある植物だから、植物の学習図鑑としても使えるのじゃないかな。姪っ子にも寝る前に読んであげて、日曜日晴れていたらこの絵本を持ってピクニック(姪っ子お手製おにぎりと卵焼きです)に連れて行ってくれるそうです。ちょっと怖くて(料理が・・・)楽しいピクニックになればいいなとおもっています。
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おなべおなべにえたかな?
作・絵:こいで やすこ 出版社:福音館書店 本体価格:800円 ISBN: 4834014630 別に悪気はないのです。おおばあちゃんのかわりにおなべのばんをしていたら、煮えたかどうか確かめるうちに、ちょろりちょろりとたべて、ついには・・・というお話なのです。 他の昔話にもよく似た話がありますね。最後には・・・になってしまったというもの。 でもここの話で気持ちよく終わらすにはまめとたんぽぽ(ここ大事)を煮詰めるのが必要なのですね。春の象徴といえるたんぽぽ(外国のSF作家でたんぽぽのお酒というのもありましたね)をいれることで、春らしい。季節にあったおなべができるのですね。でもたんぽぽ鍋って美味しいのかしら? レシピあったらつくってみたいですね。
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