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カテゴリー別アーカイブ: 新作紹介
遠隔戦闘もの三作品
原作:芝村裕吏 漫画:キムラダイスケ 2013.11.22、講談社、kindle版 三〇歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社―つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは―? 『バトル グラウンド ワーカーズ』 竹良実著 2019.8.30、小学館、kindle版、605円 “失業中に30歳を迎えた平仁一郎は、未知の生命体「亞害体」と戦う人型兵器「RIZE」を遠隔操縦する職に就いた。” 遠隔操縦中に繋がったままRIZEが完全破壊されると、操縦者の生命も失われるので強制離断できるが、その回数に制限があり、そこが読みどころとなっています。 青年誌の〈ビッグコミックスピリッツ〉にて連載中。最近「亞害体」に関して意外な展開を迎えてますが、今週号(24.25合併号)ではさらに??な展開に(汗;) これ、作者はどう落とし前をつけるのでしょう。興味津々です(笑) 『在宅戦闘員』中条卓著 http://www.sf-fantasy.com/magazine/serials/nakajo/index.shtml 凄腕のゲーマーであるカオル君が迷い込んだ怪しげなゲームサイト。クイズを解いてゲームが進行するにつれ、益々込み入ったディティールが現れ、ゲーム内容も現実さながらの戦闘を模したものに。無事一次選抜を通過したカオル君の元に、ピッタリとフィットしたVR操作機器も送られてきたのだ…… 作者の中条卓さんによると「当時から在宅勤務にあこがれていた私は“究極の在宅勤務ってなんだろう!”という、わりとしょーもない自問に対する答えとして在宅のまま戦争に参加する兵士というのを考え出したようです。」とのこと。
『マンガのあなた SFのわたし』萩尾望都対談集
’12/2/28、河出書房新社、1400円 1970年代編 第1章 手塚治虫「SFマンガについて語ろう」’77 別冊新評 第2章 水野英子「私たちって変わり者かしら」’76 月刊mimi 第3章 石ノ森章太郎「SFの話は延々尽きない」’77 月刊マンガ少年 第4章 美内すずえ「親愛なるモー様へ」’78 ガラスの仮面フェスティバル 第5章 寺山修司「月で修学旅行の案内係」’77 モンブラン 第6章 小松左京「絵の理想型とは?」’77 クエスト 第7章 手塚治虫+松本零士「マンガ、SF、アニメーション」’78 月刊リリカ増刊号 第8章 羽海野チカ「全部、萩尾作品から学びました」語りおろし 漫画家との対談では、私らの年代では、手塚治虫先生、石ノ森章太郎先生との対談がやはり面白いですね。原稿料を稼ぐためとかの身も蓋もない話もでてきたりして(笑) SF的には、かなり古くからのSFファンであられるようで、海外作家でお好きなのが、レイ・ブラッドベリとかアシモフとか、クラークとか。 日本作家だと、光瀬龍先生かなと思っていたら、一番お好きなのは小松左京先生だった。コマケン会員としては喜ばしい限り(笑)
『グイン・サーガ・ワールド 4 』栗本薫・久美沙織・牧野修・宵野ゆめ・今岡清著/丹野忍カバーイラスト/天狼プロダクション監修
’12/2/15、ハヤカワ文庫JA、660円 久美沙織「星降る草原」 牧野修「リアード武侠傳奇・伝」 宵野ゆめ「宿命の宝冠」 栗本薫「スペードの女王」 《グイン・サーガ・ワールド》第一期は、この4巻にて終了。 《ペリー・ローダン》シリーズのようにして欲しい気もあるし、もう止めたらという気もあるヽ(^o^;)丿 右の写真は、宵野先生に頂いた本書の中のサイン。ありがとうございました。「宿命の宝冠」は、語り尽くせぬ思いがあふれ出た好短篇。たぶん、宵野先生は、一冊全部を使い切って書きたかったんじゃないかなと思う。お気に入りの遊学生タム君の活躍も少なかったし(笑) 故に、駆け足感は否めないものの、それを補ってあまりある情熱のほとばしりに圧倒されました。 久美沙織先生の「星降る草原」は、一番外伝らしい外伝というか、安心して〈グイン・サーガ〉ワールドに浸れます。 牧野修先生の「リアード武侠傳奇・伝」は、ちょっとSFを感じました。これまで牧野先生の作品からSF味を感じたことは無いのですけどねぇ。ファンタジイの世界に科学を持ち込むところなどは、ポール・アンダースン作の「大魔王作戦」にも通ずるものがあるように思います。グインも、豹頭を取られてしまって、ただの人になっちゃうし(笑)