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『フェルミナ/インテグラルハード完全版』『アデル/ファラオと復活の秘薬』

『フェルミナ/インテグラルハード完全版』1985年6月公開、ダリオ・アルジェント監督作品、イタリア映画 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  「有名な映画俳優を父に持つ美しい少女」という主演のジェニファー・コネリー嬢そのままの役どころですが、昆虫と会話が出来て蠅を自由に操れるという設定なのでけっこうえぐいシーンが出てきます。   ジェニファー・コネリー嬢を愛でるスリラー・ホラー映画ですが、さすがに古めかしいです。 『アデル/ファラオと復活の秘薬』2010年4月公開、リュック・ベッソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  テニス中の事故で意識不明の昏睡状態に陥った双子の妹を救うため、古代エジプト王の墓に隠されたとされる《復活の秘薬》を探す作家・考古学者のアデル。間違って復活させてしまったジュラ紀の翼竜と、妹を助けようとするアデルの奮闘ぶりが引き起こす大騒動が幕を開ける。オバカ映画です(笑)色んな変装をして恩師を助けようとするシーンが馬鹿馬鹿しくて特に好きです(笑)  主人公を演じるルイーズ・ブルゴワン嬢は、コスプレお天気お姉さんとしても有名だったそうで、チャーミングでサービス精神旺盛です。彼女を見るだけでも一見の価値あり(笑)

カテゴリー: ファンタジー(洋画), フランス映画, ホラーSF | コメントは受け付けていません。

『The Witch 魔女』『THE WITCH 魔女 増殖』『THE KILLER/暗殺者』

『The Witch 魔女』2018年11月公開、パク・フンジョン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  ある特殊な施設で育てられ、8歳の時に逃げ出したジャユン。記憶を失った彼女は、助けてくれた酪農家の娘として暮らしていたが、十数年後になって頭に異変を感じるようになる。その手術費用と貧しい養父母のため、オーディションを受けるジャユン。しかしテレビ番組で秘めた能力を発揮するのを見た謎の男たちに追われる身となった……。 『THE WITCH 魔女 増殖』2023年5月公開、パク・フンジョン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  済州島にある秘密研究所“アーク”が謎の集団に襲われ、ひとりの少女が生き残るが、彼女は遺伝子操作で超人的な暗殺者を養成する“魔女プロジェクト”の実験体であった。牧場主の女性とその弟と共に暮らすうちに人間らしい生活を送るようになった彼女を“魔女プロジェクト”の創始者は抹殺しようとする。さらに研究施設“アーク”を壊滅させた超能力者集団や地元犯罪組織にも狙われた家族と少女の運命は…… 『THE KILLER/暗殺者』2023年5月公開、チェ・ジェフン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  引退後は財テクで成功を収め、悠々自適名生活を送っている元暗殺者のウイガン。ある日、妻が友人と旅行へ出かけることになり、妻の友人の娘である女子高生ユンジの世話を頼まれてしまう。軽く考えて引き受けたものの、ユンジは人身売買組織に誘拐されてしまう。ウイガンは、ユンジを救うため再び戦いの世界に身を投じた……。

カテゴリー: アクション系, 韓国映画 | コメントは受け付けていません。

『奥様は、取り扱い注意』『リボルバー・リリー』

 綾瀬はるかさんは、『僕の彼女はサイボーグ』(2008)あたりでSFファンタジー系映画に目覚め、NHKの「放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」(2015)で本格的に覚醒(アクション女優としても)したように思っているのですが、どうでしょう?  時代設定は異なりますが、二作品共に綾瀬はるかさんのアクションを愛でる映画である点は共通ですね。 『奥様は、取り扱い注意』2021年3月公開、佐藤東弥監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 綾瀬はるかと西島秀俊が元特殊工作員と公安エリートの夫婦を演じた人気ドラマの劇場版  記憶喪失に陥った元特殊工作員の伊佐山菜美と、菜美を監視するために夫婦になった現役の公安警察である伊佐山勇輝。2人が新生活を送る珠海市では、「メタンハイドレード」の発掘をめぐり、開発反対派と推進派の争いが激化していた。そんな中、新エネルギー源開発の裏でロシアが絡んだ陰謀が進んでいることを公安が突き止め、二人は否応なく大きな流れに巻き込まれていく。 『リボルバー・リリー』2023年8月公開、行定勲監督作品 原作:長浦京による同名小節 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  1924年、第一次世界大戦と関東大震災の爪痕が癒えぬ東京。冒頭、屋敷を襲い女中らを惨殺した謎の集団からからくも逃れた少年の前にリボルバーを握る美女が現れ少年を救った。  実は少年は、帝国陸軍資金の鍵を父親から託されており、それを奪おうともくろむ陸軍に追われていたのだ……

