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絵本>はなさかじい

絵本>はなさかじい 松谷みよ子・西村繁男 株式会社 童心社 日本昔話の中で絵本を選ばせたらベスト10作には間違いなく入っている本です。大人も子供も知名度も高い。 松谷みよ子さんのはなさかじいはわかりやすくて、あやふやだったはなさかじいが再度心に残ります。 最初は、赤い箱と白い箱が川から流れてきて、おらうちの たからなら こっちへこう というと白い箱が流れてきて、中から小さな白い犬が出てきます。こういうところ桃太郎に似ていますね。優しいおじいさんとおばあさんに育てられてシロとなづけられた犬は、ここほれわんわんと言ったり、うすになったり、灰になったりして大活躍します。ここで面白いのは優しいおじいさんおばあさんだけじゃなく、金に目がくらんだ悪いおじいさんとおばあさんが登場します。善と悪を同時に書いているから、よりこの物語が面白く読めるのだと思います。

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