宮西建礼先生関連書籍

銀河風帆走『銀河風帆走』宮西建礼著、鈴木康士カバーイラスト
2024.8.23、創元日本SF叢書、1700円(税別)
【収録作】
「もしもぼくらが生まれていたら」
 オリジナルの人工衛星や宇宙機のミッションを考案し完成度を競うコンテストに応募を決めていた高校生三人は、小惑星衝突という危機に瀕して、なんとか回避策がないものかと実現可能なアイデアを模索するが……
「されど星は流れる」
 新感染症によるパンデミックで自宅待機を余儀なくされた天文部の高校生二人。乏しい予算の中で思いついたのが太陽系外流星を見つけるための流星観測ネットワークによる同時流星観測記録だった。


銀河風帆走サイン本

『銀河風帆走』著者サイン本

右はサインして頂いた『銀河風帆走』です(東京創元社の企画。楽天で販売・購入)
「冬にあらがう」
 巨大噴火によるエアロゾルがもたらした日照強度低下による食料不足。輸入に頼り自給率を上げてこなかった日本は深刻な事態に陥った。高校化学部の二人はAIの助けを借りて代用食料を造ろうとするが……
「星海に没す」
 他の恒星への播種を目指して宇宙空間を突き進む恒星船。搭載された人工知能AGIを滅ぼさんと人類が放ったもう一隻の恒星船との闘いの結末は……


「銀河風帆走」宮西建礼著
2013.7.31、東京創元社、Kindle版220円(税込)
 第四回創元SF短編賞受賞作!
 太陽系を喪い、星の世界への進出を余儀なくされた人類は、生き延びるため、新世界を切り開くためにあらゆる形態の人間を生み出した。そうして生まれた宇宙船タイプの人間三名が目指すのは、遙か彼方の矮小銀河系だ。なぜなら我らが銀河系は不明な力によって、総ての恒星が銀河核に在す超巨大ブラックホール呑み込まれてしまうことが判明したからだった。そして1600年に及ぶ旅を続けている宇宙船三隻にも災いが……

京大吉田寮『京大吉田寮』平林克己写真、宮西建礼・岡田裕子文
2019.12.6、草思社、2000円(税別)
 1913年竣工、現存する日本最古の学生寮、京都大学吉田寮寄宿舎。
学生自治寮として長い歴史をもち、また建築物としても価値をもつ吉田寮と、そこに生きる寮生たちの”今”、この時をとらえ、伝え記録する。

雀部 陽一郎 の紹介

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