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カテゴリー別アーカイブ: 04_絵本
こんにちワニ
作:中川 ひろたか 絵:村上 康成 出版社:PHP研究所 本体価格:1,000円 ISBN:4569682030 中川ひろたか先生と村上 康成先生のゴールデンコンビがおくるこんにちワニです。 こんにちは と ワニ かけているのですよね。表紙をみただけで楽しそうな絵本だなとわかります。小学3年生になる姪っ子もこの絵本をみてだじゃれが面白いのだよね。先生が読んでくれたけどみんな受けて笑っていたよと教えてくれました。ちなみに、姪っ子のお気に入りは「ジャンケンポンず あいこでしょうゆ」でした。あはははははと何も考えずに言葉と絵で笑えるから、言葉を覚え出したこどもさんにも受けるのじゃないでしょうか。
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からすの たまごにいちゃん
作・絵:あきやま ただし 出版社:鈴木出版 本体価格:1,200円 ISBN:4790251691 「たまごにいちゃん」にでてくるからすは完全に悪役ですが、そのからすにはこんなたまごにいちゃんの時期があったとはびっくりです。うちの姪っ子は「たまごにいちゃん」から読み出して、図書館で「からすのたまごにいちゃん」を見つけたときこんなのもあるって喜んでいました。「たまごにいちゃん」も「からすのたまごにいちゃん」ももう身体は成長しているのだけど、ままのところにいたいという赤ちゃん的要素があるのですよね。それを割ることに一種の成長痛があるところが子供に共感できるのじゃないかな。からすのたまごにいちゃんも同じような経験をしたから親切に卵の殻を割った方が楽しいのになといえるでしょうね。
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わたしはあなたをあいしています
作・絵:宮西 達也 出版社:ポプラ社 本体価格:1,200円 ISBN:459109801X 宮西先生のティアノサウルスシリーズ大好きでずっと読んできました。今回は前半と後半に山となる物語が2つあって、一つの絵本なのに物語を2つも書くなんてややこしいなと思いました。それで絵本レビューをする参考に他の人の感想も読んで気がつきました。前半は言葉が通じて優しく言うけれど心がこもってなくて、その反対に後半の3匹とティラノは言葉が通じなくても心がこもっている。後半をよりよく見せるために前半の物語が必要だとわかりました。 でも、最後が今までの物語と違って、哀しく、あとくちが悪いかな。できれば3匹がちょっと眠っただけだと信じたいです。
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さかさのこもりくんとてんこもり
作・絵:あきやま ただし 出版社:教育画劇 本体価格:1,000円 ISBN:4774610860 家に「さかさのこもりくんとてんこもり」があるのを知った姪っ子は、「あーちゃん(わたしのことをあーちゃんと呼びます)面白い絵本持っているね。これ小学校でも人気なのだよ」と言っていました。 さっそく読んであげたら、最初のころは「おやすみ」は「おはよう」のことだと理解できますが(この子たちはこうもりなので、休むときもさかさ、だからしゃべる言葉もさかさなのです)、うんどうの時間ではたたいそうのところで姪っ子にもさせたのですが、あげる、さげる、みぎ、ひだりが反対なので最後はぐちゃぐちゃになってしまいました。 姪っ子他のこもりくんシリーズも読みたいというので他のも手にいれて読んであげることにしました。
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ねぎぼうずのあさたろう その6 みそだまのでんごろうのわるだくみ
作・絵:飯野 和好 出版社:福音館書店 本体価格:1,100円 ISBN:483402248X 表紙の絵みて、あさたろうがどろだらけになって戦っている図かなと思ったら、まめみそでした。今回の6も水戸黄門的で勧善懲悪にすっきり別れていて面白かったです。 浪曲歌えないから普通にしか読み聞かせできないけど、姪っ子は面白いらしく何度でも聞いて、そのうち自分で読みだして私の方が朗読上手だと言い始めました。 特に男の子のえーん、えーん ひっくひっくというところは感情こめて言っていましたね。 6の最初でにきちが置手紙(誤字だらけのね)していなくなったけど、次の7でにきちと絡んだちゃんばらがはじまるのかな? 7が楽しみです。
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しあわせの子犬たち
