月別アーカイブ: 2月 2025

『散歩する侵略者』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』

『散歩する侵略者』2017年9月公開、黒沢 清監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  ある町を襲った異変。それは異星人である「侵略者」に「概念」を奪われまったくの別人になってしまった夫に困惑する女性や、事件の真相を追うジャーナリストと、地球を侵略しようとする侵略者が描かれる。  ラストはありがちだけど、まあ許容範囲。 『予兆 散歩する侵略者 劇場版』2017年11月公開、黒沢 清監督作品 『散歩する侵略者』のスピンオフドラマである『予兆 散歩する侵略者』の劇場版。 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/3  同じ背景で、もう一つの家族の物語を描いた作品。  SF者だと、こちらのラストの方が納得がいくと思う。←私はね(汗;)  どちらも舞台が先にあったので、特撮等がほとんどなく省エネな作りになってます。

カテゴリー: SF系(邦画), 侵略もの | コメントは受け付けていません。

『ウンタマギルー』『今夜、ロマンス劇場で』

『ウンタマギルー』1989年10月公開、高嶺剛監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆1/2  沖縄県西原町に伝わる民話「運玉義留」をベースに、日本復帰直前の沖縄を描いたマジックリアリズム的なゆる~いファンタジーである。ギルーは主人公の名前。ウンタマは劇中では泥棒との説明があったが「運玉」の字で、仕事がサトウキビを絞る動力車を運転していたので、運転手の意味でもおかしくはないかなぁ←適当に言ってます(汗;)  ブタの化身であるマレー役の青山知可子さんが肉感的かつ美しい。ブタだろうが動物の化身だろうが、おとこなら夢中になってしまうのは仕方ない!という説得力のある配役(汗;) 『今夜、ロマンス劇場で』2018年2月公開、武内英樹監督作品 独断と偏見のお薦め度☆☆☆  映画監督を志す健司は通い詰めた映画館「ロマンス劇場」で憧れのモノクロ映画のヒロイン美雪にぞっこん。  ある日、モノクロの姿のまま現実世界に現れた美雪にとまどいながら、現実の世界を案内していく健司。肌に化粧することで色を得た美雪と生活するうちに2人は惹かれあっていくが……。

カテゴリー: ファンタジー(邦画) | コメントは受け付けていません。

『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』『お終活 再春!人生ラプソディ』

『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』2021年5月公開、香月秀之監督作品 『お終活 再春!人生ラプソディ』2024年5月公開、香月秀之監督作品  金婚式を迎える熟年夫婦の悲喜交々を描いた作品。  カミさんの評価では、演技がくさかったけれど面白かったそうな(笑)  コメディだから、これぐらいの大げさな演技は監督の考え通りというか確信犯だと私は思います(笑)

カテゴリー: お仕事系, 一般映画 | コメントは受け付けていません。

『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』『四月になれば彼女は』

『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』2023年11月公開、穐山茉由監督作品 原作:大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』  アイドル引退後、ライターとして働いていた主人公が心の疲れから会社に行けなくなり、貯金も底をついたため、友人から紹介された56歳の男性が住む家で間借りすることになった……。  ほっこりする映画です(笑) 『四月になれば彼女は』2024年3月公開、山田智和監督作品 原作:川村元気『四月になれば彼女は』  精神科医の藤代俊のもとに、かつての恋人である伊予田春から手紙が届く。ボリビアのウユニ塩湖から出されたその手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。その後もプラハやアイスランドなど世界各地から手紙が届く。  その一方で藤代はいまの恋人との結婚の準備を進めていたが、ある日突然、彼女は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎めいた言葉を残して姿を消してしまう……  人生は(恋愛は)二人だけで構成されているものではないのですね。  個人的な「萌え」ポイントは、音楽が地元(クルマで10分くらい)の歌手である藤井風さんの「満ちてゆく」。  それと主人公の同期で写真部の部長のあだ名が「ペンタックス」。フィルム時代のPENTAX MEから写真を始め、現在のデジイチもPENTAXの私としてはなんかうれしい(笑)  

カテゴリー: お仕事系, 一般映画 | コメントは受け付けていません。