ONI by Hiraya Yoshiki
contents

◆著者インタビュー INDEX

『鬼になる』『植物標本集』『エンゼルフレンチ』 

藤田雅矢先生

昨年、二つのSFマガジン読者賞を含む過去の短編を集めた電子版オリジナル 短編集を三冊出された藤田先生。植物がらみのお話しから、意外なご趣味、 お好きな動物など色々おうかがいすることが出来ました。

◆ 読切短編小説

『バルノウの苦悩』

小林ひろき

太陽の近接軌道上を公転するスーパーコンピュータ。 溢れるほどのエネルギーを得たスーパーコンピュータを制御するAIがバルノウである。 宇宙空間で孤独に作業を続けるバルノウは、静かに狂い始める……

◆ 連載長編小説

『神の笑える妄想話』

「第五章 博物館めぐり」

doru

「博物館」って響き、SF者としては何か妙にそそられるものがありませんか。 どことも知れぬ名も無き惑星。太陽が、黄色い恒星から青白い恒星へと 変貌を遂げたその惑星では、旧きものたちは総て石と化して滅びる運命にあった。 その地で無理矢理生かされてきた少年の受難と抗いの果てには何が……

◆ コラム

十億年のうたたね

doru


SF随想録パンセ 『SF社会学』

おおむらゆう

今回もかなりの変化球での勝負になってしまいますが。

SFやファンタジーって物理や化学のネタだけじゃなくて、その舞台となる世界での人の営みも重要なものになってると思います。

話のそういった箇所に興味を持つひとつのきっかけになってくれるといいかと。

◆ブックレビュー INDEX

◆シャンダイア物語(第7部 第6章)

福田 弘生

編集後記

「アニマ・ソラリス」が創刊して今年が20年目。 いよいよ来年は創刊20周年という節目の年になります。 昔のように新たな企画をやりたい気持ちも無くは無いのですが、 粛々と20周年を目指すのがお似合いかも知れませんね。

雀部陽一郎 (監修/書評子)

毎年の事ながら年末年始は休んでいる人のぶんまで仕事抱えて 普段の1.5倍くらいの忙しさ。最近は時間がかかるメガモンスターはほぼ素通り。 アスタの新刊の内容に満足したくらいしか良い事が無いなぁ。

私はパソコン通信でスタートして、インターネットを使い始めた頃は まだメーラーのSubjectに日本語が使えませんでした。 Mosaicに日本語化パッチを当てて何とかWebを表示させていた時代です。

その頃からメールがネット利用の中心だったのですが、 メーリングリストやメールマガジンのサービスが終了していくにつれ、 時代が変わるんだなあと感じています。むしろよくいままで続けてくれたなと感謝しています。

新しいメールマガジンの詳細は年明けにお送りさせていただきます。

福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)

今回は年がおしせまったところでのお届けとなりました。

昭和から平成に年号が変わったときは、昭和の多くの偉大な人たちが亡くなったものでしたが、 平成から令和に変わった今年は台風などによる未曾有の災害や、 京アニ放火などの大きな事件が相次いだ年でした。

来年はアニソラが創刊してから20周年となります。

来たる年が平穏で良きものであることを祈って。

おおむらゆう (編集)