カテゴリー別アーカイブ: 04_絵本

100こめのクリスマス・ケーキ

作・絵:長尾玲子 出版社:福音館書店 本体価格:571円 ISBN:4834013367 『クリスマス・イブのおはなし』3部作の一つです。他に『あっちゃんとゆびにんぎょう』『サンタさんのいちにち』があります。サンタさんもいそがしいけど、ケーキ屋さんも忙しそうだね。なんといっても1日でケーキ100こもつくらないといけないのだもの。たいへんだなと思います。あっちゃんにケーキをあげちゃったから、ケーキやさんはケーキ食べられないのだね。でもあっちゃんからゆびにんぎょうもらったから、それだけで優しい気持ちになれるね。クリスマス・イブは、あっちゃんを中心にして、サンタさん、ケーキやさんで優しい気持ちになります。

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あっちゃんとゆびにんぎょう

作・絵:長尾玲子 出版社:福音館書店 本体価格:571円 ISBN:4834013375 『クリスマス・イブのおはなし』3部作の一つで、3冊同時に読んだのでいろいろな角度からクリスマス・イブがみれて幸運でした。長尾玲子さんの刺繍を読んでいたら心がやすらかになるのですよね。 このあっちゃんは、小さな女の子、ケーキやさんでケーキを買おうとしてもなかなか買えない。そこで…という話です。ちいさなちいさなクリスマスイブの日常だけど、あっちゃんがつくったゆびにんぎょうとか、美味しかったケーキをサンタさんにあげるとか、読んでいて心にぽっと灯りがともって優しい気持ちになります。こういうお話好きですね。

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ルルとララの天使のケーキ

作・絵:あんびるやすこ 出版社:岩崎書店 本体価格:1,000円 ISBN:4265062792 姪っ子が大好きなあんびるやすこ先生のルルとララシリーズです。今回は、天使が持ってきた天使の薬を混ぜて、空を飛ぶ勇気をだすという話なのです。いつものように強引にお菓子つくりに持ってきて、レシピが載っています。姪っ子はこのシリーズで摩訶不思議なお菓子をたくさんつくりました。でもせっかくチーズケーキをつくったのに、どのチーズケーキに天使の薬がはいっているかわかりません。本当の勇気さえあれば、なんでもできるという落ちで黄金のパターンでした。でもこのシリーズの本だんだん枚数が減っていくな。。。

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えっちゃんの森

作:あまん きみこ 絵:西巻 茅子 出版社:フレーベル館 本体価格:950円 ISBN:4577024586 フレーベル館ってアンパンマンの話ばかり出している出版社じゃなかったんだ。こんな楽しい幼年どうわを出しているんだと再発見した感じです。 女の子の1年生のえっちゃんを主人公にした4作品がはいっています。えっちゃんにたぬきのこどもがあいにきます。えっちゃんはたぬきのシールをいっぱい集めているって、でも本当は・・・・・・。うちの姪っ子も1年生のころは好き嫌いが多くて給食を残していたようですが、3年生の今、好き嫌いが少しなおってみんな食べているといいます。姪っ子のところにはうさぎさんシールばっかりでたぬきさんこないねと残念そうにいっていたけど、うさぎさんがくるよと言ったら喜んでいました。 一番印象に残ったのがだいちゃんぜみですね。なんでも少しだけならいいけど、だいちゃんみたいに限度を超えたら怖いことになるよと戒めの物語になっています。ちょっと怖い物語でした。

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あいさつ団長

作・絵:よしながこうたく 出版社:長崎出版 本体価格:1,500円 ISBN:486095260X 第1作給食番長からのファンです。姪っ子も給食、飼育と読んで、あいさつ団長も読みたいと思ったので手に入れました。 サムソンくんがなぜ人気者になったかわからない四人、先生がしっかりヒントを出してくれたというのに、彼らが考えた回答は……。普通じゃないですね。いや子供のことだからあいさつを大きくしたらいいと考えたのかな? そして結末がわかって、みんな仲直り。 どの絵本作家に負けない斬新な絵描きますね。パワーが本からはみ出しているような感じがします。わたしはこの絵風好きですよ。 給食、飼育、あいさつときてつぎはどんな話になるか楽しみです。4作目も待っています。

