『七角錐結晶体』編集・発行:松岡永子
ミズタニカエコさんのペン画に、それを見て七人の作家が書いた超短編集。(7の作家だから7角錐:柴田友美、タカスギシンタロ、タキガワ、たなかなつみ、春名トモコ、松岡永子、松本楽志)
先にイラストが出来ていて、それを読んで短編を書くというのは、『逆想のコンチェルト』などでもお馴染みの技なのですが、それを超短編で試みた一冊です。
「アニマ・ソラリス」でもお馴染みの、たなかさんに送って頂きました。
たなかさんの「円環夢」は、イラストを見ながらなるほど・そっかそうきたかと、うなずきながら楽しく読みました。で、読み終えてから気が付いたのですが、先にイラストだけ見て、色々想像をめぐらし(自分ならこういう風なショートショートを書くとか)、それから超短編を読むと二度美味しい(笑)
編者の松永さんのブログはこちら
超短編フリーペーパー『コトリの宮殿 7号』
発行日:2013年5月24日(金)
『コトリの宮殿』ホームページで、全文が読めます。
たなかさんは、「いつかどこかのものがたり」を連載されてます。深井悠さんは、岡山出身の方なんだろうかと、ふと疑問が……
超短編に興味のある方も無い方もぜひ読んで下さいませ~。