日別アーカイブ: 2012年1月20日

ばんば憑き>坊主の壺

「ばんば憑き」 著者 宮部みゆき 発行所 角川書店 坊主の壺 最初に面白そうだと情報を得て、予約したのが六カ月前、図書館の人が忘れているのじゃないかと思い出した頃、やっと借りることができた。 まずは坊主の壺を、江戸の昔はコレラとかが流行ると衛生環境のよくない中、付近一帯に流行る。そのコレラが流行るのを察知して、お救い部屋(コレラの患者を入れるのではなく、家族がコレラにかかっても、幸いにして生き残ったものを入れておく施設)をつくる材木問屋の主。その主には実は秘密があった。 私は毎日一日一日が同じことの繰り返しで嫌気がきていたけれども、この坊主の壺に魅入られてみたいとは思いません。坊主の壺の二人の主人公、大旦那と、女中だけが、坊主を見ることができた。普通のものには壺にしかみえず、大旦那と女中だけが聖の僧を見ることができる。この僧のおかげで、コレラとかの最悪を排除できるけど、そのかわり夜、蛇かタコかわけのわからないものになるのはかなり嫌。 坊主の壺、お文の影、博打眼、討債鬼、ばんば憑き、野槌の墓とあるから、少しづつ風呂の中で読んでいって、少しづつ感想を書きます。

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