『止められるか、俺たちを』2018年10月公開、白石和彌監督作品
1969年の若松プロダクションを舞台とした青春映画。若松監督と1969年に若松プロに入社して助監督となり、1972年に自死した吉積めぐみを主人公に描く。若手というだけでなく女性ということでもかなりのプレッシャーとストレスがあったのでしょうか。
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆
『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』2024年3月公開、井上淳一監督作品
『止められるか、俺たちを』から10年後を舞台とした作品。
若松孝二監督と若松監督に請われて名古屋のミニシアター(若松プロ自前の映画館)の支配人になった木全純治氏を主人公として描いた群像劇。若松監督が自前の映画館を持っていたと初めて知りました。
独断と偏見のお薦め度☆☆☆☆
ピンク映画の黒澤明と言われた若松監督と若松プロの若手監督たちのエピソードの映画化。
取り組み方は様々ですが、まあ登場人物全員が映画好きで、映画が好きな方にはお薦め。
ピンク映画の「甘い罠」とか「犯された白衣」、衝撃的でした。
『寝盗られ宗介』『キャタピラー』『水のないプール』も問題作で面白かったです。