月別アーカイブ: 10月 2023

『バッドガイズ』『タッドの大冒険 呪いのエメラルド・タブレット』

『タッドの大冒険 呪いのエメラルド・タブレット』エンリケ・ガト監督作品、2022年8月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 珍しいスペインのアニメ  いつもトラブルに巻き込まれ失敗続きの考古学者のタッド。ある日貴重な石棺を壊してしまい、呪いをかけられてしまう。仲間を救うため、世界を飛び回るタッドとサラとミイラの運命は…… 『バッドガイズ』ピエール・ペリフィル監督作品、2022年10月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2 原作:《バッドガイズ》シリーズ(アーロン・ブレイビー著)  派手な盗みを次々と成功させてきたバッドガイズの面々。秘宝「黄金のイルカ」を狙った彼らは、惜しくも失敗し逮捕される羽目に。メンバー5人は、バッドガイズならぬ「グッドガイズ」に変える実験に参加させられることに…… ドリームワークス製作なんですね。  こういう児童向けのアニメ、アメコミ原作の実写版映画に比べると脚本が良く出来ていて、楽しめるような気がします。  

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『スーパーディープ』『ブラックアダム』

『スーパーディープ』アルセニー・スーヒン監督作品、2020年11月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ソ連の永久凍土層の下にある研究施設には、超深度12000m(スーパーディープ)の掘削坑が隠されていた。そこで突然未知の病気が発生、実権を握るモロゾフ大佐は、天才科学者のアンナに極秘調査を命じた……。アンナのたった一つの冴えた結末の付け方とは。苦い結末のロシア製ゾンビ物。 『ブラックアダム』ジャウム・コレット=セラ監督作品、2022年12月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  何も考えずに楽しめるDCコミックス映画です。ドウェイン・ジョンソンが、とぼけた味を出そうとしているのですが、その体躯で言われると怖いぞ(笑)

カテゴリー: ファンタジー(洋画), ホラーSF | コメントは受け付けていません。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』『大怪獣のあとしまつ』『ゴーストブック おばけずかん』

『DESTINY 鎌倉ものがたり』三木聡監督作品、2017年12月公開 原作:『鎌倉ものがたり』西岸良平著 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  鎌倉に住むミステリー作家の一色正和の元に嫁いだ新妻・亜紀子。だが鎌倉は、人間と魔物や妖怪が共存した街だった。鎌倉で発生する怪事件の数々を、鎌倉警察署と夫婦で解決していく。  妖怪は出てくるけれど、ほのぼの系ファンタジーで楽しめました。 『大怪獣のあとしまつ』三木聡監督作品、2022年2月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ネットで酷評されるほどひどいとは思わないけど、SFでは無い(笑)死体になった怪獣が、腐敗して爆裂する前にどう始末をつけるかという観点から描いた映画です。  SF小説でいうと、気象庁内に設置された怪獣対策集団“特異生物対策部”略して“気特対“(笑)の活躍を描いた”山本弘先生の《MM9》シリーズでも怪獣の死体処理の話が出てました。  鯨の腐敗が進むと爆発するのは有名な話ですが、個人的には、宇宙由来の怪獣は腐敗するかどうかわからないと思う(地球原生の怪獣はたぶん腐敗するたろうけど)ので、そこらあたりも丁寧に描いて欲しかったなあ。 『ゴーストブック おばけずかん』山崎貴監督作品、2022年7月公開 原作:『おばけずかん』(斉藤洋著、宮本えつよし画による童話シリーズ) 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  平たく言うと、人間の居ない「お化けの町」に迷い込んだ小学生と新米教師が、三日間の期限内で「お化け」たちを捕まえるミッションに挑む。  ググると、2000年公開の『ジュブナイル』(山崎貴監督作品)完成時に、監督やプロデューサーが2020年になったら『ジュブナイル』の大人版の映画を撮りたいと言っていて、それが実現した映画みたいです。子ども向けですが、『ジュブナイル』と同様に押さえるところはきちんと押さえて作られているので、安心して見られるし面白かったです。  

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