作:M・ラバット 絵:むかい ながまさ 訳:若林千鶴 出版社:文研出版 本体価格:1,200円 ISBN:458082055X 主人公の女の子は毎年夏になると農場にやってきて、おばあちゃんと暮らします。だけどもこの夏は少し違いました。コリー犬のエルシーのお腹が大きくなって、小さなちびちゃんたちを産むのです。犬のおさんの準備、毛布をあつめて、洞窟のように暗くしてあげる。そして2時間置きに小さなちびちゃんがほろりほろりと産まれてくる。私は主人公の女の子で犬の誕生の様子を聞いただけで、コリー犬のエルシーの中から羊水を破ったり、袋をやぶったりするのは怖くておばあちゃんにみんなさせてしまいそうです。でも怖いながらも誕生の瞬間をみてみたいです。 わたしもインコの夫婦を飼っていました。両方とも雛のうちから育てて手のりのいんこです。このインコの夫婦も春のはじめ卵を産んだのだけど、どっちが悪かったのかわかんなかったけど、雛は産まれませんでした。そして阪神大震災の翌年に生まれた12歳のまーちゃんは私が可愛がりすぎて力いっぱいにぎったら内臓破裂起こして私の手の中で死にました。だからもう雄を買ってこない限り雛の誕生を見ることができません。 そしてコリー犬エルシーの子供が生まれ、誰も教えていないのに乳首を探してちゅーちゅーします。人間も動物も一緒なのだなぁと思いました。生命力に満ちた夏すくすくと育つ犬の子供たち、すべてが眩しくて活気に満ちて、女の子は子犬を育てて一生の思い出になると思います。 子犬が大きくなり、子犬が幸せになるように飼い主探しです。日本だったらコリー犬産まれたらペットショップに直行でどんな飼い主にあたるかわかりません。この本の中でかれていた「ためし」にコリー犬を飼おうとする飼い主にでもあたったら、悲惨です。子犬のうちは可愛いから飼って、大きくなってこんなはずじゃなかったと保健所につれていかれるかもしれません。日本のペットショップも犬を売るだけじゃなく、子犬のためになるような制度をいれたらいいのになと思います。 コリー犬を飼いたいという人は多いけど、おばあちゃんが子犬のためにならないと思ったら断ります。よりよい子犬が幸せになる条件にあう人は少ないのです。でも心に傷ついて犬を必要としている人がたまにいて、子犬と相性があいひきとっていきます。心の傷のある人たちが子犬によって癒されることがあたたかく描かれていると思います。 私もセキセイインコのピッピピを飼ったときは数匹の中で一番愛嬌のいい、いってみればピッピピと一本の線で結ばれた縁のようなものを感じます。この子犬を育てることになった人達もきっとそうだと思いました。
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飼育係長
作・絵:よしながこうたく 出版社:長崎出版 本体価格:1,500円 ISBN:4860952278 表紙からしておかしいです。にわとりはぱたぱた空を飛んでいるし、ひよこもどきは何やら不気味。うさぎ、うりぼう、かめ、ひつじと動物園で触れ合うことのできる動物たち総出演です。そして中身も表紙に負けずときどき可愛くて不気味な生き物がちょろちょろと・・・。さて本題にはいりますね。動物園にいってたまたまリュックサックの中にはいっていた動物を飼いだすのですが、餌だけたくさんあげて大丈夫かなぁと思ったら思ったとおりでした。動物園の園長、飼育係りのおじさんに叱られても素直に謝るところがいいですね。いまどきの子供にはない素直さです。まさお飼育係長もできれば将来動物園の飼育係りになれればいいと思います。
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もりのおふろ
作・絵:西村敏雄 出版社:福音館書店 本体価格:800円 ISBN:483402315X 最初にライオンが一匹で洗っているのだけど、その表情がなんともいえない魅力的な表情しているのですよね。その後にぞう、わにと続くのですが、彼らの表情もいいんですよね。そしてごしごし しゅしゅ ごしごし しゅしゅという言葉も子供が喜びそうでGOOD! ただ姪っ子は9歳になっているのでこういうのは卒業しているのだけど、姪っ子の同級生の弟が幼稚園年少組なので、姪っ子が読んであげたら、喜んでいましたね。 おふろへどぼーん、ごくらくごくらく いいきもち!で終わっているので、自分もお風呂にはいってごくらくごくらくという風な余韻があっていいです。 でも実際にこれだけの動物と一緒にはいるのはちょっと怖いかな?
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モモちゃんのおくりもの
作:松谷 みよ子 絵:武田 美穂 出版社:講談社 本体価格:950円 ISBN:4062610558 私が小学生のころ松谷みよ子先生の本を読んで大きくなったものです。それが9歳になる姪っ子が読んでお世話になっています。今回の「ももちゃんのおくりもの」は、猫のプーの焼きもちが可愛い。その前に焼き芋屋のおばあさんにおいもととりかえっこしてあげるといってもいやんいやん。あかちゃんが欲しいといってもいやんいやん。ところが男の子にはあげるのよね。うちの姪っ子も最近流行りのサブタの恐竜時代を必死で家のものに頼んで買ってもらったと思ったら、恐竜好きの男の子に見せるつもりで買ったらしいのです。 小さな女の子でも中ぐらいの女の子でも、好きな男の子には、なんでもしてしまうのだね。 猫のプーには面白くないよね。
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おばけの地下室たんけん
作・絵:ジャック・デュケノワ 訳:大澤 晶 出版社:ほるぷ出版 本体価格:1,400円 ISBN:4593503906 おばけってこわがらすはずなのだけど、この絵本のおばけは反対にこわがっているぅぅぅぅ。ちょっとおかしい。前にもこのシリーズ読んだことありました。そのときもおばけなのにぜんぜん怖くなくて愛嬌があって可愛いおばけたちのファンになりました。 トランプをしているとどすんどすんどすん みんなテーブルの下に隠れて…もうおばけなのだからこわがらないのっ!(姪っ子談)そして地下室に探検。どすんどすんどすんの招待は何か? それは未読の人のために言いません。かわいいおばけたちにくすっでした。
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