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日別アーカイブ: 2020年5月12日
遠隔戦闘もの三作品
原作:芝村裕吏 漫画:キムラダイスケ 2013.11.22、講談社、kindle版 三〇歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社―つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは―? 『バトル グラウンド ワーカーズ』 竹良実著 2019.8.30、小学館、kindle版、605円 “失業中に30歳を迎えた平仁一郎は、未知の生命体「亞害体」と戦う人型兵器「RIZE」を遠隔操縦する職に就いた。” 遠隔操縦中に繋がったままRIZEが完全破壊されると、操縦者の生命も失われるので強制離断できるが、その回数に制限があり、そこが読みどころとなっています。 青年誌の〈ビッグコミックスピリッツ〉にて連載中。最近「亞害体」に関して意外な展開を迎えてますが、今週号(24.25合併号)ではさらに??な展開に(汗;) これ、作者はどう落とし前をつけるのでしょう。興味津々です(笑) 『在宅戦闘員』中条卓著 http://www.sf-fantasy.com/magazine/serials/nakajo/index.shtml 凄腕のゲーマーであるカオル君が迷い込んだ怪しげなゲームサイト。クイズを解いてゲームが進行するにつれ、益々込み入ったディティールが現れ、ゲーム内容も現実さながらの戦闘を模したものに。無事一次選抜を通過したカオル君の元に、ピッタリとフィットしたVR操作機器も送られてきたのだ…… 作者の中条卓さんによると「当時から在宅勤務にあこがれていた私は“究極の在宅勤務ってなんだろう!”という、わりとしょーもない自問に対する答えとして在宅のまま戦争に参加する兵士というのを考え出したようです。」とのこと。