月別アーカイブ: 9月 2012

「恋する絵画」>色あせたアイドル

「恋する絵画」怪異名所巡り6 赤川次郎著 色あせたアイドル 16歳の少年たちが肝試しに病院の廃墟を訪れた。そこで一人の少年に地下の霊安室のフダを取ってこいと言った。しかしアクシデントが起こって、地下に行った少年を残して、他の三人の仲間が逃げて行った。少年は行方不明になった。 それから12年後の話が本番となります。落ち目になったグラビアアイドルにその廃墟の病院に連れて行って、霊安室で一晩あかすというイベントです。その関係に昔逃げた三人が偶然?にも参加していて、物語れます。さてどうなるかが面白いです。 個人的に言うとネットとかテレビで廃墟を見るのは好きです。病院では廃棄された注射器や薬、錆びた門柱とか見ると昔の生きた人間が盛んに活動していたころと、この廃墟が妙に哀愁を感じることができます。でも安全な人間の手で作られたお化け屋敷は入りますが、廃墟には床が抜けそうで物理的に怖いのと、太古の昔から死者を恐れる本能的な恐怖で、廃墟にはいって精神の糸がぷっつり切れそうでいけません。でも本で読む分は大丈夫です。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

「恋する絵画」>幽霊予約、受付開始

「恋する絵画」怪異名所巡り6 赤川次郎著 幽霊予約、受付開始 妹親子が有名歌手のコンサートに行きたいというもので何度かパソコンでチケットとったりしていたのですが、回線が混雑していてなかなかできないということも何度かありました。赤川次郎先生の女の子がロックグループのチケットをとろうとしてなかなか通じないというのは十分実感できました。そして学校に行くのを進める邪魔な母親を殺して、逮捕されて、どうしても行きたくて窓から飛び降りて死ぬというのは表向きのワイドショー向けに発表された話。女の子は幽霊になるのですが、幽霊と仲のいいバスガイド町田藍(まちだあい)がかかわってくると、赤川次郎先生の本領発揮幽霊物でも推理小説になってしまうのですよね。 赤川次郎先生のはするする読みやすいので肩がこりません。幽霊物でも怖くなくて楽しめます。この怪異名所巡りシリーズも楽しいです。

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。