日別アーカイブ: 2014年3月19日

梅の花&あんじゅう4

一昨日は晴れで気持ちよく自転車で買い物に行ったら、どこかの家の梅が二本鈴なりに満開の花を咲かせていました。梅の花の柔らかい薫りは、当然天然のもので、人工的に作られた芳香剤とは違った薫りがしました。梅の花の薫りに誘われて蜜蜂が4~50匹はいたでしょうか。こっちが驚かさなければ攻撃してくる様子もなく、蜜蜂の飛ぶ羽音と、梅の美しさと梅の薫りで、しばらくそこにいて春を見て楽しんでいました。 『あんじゅう』宮部みゆき著 第四話 吼える仏 あんじゅうは恋しいけど人間と一緒だと消えてなくなりそうな話だったけど、この吼える仏は、読んでいるこっちまで冷えてきて人の呪いで、村一つがなくなるお話しでした。 偽坊主が山を渡っている最中、崖から落ちて、隠れ里になっているような里の人々に助けてもらいます。そこでは飢饉もないのか山の実りに恵まれて、人人はほどほどにふっくらしていて幸せそうです。庄屋もなくかわりにお寺が里の中心をしていました。 その中でも、しきたりというものがあって、それをやぶろうとした男と家族が閉じ込められます。男は薪から仏を彫り、その仏手にしたものは病気が治まったように思えたのですが・・・。多くの仏が笑い、もともとのお寺の坊主が殺されるところは圧倒されます。怖い話でした。

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