カテゴリー別アーカイブ: 宇宙もの(洋画)

『スペースカウボーイ』『サンシャイン 2057』

『スペースカウボーイ』クリント・イーストウッド監督作品、2000年11月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2  アメリカ初の宇宙飛行士として宇宙へ飛び立つはずだったが、諸般の事情でそれがかなわなかった男たち4人に40年越しに宇宙へ行く機会が巡ってくる。かつてフランク(クリント・イーストウッド)が設計した誘導機器がロシアにわたり、それが使われているロシアの巨大衛星が墜落の危機にあるという。しかしその機器はあまりに古いため若い技師達では修理不可だと判明。困惑したNASAからの依頼でフランクは、かつての仲間達を集め始める。  もう爺さんだが、俺たちゃまだやれるぜ! 同世代としては、痛快無比な作品(笑) 『サンシャイン 2057』ダニー・ボイル監督作品、2007年4月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 西暦2057年、太陽が輝きを弱めたため地球は氷点下の世界になっていた。太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで構成された8人が乗り込んでいた。彼らの使命は大型核爆弾で太陽を再活性化させることであったが、クルーの一人の不手際で船長が亡くなってしまう…… 真田広之(命を賭けて船を守る役どころ)とミシェル・ヨーが共演。内緒ですが、これは宇宙ゾンビものなのかも(汗;)

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『パッセンジャー』『ヴォイジャー』

『パッセンジャー』2017年3月公開、モルテン・ティルドゥム監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  5000人を乗せた移民船の中で眠っていたジムは、人工冬眠ポッドの故障でたった一人目覚めてしまう。目的地に到着まであと約90年かかることを知ったジムは絶望感に苛まれる。  ある日、ジムは冬眠ポッドで眠るオーロラに一目惚れし、さんざん悩んだ末に彼女を目覚めさせてしまう……  極限状態で語られる良く出来た恋愛物語。科学考証はかなり適当ですが、まあそれを追求する映画では無い(笑) 『ヴォイジャー』2022年3月公開、ニール・バーガー監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆ 人間が居住可能な惑星を見つけた人類。その惑星に、人間を移住させることを決めますが、到着は86年後。優秀な少年と少女が選抜され惑星に向かいますが、性欲と感情を抑える薬を毎日飲まされます。しかし、乗組員が薬を飲まなくなったことから、乗組員同士の暴力、性欲が暴走したり混迷を極め、お目付役として乗船している唯一の成人男性が亡くなってしまう……

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『レッド・グラビティ』『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』2018年3月公開、リュック・ベッソン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2 《スターウォーズ》のネタ元ではないかと言われるフランスのSFコミックが原作。主人公コンビは美男美女、スタイリッシュでかつアクション満載で面白いという。フランスのSFコミックが原作で映画化されたというと、オールドファンには『バーバレラ』がまず思い浮かぶと思います。ロジェ・バディム監督とジェーン・フォンダの良さが満載の楽しくてエロい映画でしたが、本作も面白かったです。言うなら、映画《TAXi》シリーズの宇宙版かな。SF映画ファンなら、見るべき!(笑) 『レッド・グラビティ』2022年7月公開、ロマン・キロット監督作品 『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』と違って、こちらはいかにもフランス映画って雰囲気が満載(笑) 惑星レッドムーンが衝突コースに出現し、それを防げるのは主人公ただひとりという設定なんですが、かの『妖星ゴラス』とは違い地球を動かす話ではありません(笑) 結局描きたかったのは、親子の葛藤と兄弟間の確執であるような気がします。 劇中にエアカーが出てくるのですが、主人公が乗るのはオンボロのプジョー504(たぶん)の改造車。で、追跡してくる弟(悪役設定)の乗るクルマがポルシェ928の改造車。抜きつ抜かれつのシーンもあり、ここらあたりはフランスの心意気といったところ(笑)

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