カテゴリー別アーカイブ: お仕事系

『ベイビーわるきゅーれ』『ベイビーわるきゅーれ 2』『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』

『ベイビーわるきゅーれ』2021年月7公開、阪元裕吾監督作品 『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』2023年3月公開、阪元裕吾監督作品 『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』2024年9月公開、阪元裕吾監督作品←未見(汗;) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 二人の殺し屋の少女の日常を、オフビートなタッチで描いた作品。 アクションがなかなか様になっていて良かった。

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『教祖誕生』『ロストケア』

『教祖誕生』1993年11月公開、天間敏宏監督作品 原作:ビートたけし 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  ある青年が、暇を持て余していたところ新興宗教の教団に遭遇し、明らかにサクラを使った公開秘蹟などに興味を持ち、同行することになる。その後、元ホームレスでお飾りの雇われ教祖が追放され、2代目教祖に祭り上げられることとなる。  新興宗教の胡散臭さと儲け主義に痛烈な批判を突きつけた一作。 『ロストケア』2023年3月公開、前田哲監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  ケアセンターの職員、斯波はとても献身的な介護士で、センターの利用者から好感を持たれ、後輩や同僚、センター長からも信頼されていた。ある日、自宅で要介護者とセンター長が亡くなっているのが発見される。最初は、借金があるセンター長が、窃盗目的で犯行に及んだ際の事故死ではないかと思われていたが……。  その事件とは別に、ケアセンターでの利用者の死亡件数が県平均よりも抜きんでて多く、斯波の休日に亡くなる要介護者が多いことが判明するに及び、事件は急展開する。  要介護者とその家族、ヘルパーにまつわる問題を正面から取り上げた問題作。介護認定審査会の委員を務めているのですが、各家庭で様々な案件があり、大変な家庭は本当に大変そうで昔はどうやって乗り切ったのだろうかと……

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『なくもんか』『謝罪の王様』

 阿部サダヲさんの怪演を楽しむ二作品(笑) 『なくもんか』2009年11月公開、水田伸生監督作品、宮藤官九郎脚本 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  「究極の八方美人」と呼ばれる下井草祐太は、東京の下町で絶品ハムカツで有名な総菜店を営んでいた。   実の息子でないにも関わらず、店を切り盛りする裕太は「デリカの山ちゃん」と呼ばれ、周りに人たちから何かと頼られ、また彼もニコニコ笑いながらそれを引き受けていた。そこに亡くなった店の主人の娘が子連れで出戻って来た。ある日、TVでも名な人気漫才コンビの一片割れが、裕太の生き別れの弟だと判明し連絡を取るが…… 『謝罪の王様』2013年9月公開、水田伸生監督作品、宮藤官九郎脚本 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  黒島譲は、窮極の謝罪をレクチャーする「東京謝罪センター」の所長。  帰国子女で謝ることが出来ず、ヤクザとトラブルを起こした若い女性を助け、その女性が助手を志願してきたため雇うことに。  そして、国際問題に発展したトラブルを解決するように依頼された黒島の成果は如何に。  窮極の謝罪とはいったい何だったのだろうという疑問が……(笑)

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『宇宙探索編集部』『アステロイド・シティ』

『アステロイド・シティ』2023年9月公開、ウェス・アンダーソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  舞台劇の制作過程を舞台裏から覗こうというテレビ番組。その番組のために創られた架空のドラマが始まった。  隕石クレーターがあることからアステロイド・シティの名前が付いた町で、イベントの天体観測が行われている最中に、UFOが飛来し、現れた宇宙人が展示品の隕石を持ち去ってしまった。そこに情報が漏れることを恐れる軍がからみ、ドタバタ劇が始まる……  有名俳優が出演していて、なんか壮大な話になるかと思えばそうでもない不条理コメディ。  『宇宙探索編集部』2023年10月公開、コン・ダーシャン監督作品、中国映画  映画大学の卒業制作作品  30年前、大人気だったUFO雑誌『宇宙探索』も、いまや廃刊寸前。編集長のタン・ジージュンは部下たちと共に四川省のとある村に怪現象の調査に向かう。その村では夜空から謎の光が降り注ぎ、獅子の石像が咥えていた石の玉が消える等の変異が起きているというが、本当にUFOが存在するとなると……

