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武石勝義先生著者インタビュー関連書

『神獣夢望伝』武石勝義著、zunko装画 2023.6.21、新潮社、Kindle版1683円、単行本1780円(税込) くり返し見る夢の景色を探して旅立つ少年、恋人を取り戻そうと村を出奔する青年、一度は愛した男に裏切られた女、政争と権謀術数の渦に巻き込まれる人々――不条理な運命に翻弄され抗う先に救いはあるのか。キャラクターの濃さとストーリーの構成力を選考委員から絶賛された、日本ファンタジーノベル大賞2023受賞作。 『シメオンの柱 ~七つ奇譚~』涼海風羽編、わみず装画 2025.2.15、文芸社文庫NEO、文庫858円、Kindle版770円(税込) 収録作:「今日も運び屋は車輪を回す」かずなしのなめ 「腹を空かしたバカが因習胸糞トンチキ宗教集落にやってきて、すべてを暴力でバチクソに滅ぼした後グルメする話」しば犬部隊 「断片ババア」星月子猫 「獣の花園 ルルディ・ナ・ベイスティア」涼海風羽 「クライマーズ・ドリーム」武石勝義 「アンダーサッド」十三不塔 「隆の襟にキスした」人間六度 【シェアード・ワールド】としての四つの共通設定 ◆大きな石造りの橋。 ◆目の前は霞がかって十メートル先も見えない。 ◆ただし霞の向こう(橋の向こう)には、巨大な塔がぼうっと光って見える。 ◆塔の周りにはクリーチャーっぽいのが浮かんで見える。 「クライマーズ・ドリーム」 天井からぶら下がった何本もの蠢く管から得られる肉塊が日々の糧である閉ざされた階層。まだ幼い少年は、少女の反論をはねのけて、食料を求めて上階を目指すが…… 『夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション』日本文藝協会編、上楽藍装画 2024.9.20、文春文庫、文庫990円、Kindle版950円 収録作:江國香織「下北沢の昼下り」 三浦しをん「夢見る家族」 乙一「AI Detective 探偵をインストールしました」 澤西祐典「貝殻人間」 山田詠美「ジョン&ジェーン」 小川哲「猪田って誰?」 中島京子「シスターフッドと鼠坂」 荻原浩「ああ美しき忖度の村」 原田ひ香「夏のカレー」 宮島未奈「ガラケーレクイエム」 武石勝義「煙景の彼方」 私は思い出す。寂しがる私のためにと、祖父が煙草の煙でつくった輪っかの向こうに見えた母の働く姿。その後、煙の輪の中に二度と母親の映像を見ることはなかった…… 「小説新潮2022年12月号」2022.11.22 <日本ファンタジーノベル大賞2023決定発表>選評、受賞作抄録「夢現の神獣未だ醒めず」 <ファンタジー特集>「ようこそ幻想世界へ」一條次郎、岸本惟、高丘哲次、藍銅ツバメ 「小説新潮2023年6月号」2023.5.22 … 続きを読む

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