日別アーカイブ: 2012年9月29日

「恋する絵画」>色あせたアイドル

「恋する絵画」怪異名所巡り6 赤川次郎著 色あせたアイドル 16歳の少年たちが肝試しに病院の廃墟を訪れた。そこで一人の少年に地下の霊安室のフダを取ってこいと言った。しかしアクシデントが起こって、地下に行った少年を残して、他の三人の仲間が逃げて行った。少年は行方不明になった。 それから12年後の話が本番となります。落ち目になったグラビアアイドルにその廃墟の病院に連れて行って、霊安室で一晩あかすというイベントです。その関係に昔逃げた三人が偶然?にも参加していて、物語れます。さてどうなるかが面白いです。 個人的に言うとネットとかテレビで廃墟を見るのは好きです。病院では廃棄された注射器や薬、錆びた門柱とか見ると昔の生きた人間が盛んに活動していたころと、この廃墟が妙に哀愁を感じることができます。でも安全な人間の手で作られたお化け屋敷は入りますが、廃墟には床が抜けそうで物理的に怖いのと、太古の昔から死者を恐れる本能的な恐怖で、廃墟にはいって精神の糸がぷっつり切れそうでいけません。でも本で読む分は大丈夫です。

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