「アニマ・ソラリス」でもお馴染みの、たなかなつみさんから頂きました。いつものように、読者の空想の余地が大きい短編集です。
たなかさんの作品は、24号に載っている「十字路」。
田舎の十字路に変身した人の物語。アスファルトの十字路もやがては朽ちてしまい、あたりの草むらと同化してしまうのだろうか。そうなったら、十字路としてのアイデンティティは、いかなる変容をとげるのか興味があります。
![font1 「アウトライン Vol.1」](http://www.sf-fantasy.com/magazine/sasabe/wp-content/uploads/2016/06/font1.jpg)
フォントを指定して書かれた超短編アンソロジー「アウトライン Vol.1」。指定フォントの「ほのか明朝」は、漢字に比べて小さく配置された”かな”が特徴的なフォントとのこと。見た目にもリズム感があって面白いですね。
日本でも普及してきた電子書籍。超短編でも、タカスギシンタロさんの「ピアノ」や小野塚力さんの「不思議の国のアリスを超短編として読む」等が出ているようです。アマゾンのKindleのジャンルで検索して読んでみましょう!
たなかさんの寄稿作は以下の「糸と目玉の紡ぎ唄」
ちょっと怖くてシュールな世界。
![font2 「糸と目玉の紡ぎ唄」](http://www.sf-fantasy.com/magazine/sasabe/wp-content/uploads/2016/06/font2.jpg)