『貸し物屋お庸 謎解き帖 髪結いの亭主』平谷美樹著、丹地陽子カバーイラスト
2024.2.15、大和書房、840円(税別)
「髪結いの亭主」髪結い道具と台箱を借りに来た、今は煮物を売ってる棒手振りは……
「割れた鼈甲櫛」高級そうだが真っ二つに割れた鼈甲櫛を売りに来た子ども。拾ったというが。
「六尺の釣り竿」借りた釣り竿を持たずに毎日釣りに出かける男の目的は?
「火の用心さっしゃりやしょう」拍子木を借りに来たご隠居。しかしお庸には気になることが、それは……
「凶刃と大火鉢」大火鉢と夜具十組が運び込まれた仕舞屋に集う者たちの正体は?
2024.1.19、小学館、Kindle版220円(税込)
蝋燭問屋の番頭の依頼ごとは、店の者の指が輪を作ったまま離れなくなったり、南蛮人の亡魂が出ると言う。そして金属で出来た風車が亡魂と共に現れる…
「明け方の風」平谷美樹著、本田淳装画
2024.1.19、小学館、Kindle版220円(税込)
尾張屋清右衛門が、毎早朝、夢うつつに顔に微風が当たるとともに、部屋の中が赤い光で満たされるのだと言うが……