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カテゴリー別アーカイブ: 一般映画(洋画)
『セルロイド・クローゼット』『ヌードの映画史~黎明期から現代へ~』『インスペクション ここで生きる』
『セルロイド・クローゼット』1997年2月公開、 ロブ・エプスタイン・ジェフリー・フリードマン監督作品 ハリウッドの映画史において、性的少数者(LGBT)はどのように描かれてきたのかを、映画のシーンと映画関係者へのインタビューを通して描いたドキュメンタリー。 『ヌードの映画史~黎明期から現代へ~』2020年公開、ダニー・ウルフ監督作品 ハリウッドの映画史を、俳優のヌードを通して振り返ったドキュメンタリー。有名な映画人たちのコメントやヌードシーンが多々でてきます。 『インスペクション ここで生きる』2023年月8公開、エレガンス・ブラットン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ ゲイであることから実の母親に疎まれ、16歳から10年間ホームレスとして過ごした青年が、存在意義を見いだそうと海兵隊に入隊した青年。教官から猛烈なしごきを受け、さらにゲイであることが周囲に知ると激しい差別にさらされてしまう。 監督が自身の半生をもとにゲイであることと差別を真っ向から描いた実録ドラマ。
『ザリガニの鳴くところ』
『ザリガニの鳴くところ』2022年7月公開、オリビア・ニューマン監督作品 原作:ディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 ノースカロライナ州の湿地帯で、金持ちの青年が変死体となって発見される。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。カイアに同情する元弁護士の助けを借りて、彼女は法廷で自身の半生について語り始める。 「法律<自然の規範」というSFファンにも馴染む考えがベースとなった映画です。
『マーズ』『シャドー・ウォー 聖戦』
『マーズ』2021年6月公開、ワイヤット・ロックフェラー監督作品 移住者たちがそれぞれ居住地(コロニー)を作り、厳しい環境で生活を営んでいる火星。ある日、辺境のコロニーで生活する父母と娘の三人家族は何者かの襲撃を受け、父親が殺されてしまいます。 厳しい環境ゆえの悲劇というか、母親を殺された男と両親を殺された少女の行く末は…… ものすごくメッセージ色の濃い映画です。舞台は火星ですが、極限の世界を構築するのに火星が都合が良かったというだけでしょう。男と女、支配側と被支配側等さまざまな問題が投げかけられていて重苦しい作品です。 こういうテーマは、フランス映画だともっと明るくて洒脱なタッチになるような気がしてますが…… 『シャドー・ウォー 聖戦』2022年3月公開、エミール・ハリルザデー監督作品 珍しい(?)トルコ映画 伝説のアークのありかを示すという、紀元前から伝わる二つに分けられたの地図の片方を守り続けていた一族の末裔。敵は、何世紀もの間アークと地図の行方を追っていた政府にも食い込んでいるキリスト教系の秘密結社。預言者ムハンマドの子孫であり地図の守り手“献身者”であった兄の後を継ぎ、彼は決死の戦いを続ける……
カテゴリー: 一般映画(洋画)
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『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』
『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』2022年1月公開、マリア・シュラーダー監督作品 ベルリンの博物館の研究者である学者アルマは、資金を稼ぐため極秘実験に参加することになった。その実験とは、「3週間の以内に対象者を幸せにする」というミッションを課せられた高性能アンドロイドの被検体となることだった。彼は、抜群のルックスとテクニックで、恋愛を遠ざけてきたアルマの心を変えようとするが……。 本作はドイツ映画ですが、同じ設定でもフランス映画だと全く違った映画になったと思う(笑) 『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』2022年7月公開、フィリップ・ラショー監督作品 役者のセドリックがやっと掴んだのは、ヒーロー映画「バッドマン」の主役の座だった。しかし彼は撮影途中に事故に遭い記憶を喪失、バッドマンのスーツのまま逃亡する。最後はちゃんと締めます(笑) あのフランス国内でも物議を醸したおふざけ映画、フランス版『シティーハンター』のチームが製作したおバカ映画。
カテゴリー: ファンタジー(洋画), 一般映画(洋画)
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『シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち』
『シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち』2021年7月公開、セドリック・ル・ギャロ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ LGBTQ+によるスポーツと文化の世界的祭典「ゲイゲームズ」出場を目指す、実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにしたヒューマンドラマ。ギャロ監督は実際のメンバーでもある。 ゲイへの差別的な発言の罰として、ゲイの水球チームがフランス代表として「ゲイゲームズ」に出場できるようにすることを命じられた元オリンピックの水泳選手が、くせ者ぞろいのメンバーをコーチする中で信頼関係を築いていく…… フランス映画って、こういう題材は上手いこと撮るよなあ。変に構えることも無くさらっと描いていてしかも深いという。