カテゴリー別アーカイブ: 04_絵本

せかいいち大きな女の子のものがたり

作:アン・アイザックス 絵:ポール O.ゼリンスキー 訳:落合恵子 出版社:冨山房 本体価格:1,800円 ISBN: 4572003572  勇敢な男の子は物語の中にたくさんあるけど、ゆうかんな女の子は少ないですね。この本は西部開拓時代のよき伝統とちょっとした女の子のゆうかんさを書いた本です。  2歳のときに丸太小屋をつくったり、そんなのできないよ~と途中で姪っ子は笑いながら言ったけど、いいから面白いから聞いてと聞かせて、最後は「じごくのならずもの」のはなし女の子も大きかったけど熊も大きかった。女の子がどうなったかって?  それは読んでね。  本は実際に木に書いたというから驚き、紙の本なのに、木を持っている優しさが伝わってきます。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

まあちゃんのながいかみ

作・絵:たかどの ほうこ 出版社:福音館書店 本体価格:800円 ISBN: 4834013308  実際のまあちゃんはおかっぱ、友達二人はやや長め、まあちゃんは髪を長くしてどうなるかを想像して楽しみます。それが空想の中だけとはいえ、奇想天外なのですよね。姪っ子もこんなことあり~?(それでも楽しそうに、感情移入していたようです)と言いながら笑って聞いていました。髪が長くて苦労しそうなのに、空想の妹たちまで連れてきて、読んでいて楽しいです。女の子向けのお話ですね。男の子が気に入るかはわかりません。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ぽとんぽとんはなんのおと

作:神沢 利子 絵:平山 英三 出版社: 福音館書店 本体価格:800円 ISBN:4834001369  2月か3月に読めば雰囲気でてきますね。寒い冬から少しずつ少しずつだけど、春の音や気配がわかります。子どもがそれは何かと聞くたびにおかあさんくまは答えていって、その答え方が癒しを感じますね。本そのものの内容は短いのですが、おかあさんくまと2頭の親子の愛情が伝わってきます。布団の中でおかあさんくまとこぐまの冬ごもりごっこをしました。ぽとんぽとんは何の音?  姪っ子は答えを知っているくせに目をきらきらしながら聞いてきます。2.3歳ぐらいの子どもさんぐらいからわかる絵本だと思います。良本です。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

歯いしゃのチュー先生

作・絵:ウィリアム・スタイグ 訳:内海 まお 出版社: 評論社 本体価格:1,300円 ISBN:456600290X  歯医者は痛い苦しいものだと思っていたものが、チュー先生のは歯医者で治療されて楽しそうだなと不思議に思っていまいます。小さな動物、草食動物はいいのですが、ねずみにとって危険な動物はみません。食べられちゃったら嫌ですからね。そんなとききつねがきて、姪っ子に最後はチュー先生も奥さんも食べられちゃうのだよ。それが食物連鎖というものだと言ったら怒ってそんなことないもんと早く次のページが読みたいといってきます。そしてラストの落ちでよかったと姪っ子は笑っていました。全体に暖かい感じで心がなごみます。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

999ひきのきょうだいのはるですよ

作:木村 研 絵:村上 康成 出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社 本体価格:1,200円 ISBN:4893252992  春になって暖かくなってみんな起きだします。だけどもお寝坊さんが・・・そうかえるのおにいちゃんです。姪っ子はあーちゃん(おばさんのわたしをあーちゃんと呼びます)みたいだねとくすくす笑います。そして一緒に読んでいくとかめさん、とかげさん、てんとうむしさんと続きます。そして最後に出てくるのはな~んだ?  と先に読んで知っている私は姪っ子に謎をかけます。なかなかわかりません。前の絵本にも出ていたものだよとヒントを与えてやってあれだとわかったようです。春の日にみんな起きだして気持ちよくなる絵本ですね。のんびりしていて好きです。  本を読み終わった後、わたしが布団の中でおにいちゃんの役ではいっていると姪っ子がおきなさいとごっこ遊びをしました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