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『サイドバイサイド 隣りにいる人』

『サイドバイサイド 隣りにいる人』2023年4月公開、伊藤ちひろ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  私小説ファンタジー。  東京生まれの未山は放浪したあげくに辿り着いた美しい村で、シングルマザーの詩織とその娘と知り合った。  未山は病気を癒したり、死者の想いを見ることができる能力を持っていて、村人たちから感謝されていた。そして彼の隣には彼にしか見えない、寡黙な金髪の青年が立っていた。  生霊の扱いが面白い映画ですが、結局の所、未山の過去のトラウマを解消する物語だったのだろうか?……  

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『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』『グリーンランドー地球最後の2日間ー』『光の旅人 K-PAX』

『ワールド・ウォー20XX 世界戦争』2021年公開、デヴィッド・マイケル・ラット監督作品  20XX年。最新型A.I.搭載のロボット「メドゥーサ」が突然暴走。“機械”による世界支配のため、世界中のあらゆるネットワークに侵入し、邪魔をする者はドローン攻撃で殲滅を始めた。 『グリーンランドー地球最後の2日間ー』2021年6月公開、リック・ローマン・ウォー監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  突如現れた彗星の地球落下による人類の絶滅危機までの48時間を、巨大地下シェルターがあるグリーンランドを目指す一家の運命……  シェルターに避難させる対象として主人公と家族が選ばれたと言う政府の通知がスマートフォンに届き、一家は専用のリストバンドを装着する。まあこういう事をしたら、差別だ考え、嫉みと自分も助かりたいとの思いからリストバンドを奪おうとする輩が出てくるのは必然なのですけど、事前にそこらは考えなかったのかしらとは思う。映画を面白くするためだとしたら、それは違うぞ!(笑) 『光の旅人 K-PAX』2002年4月公開、イアン・ソフトリー監督作品 原作『K-パックス』(ジーン・ブリュワー著) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ほのぼの系宇宙人もの。  ニューヨークの中央駅に突如現れた男。彼はK-PAX星から来た異星人のプロートであると主張したが、記憶喪失と妄想の患者として精神科病棟に送られてくる。彼は担当医のパウエル博士に、自分は337才で宇宙を旅して報告をするのが仕事だと告げる。不可思議な知識と能力を発揮するプロートは、科学者たちを困惑させるが、同時に入院患者達の人気と信頼を勝ち得て行く……  

カテゴリー: SF系(洋画), ロボット・アンドロイド | コメントは受け付けていません。

『ドロステのはてで僕ら』『リバー流れないでよ』

『ドロステのはてで僕ら』2020年6月公開、山口淳太監督作品、ヨーロッパ企画制作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ タイトルのドロステとは、ドロステ効果(SFでは有名なフラクタルのようなもの)に由来するもの ある夜、仕事を終えたカフェの店長が、2階の自宅でギターを弾こうと、ギターのピックを探していると、部屋においてあるモニターから声が聞こえてきた。モニターを見ると、そこにはもう一人の自分自身が!モニターの中のカトウは、自分のことを2分後の未来のカトウだと言い、自分の言うとおり行動してくれと告げる…… 『リバー流れないでよ』2023年6月公開、上田誠監督作品、ヨーロッパ企画制作 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 京都の奥座敷である冬の貴船の老舗旅館の従業員と客が、延々と繰り返す2分間のループに巻き込まれてしまい、困惑しながらもなんとか抜け出そうと努力する様を描いた。 こちらの映画も2分がキーワードみたいですが、なぜ二作品共に”2分”なのかは、上田監督への「インタビュー記事」で読むことが出来ます。

カテゴリー: ファンタジー(邦画), 時間もの(邦画) | コメントは受け付けていません。

『ボーダー 二つの世界』

『ボーダー 二つの世界』2018年8月公開、アリ・アッバシ監督作品 原作:「ボーダー 二つの世界」ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2  凄い! 善悪、美醜、性別、貧富、国籍、宗教……異世界を描いて、人類問題点をえぐり出すのはSFの醍醐味の一つですが、それを現実世界の狭間で生きる人間とは少し異なる知性体を主人公にして成し遂げた作品。一見人間のように見えるが実は別個の生物であるトロールの生きざまが生々しくて、まるで明日にでも出会いそうで……  スウェーデンの税関に勤める女性ティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける驚異的な能力を持っていたが、生まれつきの醜い容姿に悩み、行きずりの男と同居しているものの孤独な人生を送っていた。ある日、彼女は勤務中に怪しい旅行者ヴォーレと出会うが、特に証拠が出ず入国審査をパスする。男性の外見をしているが実は女性器を持つヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、ヴォーレを自宅に招き離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナだが、ヴォーレはティーナの出生にも関わる大きな秘密を明かす……

