日別アーカイブ: 2012年3月7日

辛い飴>渋い夢

「辛い飴」(永見緋太郎の事件簿) 著者 田中啓文 発行所 東京創元社 渋い夢 大金持ちの地主がプロのジャスを聞きたくて、主人公たちを招きいれる。そこには超高いピアノが置かれていて、不思議とちょっとした楽器がなくなるという変事があった。 そこで超高いピアノがなくなった。この超高いピアノはドアを壊して、部屋の中に入れたという分解不可能のものである。関係者の思惑とか、いろいろ推理して、音楽探偵永見の推理が冴えるといったところです。 大金持ちの地主以外、ジャスとか音楽は環境をみだし、邪魔なだけと容疑者たちは思っていたところに、主人公たちの非常にうまいジャズで見直すって、ありがちな展開だけど、今まで主人公たちに感情移入していた読者はカタルシスを発見すると思います。

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