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『おみおくりの作法』『アイ・アム まきもと』

『おみおくりの作法』2015年1月公開、ウベルト・パゾリーニ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  孤独死し、引き取り手のない遺体を弔う仕事をする風変わりな民生係の男。彼は、『死者の代弁者』として知られざる故人の関係者を探しだし、故人の人生を紐解き見つめ直すことが生きがいだった。  しかし新任の上司に解雇を言い渡され、最後の案件に取りかかった……。 『アイ・アム まきもと』2022年9月公開、水田伸生監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 『おみおくりの作法』の日本リメイク版  役所の「おみおくり係」に務めている牧本壮は、必要以上に仕事に熱心で、回りから煙たがられていた。  基本的には同じ筋立てなんですが、日本版のほうがしっくりきます。←日本人だから(汗;)  しかし、両作品ともに、あのラストはなあ……

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『映画 鈴木先生』 『ALIVEHOON アライブフーン』『グランツーリスモ』

『映画 鈴木先生』2013年1月公開、河合勇人監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  中学校の2年生を受け持つ鈴木先生は、理想のクラス(生徒)を作ろうとしていた。理想の実現のためにある女子生徒に注目・期待しているうちに彼女の魅力にとりつかれ、良からぬ妄想をしてしまう。生徒会の立候補演説会で、ある生徒からただならぬ発言があり、生徒職員共にどよめく。そして投票日、卒業生が学校に立てこもり、生徒が人質に取られるという事件が発生する。  色々考えさせられるど直球の映画です。 『グランツーリスモ』2023年8月公開、ニール・ブロムカンプ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを実際のプロレーサーとして育成するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。  『ALIVEHOON アライブフーン』2022年6月公開、下山天監督作品 監修:ドリフトキング“土屋圭市” 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ すべてのシーンが実写!のドリフトレース映画。私は、トラックでヨーロッパを巡るというドライビングゲームをやってますが、まじのレースゲームは、もう反射神経がついていけません(滝汗;) eスポーツで日本一のレーサーの男性が、解散の危機に陥ったドリフトチームにスカウトされ、リアルドリフトレースの頂点を目指す。クライマックスのレースシーンはドリフトの聖地と呼ばれたエビスサーキットの改修前の南コースで撮影された。 『ALIVEHOON アライブフーン』特設サイトhttps://alivehoon.com/

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『十階のモスキート』『スペーストラベラーズ』『茶飲友達』

『十階のモスキート』1983年7月公開、崔洋一監督作品  出世の見込みも無く妻に逃げられ毎月の養育費を支払うのにも汲々としている冴えない警察官の男は、マンションの十階に住んでいた。しかしなぜか女には不自由してない。それらに加えてバーのツケ、ギャンブルの借金がかさみ、ついに消費者金融に手を出してしまい、勤務先の交番まで借金取りが押しかけてくるに及んで、男は追い詰められてしまう。   当時話題になった問題作。実際に起こった事件を元にした映画でもある。 『スペーストラベラーズ』2000年4月公開、本広克行監督作品  極限状態で、被害者と犯人との間に心理的なつながりが構築されるという「ストックホルム症候群」を描いた映画(?)“スペーストラベラーズ”とは、犯人達と被害者たちの繋がりを表すモチーフとして登場するSFアニメの題名で、この映画がSF映画というわけではない。←題名だけ見て見始めたのだけれど(汗;)  銀行に、同じ孤児院で兄弟のように育った3人組の強盗団が押し入る。ところが、ほどなく彼らの計画は狂ってしまい、翌朝まで数名の行員と客を人質に立てこもることになる…… 『茶飲友達』2023年2月公開、外山文治監督作品  佐々木マナを代表にした怪しい会社は、新聞に“茶飲友達、募集”という広告を出していた。実は、彼らが運営しているのは売春クラブで、そこには多数の65歳以上の女性が所属し、行き所の無い熟年男性の欲望を満たすのを仕事としていた。ある日、マナはスーパーで万引きした高齢女性と出会い、彼女を売春婦にしようするが……