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『ダークマン』『ザ・フラッシュ』

『ダークマン』1990年8月公開、サム・ライミ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  大火傷を負った後でギャング団に拷問され、顔と両手も使えなくされた科学者は、凄まじい痛みを止めるために神経遮断の手術を受けるのですが、感情の制御が出来なくなるという副作用が……  どうにでも変装可能な人工皮膚は99分のタイムリミットがあるし、う~んダークですけど面白い(笑)  恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、人工皮膚を開発していた科学者が研究室ごと吹き飛ばされ、全身に大火傷をおい顔も失った彼は、人工皮膚を完成させるが、99分しか保たないという欠点が解決できないでいた。 『ザ・フラッシュ』2023年6月公開、アンディ・ムスキエティ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  バットマンやスーパーガールと、もう一人の自分が協力してゾッド将軍に立ち向かうのが見所かな。苦いけどしょうがないラストではありますが、そもそも二人のフラッシュが登場している時点でタイムパラドクスうんぬんを言い出してもしょうがない気が(笑)まあ、面白かったら許す(爆)  高速のヒーロー、フラッシュは、殺された母と殺人容疑をかけられた父を救うため、光速を超えて過去を書き換えようとし、該当する日時にタイムスリップして過去の自分と対面する。しかしこれによって歴史が変わり、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が再び地球に襲来する。世界を破滅の危機から救うため、バリーは過去の自分と、別世界のバットマンやスーパーガールと協力し、決戦を挑むのだが……。

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『ヘル・ディセント』『トライバル ゲット・アウト・アライブ』

『ヘル・ディセント』2022年8月公開、ニール・マーシャル監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  王道のSFホラーアクション映画です(笑)  厳密にはゾンビ映画ではないけど、似たようなもの(笑)  搭乗機を撃墜されたイギリス空軍パイロットのヒロインが、放棄されたソビエトの実験施設に迷い込み、モンスターと化した改造人間たちに襲われる。アメリカ軍が救助に来るが、その中継基地も改造人間たちに破壊され、残った生存者たちは必死に反撃するが。 『トライバル ゲット・アウト・アライブ』2022年7月公開、マット・ラウトリッジ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  こちらも人体改造系ですが、体力・運動能力は上がるが知能は下がるので、ほぼゾンビ(笑)  警備会社に勤務し、腕っぷしが強いことで有名な元軍人の男女のコンビ。今回の仕事は、相続した農場・屋敷を不法占拠している浮浪者を追い出し、残った物資を運び出すことだった。  しかし、彼らが地下迷路のような研究施設に入り作業を始めると、仲間が何者かに殺されてしまう。実はそこでは闇の人体実験が行われていたのだった……

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『アフター・ヤン』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『アフター・ヤン』コゴナダ監督作品、2022年12月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ジェイクとキラの夫婦は中国系の赤ん坊ミカを養女に迎え、彼女のために中国系アンドロイドの青年ヤンを購入する。物静かで知的なヤンを兄と慕って成長するミカだったが、小学生になった頃ヤンが故障して動かなくなってしまう。見た目は若く見えるヤンだが、実はかなり古いアンドロイドで内蔵メモリも非常に珍しいタイプで修理不可だと言われてしまう。  アンドロイドのメモリからわかってくる、彼の心の変遷の物語。ということは、主人公はヤンなのかも。 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督作品、2023年3月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  コインランドリーを経営するエヴリンは、家族問題をはじめとして様々な悩みを抱えていた。所得税を申告するために訪れた税務署で、彼女は夫に乗り移った「平行世界の夫」からマルチバース総ての命運を託されてしまう。そして彼女は、カンフーの達人の「別の宇宙のエヴリン」の力を得て、宇宙最大の脅威ジョブ・トゥパキと戦うこととなる。  平行世界をだしに使った家族問題を描くファミリー・ストーリー。  第95回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞。細やかな家族間の情愛を描いたところが評価されたか? 第95回アカデミー賞主演女優賞を受賞ミシェル・ヨーは、《スタートレック:ディスカバリー》シリーズとか『サンシャイン 2057』で真田広之と共演したSF映画にも馴染みのある女優さんです。← 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と、スカパーでミシェル・ヨーさんの特集をやっていて、他のSF系の映画・ドラマと今回初めて脳内で繋がった(汗;)  他に『ワンダー・ガールズ 東方三侠』『ワンダー・ガールズ 東方三侠2』も見ましたが、香港映画が得意とするワイヤーアクションをバンバンこなしていて、なるほどアクション系が元々得意な女優さんだったのかと納得 ←遅い(汗;)

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