月別アーカイブ: 4月 2024

『ヘル・ディセント』『トライバル ゲット・アウト・アライブ』

『ヘル・ディセント』2022年8月公開、ニール・マーシャル監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  王道のSFホラーアクション映画です(笑)  厳密にはゾンビ映画ではないけど、似たようなもの(笑)  搭乗機を撃墜されたイギリス空軍パイロットのヒロインが、放棄されたソビエトの実験施設に迷い込み、モンスターと化した改造人間たちに襲われる。アメリカ軍が救助に来るが、その中継基地も改造人間たちに破壊され、残った生存者たちは必死に反撃するが。 『トライバル ゲット・アウト・アライブ』2022年7月公開、マット・ラウトリッジ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  こちらも人体改造系ですが、体力・運動能力は上がるが知能は下がるので、ほぼゾンビ(笑)  警備会社に勤務し、腕っぷしが強いことで有名な元軍人の男女のコンビ。今回の仕事は、相続した農場・屋敷を不法占拠している浮浪者を追い出し、残った物資を運び出すことだった。  しかし、彼らが地下迷路のような研究施設に入り作業を始めると、仲間が何者かに殺されてしまう。実はそこでは闇の人体実験が行われていたのだった……

カテゴリー: アクション系, ゾンビもの, ホラーSF | コメントは受け付けていません。

『アフター・ヤン』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『アフター・ヤン』コゴナダ監督作品、2022年12月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ジェイクとキラの夫婦は中国系の赤ん坊ミカを養女に迎え、彼女のために中国系アンドロイドの青年ヤンを購入する。物静かで知的なヤンを兄と慕って成長するミカだったが、小学生になった頃ヤンが故障して動かなくなってしまう。見た目は若く見えるヤンだが、実はかなり古いアンドロイドで内蔵メモリも非常に珍しいタイプで修理不可だと言われてしまう。  アンドロイドのメモリからわかってくる、彼の心の変遷の物語。ということは、主人公はヤンなのかも。 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督作品、2023年3月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  コインランドリーを経営するエヴリンは、家族問題をはじめとして様々な悩みを抱えていた。所得税を申告するために訪れた税務署で、彼女は夫に乗り移った「平行世界の夫」からマルチバース総ての命運を託されてしまう。そして彼女は、カンフーの達人の「別の宇宙のエヴリン」の力を得て、宇宙最大の脅威ジョブ・トゥパキと戦うこととなる。  平行世界をだしに使った家族問題を描くファミリー・ストーリー。  第95回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞。細やかな家族間の情愛を描いたところが評価されたか? 第95回アカデミー賞主演女優賞を受賞ミシェル・ヨーは、《スタートレック:ディスカバリー》シリーズとか『サンシャイン 2057』で真田広之と共演したSF映画にも馴染みのある女優さんです。← 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と、スカパーでミシェル・ヨーさんの特集をやっていて、他のSF系の映画・ドラマと今回初めて脳内で繋がった(汗;)  他に『ワンダー・ガールズ 東方三侠』『ワンダー・ガールズ 東方三侠2』も見ましたが、香港映画が得意とするワイヤーアクションをバンバンこなしていて、なるほどアクション系が元々得意な女優さんだったのかと納得 ←遅い(汗;)

カテゴリー: ファンタジー(洋画), 一般映画 | コメントは受け付けていません。

『プロジェクト:ジェミニ』『ファイナル・インパクト』

『プロジェクト:ジェミニ』2022年10月配信、セリック・ビジオ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  全編を通して色々と詰めが甘い感あり。    未知のウィルスが全植物に影響を及ぼし、地球の生態系に危機が訪れていた。科学者のスティーブは人類を救うために、数百光年離れた移住可能な惑星系を第2の地球としてテラフォーミングすることを考えつく。それを実現するためには、地球外物質で作られた謎の装置”スフィアとエンジンがテラフォームとワープに使えると判断し、スティーブは恋人を残し宇宙飛行士チームと出発する。しかしワープ中に宇宙船内にエイリアンが現れ、未知の惑星にたどり着いてしまうことに。 『ファイナル・インパクト』2024年4月配信、ドミトリー・キセレフ監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  ロシアの少女レーラは、ある事故によって火がトラウマになっていた。一方レーラの父親アラボフは、その事故の際に適切な行動が出来なかったことを悔やんでいた。ロシアの宇宙ステーション「ミラ」スタッフである彼が最初は逸れると報告していた流星群が、その後急接近し「ミラ」の一部を破壊、東アジア海域に衝突してしまう。そして日本・台湾、中国沿岸に多大な損害をもたらし、レーラがいるウラジオストックにも降り注いで大惨事を起こしてしまう。  「ミラ」のAIの助けをかりて、レーラと連絡を付けることに成功したアラポフは、宇宙から彼女を助ける手段を探すべく策を巡らすのだが……

カテゴリー: SF系(洋画), ロシア映画 | コメントは受け付けていません。

『BALLAD 名もなき恋のうた』『ミッドナイト・イン・パリ』

『BALLAD 名もなき恋のうた』2009年9月公開、山崎貴監督作品 原案:アニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆  戦国時代の天正二年(1574年)にマイカーごとタイムスリップした現代の家族が、苦難にめげず活躍する話。結末はちょっとほろ苦いけど。  軸は、お互いに好意を持ちながらも、身分の違いから本心を明かせない廉姫と彼女を守る又兵衛のラブストーリーといっても良いでしょうね。 『ミッドナイト・イン・パリ』2012年5月公開、ウディ・アレン監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  資産家の娘と婚約した小説家を目指す主人公が、彼の理想の時代である1920年代のパリにタイムスリップする。彼はそこでヘミングウェイやコクトー、ピカソ、ダリ等に出逢い彼らに魅了されていく……  SF風味は薄いです。ウディ・アレン監督らしい風刺は効いてる。

カテゴリー: 時間もの(洋画), 時間もの(邦画) | コメントは受け付けていません。

『スペースカウボーイ』『サンシャイン 2057』

『スペースカウボーイ』クリント・イーストウッド監督作品、2000年11月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆1/2  アメリカ初の宇宙飛行士として宇宙へ飛び立つはずだったが、諸般の事情でそれがかなわなかった男たち4人に40年越しに宇宙へ行く機会が巡ってくる。かつてフランク(クリント・イーストウッド)が設計した誘導機器がロシアにわたり、それが使われているロシアの巨大衛星が墜落の危機にあるという。しかしその機器はあまりに古いため若い技師達では修理不可だと判明。困惑したNASAからの依頼でフランクは、かつての仲間達を集め始める。  もう爺さんだが、俺たちゃまだやれるぜ! 同世代としては、痛快無比な作品(笑) 『サンシャイン 2057』ダニー・ボイル監督作品、2007年4月公開 独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆ 西暦2057年、太陽が輝きを弱めたため地球は氷点下の世界になっていた。太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで構成された8人が乗り込んでいた。彼らの使命は大型核爆弾で太陽を再活性化させることであったが、クルーの一人の不手際で船長が亡くなってしまう…… 真田広之(命を賭けて船を守る役どころ)とミシェル・ヨーが共演。内緒ですが、これは宇宙ゾンビものなのかも(汗;)

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