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『ジャッジ』『銀平町シネマブルース』

『ジャッジ』2014年1月公開、永井聡監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/3  某広告代理店で働くうだつの上がらない社員である太田は、上司の替え玉となって世界一のテレビCMを決める祭典の審査員を務めるよう厳命される。しかも、その広告祭にエントリーする有力スポンサー企業のぼんくら息子のCM作品を入選に導けとの無茶ぶりが。まあ馬鹿馬鹿しくて面白い(笑)エントリーしたトヨタのCMは一見の価値ありです(爆) 『銀平町シネマブルース』2023年2月公開、城定秀夫監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  一文無しになった元映画監督の近藤は、かつて青春時代を過ごした銀平町に舞い戻り、ひょんなことからホームレスの個性的な面々と知り合うことになる。あるきっかけから映画館でアルバイトを始めた彼は、スタッフや一癖も二癖もある常連客たちとの交流を通じて映画への情熱を取り戻そうとする……

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『雨に叫べば』『グッドバイ、バッドマガジンズ』

『雨に叫べば』2021年11月公開、内田英治監督作品 往年の名女優のヌードシーンと若手アイドルタレント起用が話題の新作映画の監督に抜擢された女性が、苦労しつつも映画道を貫く話。かたくなに女性の監督を認めようとしない、ものすごく前時代的な映画スタッフの描き方が面白い。内田監督のインタビューを読むと、この映画は『蒲田行進曲』へのオマージュらしい。なるほどなあ。階段落ちに相当するシーンが、「濡れ場」にあたるのか。もろもろがそれで納得(笑)もちろん映画のタイトルは、雨の中で歌って踊るあの名作ミュージカルです。 『グッドバイ、バッドマガジンズ』2022年10月公開、横山翔一監督作品  憧れの出版社に就職したヒロインが配属されたのは、男性向け成人雑誌の編集部だった。しかも、長らくの出版不況に加え、東京五輪開催による外国からの観客増加に備えてコンビニから成人雑誌が撤去されるという苦境の中、彼女の奮闘は続く。成人雑誌を編集・出版するというお仕事がどんなにブラックだったかよく分かる事実に基づいたフィクションです。

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『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』『地獄の花園』『前田建設ファンタジー営業部』

『前田建設ファンタジー営業部』2020年1月公開、英勉監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 第36回(2005年)星雲賞ノンフィクション部門受賞。 実際にあったゼネコンのファンタジー営業部に基づいたフィクション。『マジンガーZ』格納庫建設がテーマ。 設計の仕様とか工期・費用など、そこらあたりは極めて真面目に作られてます。そことマジンガーZの格納庫建設というギャップが見所(笑) 『地獄の花園』2021年5月公開、関和亮監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 OLたちの華やかな職場の裏で、壮絶な派閥争い(喧嘩バトル)がおこなわれていた! 脚本のバカリズムさんとは波長が合うというか、笑いに徹したバカさ加減が素敵です。どんどん強いキャラが出てきたり、思いもかけない人が実は……とか、まあ実にアホらしい設定と展開ですがそこが良いのです(笑) 『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』2022年10月公開、竹林亮監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 弱小広告代理店で働く社員達が、あることから地獄の一週間がタイムループしていることに気がつく。原因が部長にあると判断した社員たちに、このタイムループは解消できるのか! タイムループものというと、アニメ「ハルヒ」のエピソードとうる星の「ビューティフル・ドリーマー」の夏休みネタをまず思いつきますが、これは納期に追われた地獄の一週間がループするという(笑)

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