日別アーカイブ: 2013年1月29日

ビブリア古書堂の事件手帳>夏目漱石『漱石全集・新書版』

ビブリア古書堂の事件手帳 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ 三上延著 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店) 去年の8月に図書館に予約をいれて1月の後半にやっと読むことができた人気本です。テレビドラマでビブリア古書堂をやっていて、どうせならもう少し早く読むか後から読むかにしたかったのですが、どんぴっしゃり、小説とドラマがシンクロしながら頭の中ごちゃになっています。 この本は漱石の「それから」がもとになっています。体育会系の柔道も段位をとっている主人公はちょっとごついかな。祖母が死んで、1年がたつので祖母が持っていた本を古本として老人ホームに送ろうとするのだけど、その中で漱石全集の「それから」にだけ、本に夏目漱石と誰かわからない名前が書かれている。夏目漱石の名前が書かれているのなら、高く売れるのじゃないかと母親がいうものだから、栞子さんに見せたらいろいろな隠された事実がわかった。これ以上いうとねたばれだからやめときます。 ドラマの栞子役の剛力彩芽さんわたししてはなかなかいいんじゃないかなと思います。小説の栞子さんは長い髪という設定だけど、剛力さんのショートカットも気にならないですね。ただ栞子さんが本以外では内気な美女という設定だけど、剛力さんの演じしているところは本好きの本に関することならなんでもわかる博学な女って感じになって内気な感じは吹き飛んでいますね。

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