999ひきのきょうだいのおひっこし

作:木村 研 絵: 村上 康成 出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社 本体価格:1,000円 ISBN: 4893256246  あれ?  と思ったのが999ひきのきょうだいで、へびは怖いものと学習したはずなのに、おひっこしでは蛇を玩具にしています。きょうだいの続編かと思ったら、最初から読んで見るとこれは別の家族の物語ですね。とんびにおとうさんがつかまって、それを家族が助けようとして、こんなことないよ~と思ったのだけど、村上先生の絵の魔術でなんでもありの世界になるのですね。最後はめでたしめでたしでよかったです。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

999ひきのきょうだい

作:木村 研 絵:村上 康成 出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社 本体価格:1,000円 ISBN: 4893255584  999ひきってすごーい、数え切れない。みんなおたまじゃくしになっているのに一つだけ帰っていない卵がある。大きくなりたくないのかな? それともお寝坊さんなのかな?  姪っ子はわたしに聞いてきます。○○ちゃんはどっちだと思うと反対に質問してあげました。  そして他の兄弟に足がでてきても卵のまま、どうなっちゃうんだろうと思ったら、他のおたまじゃくしよりも大きくなりました。  蛇がおたまじゃくしを襲うところを姪っ子がはらはらしながら見ていたようですが、ぺーじを開くとあれれれ? といった展開になっていたので安心したようです。  この絵本を読んで今年は田んぼからおたまじゃくしをつれてきて飼うっていっているけど大丈夫かな?  無事かえるまで育ったらいいねと答えてあげました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

としょかんライオン

作:ミシェル・ヌードセン 絵:ケビン・ホークス 訳:福本 友美子 出版社: 岩崎書店 本体価格:1,600円 ISBN: 4265068170  表紙の優しそうなライオンの顔、ライオンはどこからきてどこにいくのかなど野暮なことききっこなし。ライオンがきたときは猛獣がきたとちょっとみんな怖がるかもしれないけど、きまりを守っていたらライオンでもはいれるっていいですね。ちょっとやんちゃな子供の擬人化ならぬ擬獣化かな。乱暴な男の子がいて、図書館で絵本の読み聞かせを聞きにきた話だと思いました。最後はまたこれるようになってよかったと思いました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ぼくのかえりみち

作・絵:東 力 出版社:BL出版 本体価格:1,300円 ISBN:477640317X 季節は緑の描き方から初夏から夏にかけてでしょうか。晴れた空の下で、新学期にも慣れてきた頃こういう遊びが楽しいのですよね。昔は子供だった大人でも一度はしたことのある遊びじゃないかな。私の場合は田舎の学校だったので白線なんかなくて、そのかわり石の上を飛び跳ねていましたね。 物語は白線の上を歩いていく無事に家に帰れるかという子供にしたら白線から外は危険と思っているからちょっとした冒険ですね。いろいろな障害もなんとか切り抜けて、でも最後は・・・男の子の笑顔がものすごくいいですね。この笑顔だけでも心が暖かくなります。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ちか100かいだてのいえ

作・絵:岩井俊雄 出版社:偕成社 本体価格:1,200円 ISBN: 4033316604 100かいだてのいえが面白かったので引き続きちか100かいだての家を読んでみました。 子供がよく遊ぶだんごむしとかせみの幼虫とか身近なものを10かいごとに置いているので喜んで見ていました。最初はうさぎさんで次は何かな~と次のページを少しずらして、次の動物のしっぽとかちょろりと出して、当ててもらうゲーム感覚で楽しみました。 そして最後のページでそれぞれのページで事前に作って用意していたものがところどころに見えるので、7色の宝石はどこで誰かつくっていた?とか100の黄金は?とか聞いて、クイズみたいに遊んでいました。幼稚園にあがるころに買ってあげたらより喜ぶと思います。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。