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月別アーカイブ: 3月 2014
私ははながいい&とっておきの幽霊
私は鼻がいい。春のこの季節、いろいろな花が咲き始め、今日も眼鏡のレンズが傷ついて、眼鏡をかけているにもかかわらずすりガラスのように見えるのです。そこで眼鏡屋にレンズだけかえてもらい、その帰り、菜の花が咲いている農家の畑の近くで、菜の花の匂いをかぎました。しばらくしっとしていて、菜の花の香りを全身に浴びてから帰ってきました。私は鼻がいいので花の匂いが好きです。 『とっておきの幽霊』 赤川次郎 著 霊感のあるバスガイド、町田藍がいくところ幽霊がうようよ現れる話も7巻目になると、赤川先生の幽霊話のストックも切れたみたいで、この巻はほとんどが直球勝負で、ひねりのある話を読みたかった。図書館から借りてきているから腹立たないけど、本屋で購入していたのならちょっと腹立てるかもしれない。今日は総評で、明日から1章づつ紹介文と感想をあげていきます。
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コカコーラ&絵本>いるの いないの
自転車で近所のスーパーまでお買い物にいってきました。冬用の黒いブルゾンをやめて、春用のに着替えてちょっと寒いかなと思ったけれど、風はなく日差しはそれなりにあったので、ちょうどよかったです。 スーパーで広告で特売のものを探す途中で500mL入りのコカコーラがありました。値段を見ると1本88円です。高くもなく安くもなくほどほどの値段です。でも、コカコーラを4本まとめて買うと、アルミでできたタンブラー(コップのこと)が1個粗品でもらえます。ちょっと考えたけれど、春になって暖かくなってきたから買ってもいいかなと思って買いました。 家に帰って、コラコーラを1本冷蔵庫にいれて、家事のごたごたをやって、お風呂からあがって、例のアルミのタンブラーに冷えたコカコーラをいれると小さな泡がぷちぷちぷちと聞こえます。以前に飲んだのは9月だったよなと半年ぶりのコカコーラです。コカコーラを飲んで口から喉へとしゅわしゅわしゅわと泡がはじいてたいそう美味しゅうございました。 私は普通に書いただけで、コラコーラ社からのまわりものじゃありません。 絵本 『いるの いないの』 京極夏彦 作 町田尚子 絵 東 雅夫 編 妖怪好きの京極夏彦が、子どものために絵本を語るとこういう風になるのかと思った。絵本の中に京極の文書は多弁ではない、かといって子どもに媚びているわけでもない。男の子が田舎のおばあさんに預けられる理由も書いていない。ただ「おばあさんの いえで くらすことになった とても ふるい いえだ」だけしか書かれていない。それだけでなんとなく納得してしまう。全体にそんな感じでページをめくるごとに猫と古い家屋と男の子が書かれている。 恐怖と笑いは紙一重とはいうものの、最後のページでは笑ってしまった。 面白い、大人の私が見ても好感を覚える絵本のつくりになっている。
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梅の花&あんじゅう4
一昨日は晴れで気持ちよく自転車で買い物に行ったら、どこかの家の梅が二本鈴なりに満開の花を咲かせていました。梅の花の柔らかい薫りは、当然天然のもので、人工的に作られた芳香剤とは違った薫りがしました。梅の花の薫りに誘われて蜜蜂が4~50匹はいたでしょうか。こっちが驚かさなければ攻撃してくる様子もなく、蜜蜂の飛ぶ羽音と、梅の美しさと梅の薫りで、しばらくそこにいて春を見て楽しんでいました。 『あんじゅう』宮部みゆき著 第四話 吼える仏 あんじゅうは恋しいけど人間と一緒だと消えてなくなりそうな話だったけど、この吼える仏は、読んでいるこっちまで冷えてきて人の呪いで、村一つがなくなるお話しでした。 偽坊主が山を渡っている最中、崖から落ちて、隠れ里になっているような里の人々に助けてもらいます。そこでは飢饉もないのか山の実りに恵まれて、人人はほどほどにふっくらしていて幸せそうです。庄屋もなくかわりにお寺が里の中心をしていました。 その中でも、しきたりというものがあって、それをやぶろうとした男と家族が閉じ込められます。男は薪から仏を彫り、その仏手にしたものは病気が治まったように思えたのですが・・・。多くの仏が笑い、もともとのお寺の坊主が殺されるところは圧倒されます。怖い話でした。
