-
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報
カテゴリー別アーカイブ: ミステリ
『彼女がその名を知らない鳥たち』『水は海に向かって流れる』
『彼女がその名を知らない鳥たち』2017年10月公開、白石和彌監督作品 原作:沼田まほかる 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 最近、その演技にハマっている阿部サダヲさんが、取り柄のないガサツで汚らしい男「陣治」を演じてます。会社にクレームを入れるのと陣治を糞味噌にけなすのが憂さ晴らしになっている十和子を蒼井優さんが演じてます。 この二人、なんで同棲するようになったのか、陣治のひたむきな愛情はどこから来ているのかが徐々に明らかになっていくところが見所です。 こんな二人の関係、あり得ないだろうとは思わせない、二人の怪演が凄い。 『水は海に向かって流れる』2023年6月公開、前田哲監督作品 原作は田島列島氏の同名のマンガ 高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候することになった。見知らぬ女性に案内されたのはシェアハウスで、会社員の榊さん、マンガ家の叔父の茂道、女装の占い師、海外を放浪する大学教授らのくせ者ぞろいだった。しかし、直達と榊さんの間には思わぬ因縁があったのだった。
『ザリガニの鳴くところ』
『ザリガニの鳴くところ』2022年7月公開、オリビア・ニューマン監督作品 原作:ディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 ノースカロライナ州の湿地帯で、金持ちの青年が変死体となって発見される。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。カイアに同情する元弁護士の助けを借りて、彼女は法廷で自身の半生について語り始める。 「法律<自然の規範」というSFファンにも馴染む考えがベースとなった映画です。
『死刑にいたる病』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』
『死刑にいたる病』2022年5月公開、白石和彌監督作品 原作:『死刑にいたる病』(『チェインドッグ』櫛木理宇著) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2 20人以上の少年少女をいたぶり殺害した死刑囚から、「最後の一つだけは、自分の犯行ではない。その件に関しては冤罪であるので真犯人を突き止めてほしい」と言われた大学生は、調査を進めていくうちに数々の禁断・驚愕の事実が明らかになっていく。 『死刑にいたる病』という題名の意味は、シリアルキラーは人為的に伝染させることができるということでしょうか。阿部サダヲさんの怪演ぶりが光ります。怖いぞ(笑)万人向けとは言いがたいですが、必見の映画だとは思う。 『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』2023年6月公開、内田英治・片山慎三監督作品 新宿ゴールデン街にある小さなバーのバーテンダー兼探偵の女性・マリコがFBIから「宇宙人を連れ去ってしまった自衛隊員を探してくれ」という依頼を受け、恋人の自称忍者・MASAYAの助けを借りて捜索を進めていくが…… ドタバタ・ハチャメチャ系かな(笑)一瞬宇宙人も出てきますが、当然SFではありません(笑)
カテゴリー: ファンタジー(邦画), ミステリ, 犯罪系
コメントは受け付けていません。