999ひきのきょうだいのおひっこし

作:木村 研 絵: 村上 康成 出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社
本体価格:1,000円 ISBN: 4893256246
 あれ?
 と思ったのが999ひきのきょうだいで、へびは怖いものと学習したはずなのに、おひっこしでは蛇を玩具にしています。きょうだいの続編かと思ったら、最初から読んで見るとこれは別の家族の物語ですね。とんびにおとうさんがつかまって、それを家族が助けようとして、こんなことないよ~と思ったのだけど、村上先生の絵の魔術でなんでもありの世界になるのですね。最後はめでたしめでたしでよかったです。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

999ひきのきょうだい

作:木村 研 絵:村上 康成 出版社:ひさかたチャイルド/チャイルド本社
本体価格:1,000円 ISBN: 4893255584
 999ひきってすごーい、数え切れない。みんなおたまじゃくしになっているのに一つだけ帰っていない卵がある。大きくなりたくないのかな? それともお寝坊さんなのかな?
 姪っ子はわたしに聞いてきます。○○ちゃんはどっちだと思うと反対に質問してあげました。
 そして他の兄弟に足がでてきても卵のまま、どうなっちゃうんだろうと思ったら、他のおたまじゃくしよりも大きくなりました。
 蛇がおたまじゃくしを襲うところを姪っ子がはらはらしながら見ていたようですが、ぺーじを開くとあれれれ? といった展開になっていたので安心したようです。
 この絵本を読んで今年は田んぼからおたまじゃくしをつれてきて飼うっていっているけど大丈夫かな?
 無事かえるまで育ったらいいねと答えてあげました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

としょかんライオン

作:ミシェル・ヌードセン 絵:ケビン・ホークス 訳:福本 友美子
出版社: 岩崎書店 本体価格:1,600円 ISBN: 4265068170
 表紙の優しそうなライオンの顔、ライオンはどこからきてどこにいくのかなど野暮なことききっこなし。ライオンがきたときは猛獣がきたとちょっとみんな怖がるかもしれないけど、きまりを守っていたらライオンでもはいれるっていいですね。ちょっとやんちゃな子供の擬人化ならぬ擬獣化かな。乱暴な男の子がいて、図書館で絵本の読み聞かせを聞きにきた話だと思いました。最後はまたこれるようになってよかったと思いました。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ぼくのかえりみち

作・絵:東 力 出版社:BL出版
本体価格:1,300円 ISBN:477640317X
季節は緑の描き方から初夏から夏にかけてでしょうか。晴れた空の下で、新学期にも慣れてきた頃こういう遊びが楽しいのですよね。昔は子供だった大人でも一度はしたことのある遊びじゃないかな。私の場合は田舎の学校だったので白線なんかなくて、そのかわり石の上を飛び跳ねていましたね。
物語は白線の上を歩いていく無事に家に帰れるかという子供にしたら白線から外は危険と思っているからちょっとした冒険ですね。いろいろな障害もなんとか切り抜けて、でも最後は・・・男の子の笑顔がものすごくいいですね。この笑顔だけでも心が暖かくなります。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ちか100かいだてのいえ

作・絵:岩井俊雄 出版社:偕成社
本体価格:1,200円 ISBN: 4033316604
100かいだてのいえが面白かったので引き続きちか100かいだての家を読んでみました。
子供がよく遊ぶだんごむしとかせみの幼虫とか身近なものを10かいごとに置いているので喜んで見ていました。最初はうさぎさんで次は何かな~と次のページを少しずらして、次の動物のしっぽとかちょろりと出して、当ててもらうゲーム感覚で楽しみました。
そして最後のページでそれぞれのページで事前に作って用意していたものがところどころに見えるので、7色の宝石はどこで誰かつくっていた?とか100の黄金は?とか聞いて、クイズみたいに遊んでいました。幼稚園にあがるころに買ってあげたらより喜ぶと思います。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