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地震&あんじゅう3
この前、四国と九州の間の海で地震ありましたよね。寝ていてごとごとごとごとというから目さめして、ラジヲをつけたら地震情報やっていて、1時間ぐらい聞いてからまた再度寝ました。 私ちが飼っているセキセイインコのみくちゃんが、地震で揺れるものだからかごの中で暴れて恐れていました。妹ちのセキセイインコのぴぴちゃんも同様に暴れて怖がったみたいです。人間よりも鳥の方が地震とかに敏感みたいです。 『あんじゅう』宮部みゆき著 第三話 暗獣 あんじゅうは大きくわけると前半の新太の友達の直太郎と喧嘩して、新太が傷だらけになって、直太郎が母親からわかれて、精神的にも辛い境遇になってそのストレスが新太との喧嘩の原因になっているどうしたらいいかが前半である。 後半は紫陽花屋敷(幽霊が出るとのうわさがあって今まで住む人もいなかった)に人がはいって、あんじゅうのくろすけ(以下くろすけと呼ぶ)と出会いともに暮らす生活の話である。もともとくろすけとは、人間に恋し焦がれるけど、紫陽花屋敷の精みたいなものだから、人と近づいてはいけない。くろすけの害になる。このくろすけの記述を読んで、ボルヘスの幻獣辞典を思い出してしまった。その中でもライオンとありと交わってできた子どもはライオンであるために野菜は食べられず、ありであることから肉は食べられず、両方の親の特性を持っているが故に生まれても肉も野菜も食べられずがししてしまうと書かれていた。 くろすけも人恋しいけど、人に触れられると消えてしまいそうな存在で、悲しい性を持った暗獣である。かわいそである。
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インコがパクリ&あんじゅう2
姪っ子が小学3年生の頃犬が飼いたくて飼いたくてたまらないときがあり、犬や猫はマンションでは飼えないので、妥協案としてセキセイインコの雛をペットショップから買ってきました。買ったときは鼻の色が青かったのでオスだと思ったら、半年たったら鼻が茶色になりメスだということがわかった。オスを欲しがるものだから、ちょうど私の家にいたオスインコをお婿にやって、交尾し放題になりました。そのころからメスインコは発情とともに、気性が荒くなり、手乗りだったので、家の中で放牧して、指を持って行ったら、指をパクリ、インコのくちばしのどこにそんな力があったのかわからないけど、皮膚を通りこして、身まで達する噛み口。小さな傷だし、最初着ず薬を塗ると、皮膚は1日でなおるのですが、2日後、皮膚はなおっているものの身の奥で化膿するのです。一度も使ったことのないとりかえしきの刃を用意して、化膿しているところまでぶしゅっときれこみをいれて化膿している部分に傷薬を塗って、包帯をまいて完治するまで一週間かかります。 それを何十回もやられてしまいました。 オス鳥は高齢だったので、ちょっとしてから死んで。メス鳥が未亡人になりました。交尾の気持ちよさを覚えたのか、いつもけつを上向けて、交尾の格好やっていましたね。それでオスもいないのに、一か月に5~6個の卵を産んで、最後は卵つまりで死んでしまいました。死ぬ少し前にオスと思われる雛鳥を買ったんですが、冷蔵庫に挟まれて死んでしまいました。雛鳥がオスで大きくなっていたら、普通に卵産んで、雛返して、無事にいまだに生きていたかもしれません。 『あんじゅう』宮部みゆき著 第二話 藪(やぶ)から千本 おちかのいる三島屋の隣で針問屋住吉屋の話。この住吉屋は分家になる前に、本家の嫁が双子の女の赤ちゃんを産んだ。昔武家の家や商家では双子の赤子は忌み嫌う。そこで分家の夫婦も子どもがないこともあって、一方の赤子をもらう。双子の赤ちゃんはすくすくと育ち、少女になったとき、本家の子が病で死んでしまった。そこから不思議で悲しい不幸がはじまった。 これは一切幽霊はでていない。最後にちらりと出ていたか。 まあいい。人の業を感じさせる物語でした。
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