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「明治小説全集七」明治断頭台>おのれの首を抱く遺体

「明治小説全集七」明治断頭台>おのれの首を抱く遺体 著者 山田風太郎 発行所 筑摩書房 おフランス製の断頭台(ギロチンのことである)で首を切るのは少数で、大勢のものは昔からある刀で首を切っていた。そして断頭された罪人は丸い棺桶の中で首から上の頭の部分は自分で自分の首を抱くといった不思議な構図になっていた。そんなおり、肥につかった首なし死体が自分の首を抱いた遺体がみつかる。この章では次の話の前振りみたいなものになっています。 それよりも巫子エスメラルダの言葉が全編を通してカタカナなのでカタカナ文化に慣れていないわたしにとってはちょいと読みにくい。でもカタカナじゃなかったら、フランス女である必要なないわけだし・・・ぶつぶつぶつ。

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