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20話目(2003年1月24日)

2003年1月24日  悪い夢を見ました。夢の内容もしっかり覚えています。私は大学の心理学科の講習生としてきています。そして教授は何を重要なことを教えているようです。一人の学生が観察しているだけで社会的不適者をより分けることが自慢して私を指さしました。みんながいっせいに見て軽蔑した笑い方をしました。教授は何も言いませんでしたが、教室から出ていくのを望んでいるのがわかりました。表面上教授は社会的不適者と言った学生に謝りなさいと言いました。その学生は謝りましたが、目は少し笑っていました。私はいたたまらなくなり教室から逃げ出しました。でも学生にはそれなりの復讐はしました。その学生が置いていたロッカーを開けて、白い服に真っ赤なマジックで呪いを込めて塗りました。私はもしかしたら普通の人よりも強烈な性格の持ち主なのかもしれません。夢を見たことで分析して少し分かったような気がします。 今、私は「失われた時を求めて」を書いたプルートスのようにコルク張りの部屋に住み、外部からの攻撃に守ろうとしています。文書力は普通の主婦よりは少し上手なだけで自分の限界も知っています。私の書いた稚拙な作品を出版してくれるところもないし自費出版もする気もないです。でも私の精神世界はかなり複雑です。内面はさまざまな宝石に飾られた宮殿だけど、外面は粗末なプレハブ部屋です。才能のある芸術家ならさまざまな宝石を飾られた宮殿を普通の人に披露するのだけど、私はどんなにもがいても死ぬまで宮殿を披露できないのが実に悔しいです。  ああそうだ言い忘れたことがありました。昨夜もやもりがきていました。姪っ子は私の友達のやもりが来たと言って知らせてくれました。やもりは私をどう思っているかわかりませんが、私はやもりを結構気にいっています。

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