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飼育係長

作・絵:よしながこうたく 出版社:長崎出版 本体価格:1,500円 ISBN:4860952278 表紙からしておかしいです。にわとりはぱたぱた空を飛んでいるし、ひよこもどきは何やら不気味。うさぎ、うりぼう、かめ、ひつじと動物園で触れ合うことのできる動物たち総出演です。そして中身も表紙に負けずときどき可愛くて不気味な生き物がちょろちょろと・・・。さて本題にはいりますね。動物園にいってたまたまリュックサックの中にはいっていた動物を飼いだすのですが、餌だけたくさんあげて大丈夫かなぁと思ったら思ったとおりでした。動物園の園長、飼育係りのおじさんに叱られても素直に謝るところがいいですね。いまどきの子供にはない素直さです。まさお飼育係長もできれば将来動物園の飼育係りになれればいいと思います。

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給食番長

作・絵:よしながこうたく 出版社:長崎出版 本体価格:1,500円 ISBN:4860951921 給食番長というものだから、学級委員みたいに残さず食べるように指示するちょっとうとおしい優等生の子供かと思ったら、その逆でした。嫌いな食物は嫌い。校庭で場所とりのために嫌いなものはみんな残すのだ! という反対の意味の給食番長でした。 だから1年2組の給食はみんな残している。そこで給食のおばさんたちは。。。 昔懐かしい昭和の紙芝居(ちょっと違うかな)劇画風の絵は迫力満点、洗練されてなくてもいいのです。泥くさくてもいいのです。内容を読むとびしばし心に響いてきます。 個人的にはこういった本も好きですね。

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注文の多い料理店

作:宮沢賢治 絵:和田 誠 出版社:岩崎書店 本体価格:1,000円 ISBN:4265071023 賢治の話でも銀鉄に続いて読まれる方が多いのがこの本じゃないかなぁ。遊びで狩猟をやり、地位や名誉のあると思われる二人が料理を食べようとしていろいろ注文つけられる。 ところが…このところがのところが痛快ですね。普段人間界ではえらそうにしていても身を守るものがなければ何もできない。あまりにも有名な本でいろんな人が何度も何度も読んでいるけれど、この二人の紳士の真面目な滑稽さをみてはどきどきわくわくするのですよね。 注文の多い料理店の挿絵画家いろいろありますが、和田誠先生のが一番とっつきやすいですね。

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シンデレラ

作:シャルル・ペロー 絵:東 逸子 訳:天沢 退二郎 出版社:三起商行(ミキハウス) 本体価格:1,800円 ISBN:4895882071 子供には青い服をきたディズニーのシンデレラだけがシンデレラだとは思わせたくないのでミキハウス発行の正統派シンデレラを読んできませました。 東逸子先生の落ち着いたそれでいて綺麗な絵に見とれ、天沢先生の訳で、より心を揺さぶり、読むにはちょっと長い絵本でしたが、子供は目をきらきらさせて聞いていました。 かぼちゃやねずみ、とかげを出して、立派な馬車や馬や御者にするところで、仙女と名づけ親の二種類がでてくるので子供はちょっとわかりにくそうで、仙女と名づけ親はどういう関係と聞いていました。 購入するのならこういう良本をお勧めしますね。

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ケーキやさんのゆうれい

作:ジャクリーン K.オグバーン 絵:マージョリー・プライスマン 訳:福本 友美子 出版社:フレーベル館 本体価格:1,300円 ISBN:4577034492 ケーキとゆうれい? この2つの変な組み合わせに興味を持ち読んでみることにしました。 街一番いや国一番といわれたケーキ作りの名人は3ページ目で死んでしまうしどうなることだろうと思いました。その後ケーキ職人がはいるけど、ゆうれいに追い出されてどうなることか……。でもねゆうれいとなったコーラ・リーのケーキをはじめ、追い出されたケーキ職人のケーキも美味しそうに思えるのだけどね。そしてしんうち登場これまた美味しそうなケーキを焼くのですよね。でも美味しいだけじゃ足らなかったのだよね。寂しさに対する優しさがかぎだったのです。 読んだ後でケーキ食べたくなった。それもとびきり美味しいケーキ。コーラ・リーとアニーのつくった優しさケーキ食べたいっ。

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