月別アーカイブ: 11月 2018

『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』小松左京著

『やぶれかぶれ青春記』小松左京著、村上豊カバー S50/2/10初版、200円、旺文社 「やぶれかぶれ青春期」「わが青春の野蛮人たち」「わが青春」「わが読書歴」「気ちがい旅行」「美しいもの」 「解説-若い読者諸君に」國弘正雄 「神戸一中時代の小松左京と私」高島忠夫 「小松左京サンについて」田辺聖子 「関連年表」 『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』小松左京著 H30/10/1、新潮社、630円 「はじめに」新潮文庫編集部 第一部「やぶれかぶれ青春記」 「やぶれかぶれ青春期」 「青春期」に書かれなかったこと-漫画家としての小松左京:小松実盛 第二部「大阪万博奮闘記」 「ニッポン・七〇年代前夜」 「万国博はもうはじまっている」 「小松左京と走り抜けた日々」加藤秀俊 「年譜」 小松左京先生の『やぶれかぶれ青春記』が、大阪万博関連ということで、「大阪万博奮闘記」他を追加して新潮社からリニューアル出版されました。 巻末には、「やぶれかぶれ青春記」については、旺文社文庫を底本にしたとあります。 初出は「蛍雪時代」1969年4月号~11月号なのですが、私が蛍雪時代を読んでいた時期と重なります(高三のころ)すでにSFに目覚めていたので、”あの”小松左京さんが書かれるということで期待して読み始めたのですが、SFじゃなかったのでちょっとがっかりした記憶があります(笑)。でも読んでみると面白かったので毎月楽しみにしていました。 なお『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』所載の加藤秀俊の「小松左京と走り抜けた日々」については、全文が「HONZ」にて掲載されてます。

カテゴリー: 小松左京 | コメントは受け付けていません。

船の図書室

ここ最近、たまにクルージングに参加するのですが、船には図書室があって、その蔵書の傾向が面白いです。豪華な図鑑とかが多い船とか、日本の小説が多いとか。先日乗ったにっぽん丸の図書室には、SFがけっこうあって、ちょっと喜びました。←SF者の性(汗;;) まあ、どういう経緯で収納されたのかは不明ではありますが(笑) 山田正紀先生ですな。 アシモフ&シルヴーバーグの共著やクラークの名作が。 ハインラインとかラッカー(珍しい?)とか。後で気がついたのですが、下の段に「紙の動物園」とかブラッドベリの名前も。

カテゴリー: 小ネタ | コメントは受け付けていません。