はるですはるのおおそうじ

作:小出 淡 絵:小出 保子 出版社:福音館書店
本体価格:900円 ISBN:4834011550
単純なお話なのだけど春の雰囲気がでていて好きな絵本ですね。姪っ子に寝る前に読んであげたら、ええええねずみさんの家具がみんななくなっちゃうよと心配していました。それに次のページにかけてちらりと次に出てくる動物の絵が載っているので、次は何だよ~と予想して喜んでいました。姪っ子はもうこの春で4年生自分で絵本を読める年頃なのに、私に甘えて寝る前に読んでくれとせびってきます。こうやって甘えてくれるのもずっと続いて欲しいと思うけど、子供は大人が思っている以上に成長してしまうのですね。そう思うと甘えている間にたくさんの良本を読んであげれればいいなと思っています。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

ふゆじたくのおみせ

作・絵:ふくざわ ゆみこ 出版社:福音館書店
本体価格:1,200円 ISBN: 4834006352
おおきなクマさんはちいさなものがすき、ちいさなヤマネくんはおおきなものがすき。だからふたりともなかよし。そんなふたりがお互いのことを思いやった心暖まるお話。
ふくざわゆみこ先生の絵も秋の森の中を茶色で優しく描いて雰囲気ばっちり、それにどんぐりあつめって、子供が喜びそうなアイテムでぴったり、姪っ子もヤマネくんのチョッキはなんとか集められるけど、くまさんのセーターを見つけるって大変だねといっていました。でも、二人がやっとどんくりを集めたときお店は・・・。二人を集めて欲しかったものをみんな知っていたのだね。優しいクマさんとヤマネくんとそれを暖かく見守る森の仲間のお話でした。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

新装版 もじゃもじゃしたもの なーに?

作・絵:長 新太 出版社:講談社
本体価格:1,500円 ISBN: 406132330X
最初題名を聞いたとき、まっさきに思い出したものがある下品なものでした。大人の考えることで許してやってください。子供の絵本のレビューにこんなことをいってしまって……。
こほん、気をとりなおして、「そこにもあそこにもきみのまわりにもじゃもじゃがいっぱい!」と書かれているようにこの絵本は、かにやらもっぷやらおひげから、子供の目からみたらもじゃもじゃしたものいっぱい!
大人は日常のあるもののとて感動もなくもじゃもじゃを見ているけど、好奇心いっぱいのこどもには絵本の中とリアルの世界とか交わって楽しくて仕方がないのでしょうね。長新太先生の原色でどきつく色を塗っているのももじゃもじゃ度をアップさせて衝撃的です。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

11ぴきのねことあほうどり

作:馬場 のぼる 出版社:こぐま社
本体価格:1,200円 ISBN: 4772100334
姪っ子も楽しんで読んでいました。夏休みの読書感想文がやっと書きおわって、読むだけでいい感想文を書かなくてもいい絵本に肩の力も抜けたようでした。
今回は11ぴきのねこがコロッケをつくるお話です。あほうどりを食べたいのなら最初の1羽だけにしとけばよかったものを、よくばるから失敗するのです。その失敗の仕方が明るくて楽しくて、子供が考えそうなものだから子供にはより親しみを感じさせられるのですよね。
姪っ子は今夜コロッケ食べたいと言っています。この絵本のおかげで、コロッケが何個作られるのでしょうね。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。

えんふねにのって

作・絵:東 力 出版社:ビリケン出版
本体価格:1,600円 ISBN:4939029387
えんふねとは川のそばのようちえんまで乗せてくれる船のことです。絵を見ているだけで初夏のすがすがしいみどりのなかで、気持ちよく船に乗っているのを感じることができます。ようちえんまで乗せて行ってくれる船ってないはずなのですが、絵が暖かく(作者が子供たちを愛しているからなのでしょうね)本当にえんふねがあってもおかしくないと思えるような物語の進み方です。日本人が持っている理想の原風景みたいなものがあるのでしょうね。
さて物語ですが、ようちえんにいくまきちゃんはえんふねに乗ってようちえんまでいくのですが、アクシデントが。。。降りて歩いて行くのかなと思っていたら、空飛んだ!!!
(これにもわけあり)9歳になる姪っ子が空飛んでいるよとびっくりしていました。
ようちえんにはいる子供へのプレゼントにもいいかもしれませんね。

カテゴリー: 04_絵本 | コメントは受け付けていません。