『ギャラクシー街道』2015年10月公開、三谷幸喜監督作品
三谷監督曰く「スペースロマンティックコメディ」作品だそうです。
宇宙船の交通量が多く、ギャラクシー街道と呼ばれた航路途中にある宇宙サービスエリアを舞台としたドラマ。
オールスターキャストでバカやっているなあ(笑)メインは、遠藤憲一扮する宇宙人が、綾瀬はるかに懸想して妊娠し卵を出産するシーン(見ただけで妊娠するというのはファーマーの『恋人たち』へのオマージュかも)。
今は寂れていて廃止も検討されている「ギャラクシー街道」が廃止されたくなくて意識を持つという設定はまだしも、宇宙空間に放出された卵を宇宙服で追いかけるシーンで、泳ぐアクションをするのは、いかに三谷監督とはいえど観客を馬鹿にしすぎ(笑)
『ビリーバーズ』2022年7月公開、城定秀夫監督作品
原作マンガ『ビリーバーズ』(山本直樹著1999年)。
かつて『ビッグコミックスピリッツ』誌で連載されていたとき読みました。明らかにオウム真理教を意識した設定とエロさ加減に爆笑したものです。
原作が山本直樹さんで、監督が城定秀夫さんというコンビで、エロが入らないはずはなく(笑)
「ニコニコ人生センター」という怪しい宗教組織の“孤島のプログラム”に基づいて、無人島で暮らすオペレータ・議長・副議長の三人。教義に基づく生活を淡々と続けるうちに、綻びが……
若い男女と中年男性の三人が一部屋で共同生活をしていて何も起こらない方が不思議というモノ(笑)主演女優の北村優衣さんは、綺麗で素敵で、しかもエロいという。