Author Interview
インタビュアー:[雀部]
『雫石と幻想語り』
『雫石と幻想語り』
  • 杉村 修著
  • 録繙堂出版
  • Kindle版1320円(税込)
  • 2025.4.30発行
【収録作】
「私、戸沢十郎政安は二人いた」「うぐいすのお宿」「南昌山の思うところ」「雫石の宇宙」散文「雫石という土地から」「詩作」
企画クトゥルフ神話作品1「雫石の呼び声」企画クトゥルフ神話作品2「雫石天文台」
『クトゥルフと夢の国』
  • 杉村 修著
  • ツーワンライフ出版
  • 550円(税込)
  • 2023.5.1発行
収録作:
「夢覚め、蛙で生きる」「逃れられない誘惑」「クトゥルフとごがん」「廃学校の管理人」「夢は夢の先のままで」「あなたは、左? 右?」「ハーネス」「そしゃく音」「九十沢のてびらがね」「あの彩雲の向こうには」「トルネイユの町」「宙の子どもたち」「ミ=ゴの農業」「クトゥルフ賛歌」「アーカムに住む小説家の手記」「きぼう」「設定資料」
『クトゥルフと夢の国』
『虹と影』
『郷土クトゥルフ神話「虹と影」』
  • 杉村 修著/DEVELOART装画
  • デザインエッグ社
  • アマゾンオンデマンド
  • 1870円(税込)
  • 2024.9.9発行
装画の蛸のような異生命体は、クトゥルフ神話に登場する旧支配者(異形のものども)の司祭役でもある有名な「クトゥルフ」です。
【収録作】
「あの花のように、大丈夫」「流れる季節と優しい時間」「ルク=ケイオスと闇の霊」「ねえ、クトゥルフ」「ヨグソトスの顎」「託宣無き世界とラゴゼ=ヒイヨ」「機械のクトゥルフ」「イワテの土地とクトゥルフの影」「シュブ=ニグラスの木」
『アポカリプスエッジ クトゥルー・ミュトス・ファイルズ』
  • 杉村 修著/ノブメ装画
  • 創土社
  • Kindle版1100円(税込)
  • 2022.7.3発行
 グランドサタンとアザトース。彼らは神々の世界を支配するためにアイオーンという生命体を創り出した。それに対抗した神々は、最終兵器として堕天使・ルシフェルの地位を元に戻す契約をし、ルシフェルを味方として戦場に送り出す。
 はたして究極の熾天使・ルシフェルと始まりの女・リリスは、クトゥルフやアザトース、グランドサタンやアジダハーカとの戦争に勝利することはできるのか?
『アポカリプスエッジ』
雀部 >

杉村先生ご無沙汰してます。
 前回のインタビューからもう3年も経つのですね。
 どうお過ごしになっていたのでしょうか?

杉村 >

お久しぶりでございます。この三年間は作家として成長できる機会があり、クトゥルフ神話の作品を発表するだけでなく、G019サミットと呼ばれる岩手のeスポーツイベントの公式サイトで「近未来系ゲーム」を題材にした応援小説を書かせていただいたり、個展を開いたり、海外とのやりとりで米国のサイトに自身初のクトゥルフ小説を発表したり、または岩手のIBC(TBS系)ラジオ「ハートフルライフ~いわて、お話カフェ~」で作品をアナウンサーに朗読していただいたりと(実は6月13日、20日、27日にも『雫石と幻想語り』に収録されている「何昌山の思うところ」も朗読されます。)多くの出会いと成長の機会に恵まれた期間でした。もう自分も言っててなにがなんやら(笑)
 その中で一番大きなイベントは、やはりクラウドファンディングを利用して制作した町おこし作品集「雫石と幻想語り」でしょうか。
 この度は何卒よろしくお願い申し上げます。

雀部 >

クラウドファンディング、知りませんでした。知っていれば……(汗;)
 G019サミットの応援小説「祭-Matsuri-」読ませて頂きました。未来のゲームは、やはり脳マシン・インターフェイスによるコントロールが可能になるのでしょうね。

杉村 >
そうですね。そうなると面白い世の中になりそうですね。
 ただ大昔から道具等は、使う人によって便利だと思う反面、悪用されたりもするので、未来の技術には多少不安や恐ろしさもありますよね。
 なので人間も道徳的に考え成長していかないといけないな、とSFを読むときや書くときはいつも頭に入れております。
雀部 >
確かに。
 クトゥルフ小説を発表されたアメリカのサイトとは、やはりクトゥルフ神話関係のサイトなのですか?
杉村 >
作品のジャンルが童話なので、今回は教育系のWEBサイトですね。
 エージェントとの契約上あまり話すことはできないのですが、載せていただけるサイトが米国だと結構ありまして、その中から選んで掲載をお願いしております。
 以下のサイトは、主に最近のメディアで紹介されたことを載せております。(米国サイトの情報もあります)
 結の広場(録繙堂) <https://www.kksan.net/cross/sugimura/>
雀部 >
掲載誌も日本から買えるんですね(驚)
杉村 >
そうですね。雑誌は輸入なので入手にはお時間はかかると思いますが……。個人的にできればクトゥルフ神話の国で名前が広まってくれればな……とそんな思いを寄せております。
雀部 >
日本よりも先にアメリカで有名になるとか、何かかっこいいです(笑)
 IBCラジオでの放送(6/13)「何昌山の思うところ」の朗読、聞かせてもらいました。
 アナウンサーの奥村さんは声も良かったし、なかなか聴かせますね。
杉村 >
IBCラジオ放送の朗読、お聞きくださりありがとうございます。こちら全三回あるので各一話15分、合計で45分も時間をかけて朗読していただくので、本当に光栄でうれしいことでした。特にこの「南昌山の思うところ」の南昌山は父が好きな山でして、いつかは題材にして書いてみたい念願の物語でもありました。
 こうやって朗読までしていただき、本当に奥村さんと放送局に感謝しております。
雀部 >
朗読を聞かれて、新たな読者が増えるとよいですね。
 「南昌山の思うところ」は、『雫石と幻想語り』のなかで一番好きなんですよ、岩手と伝統工芸と幻想譚が渾然一体となったところが。
杉村 >
わかります、自分も好きなお話です。南昌山は本当に不思議でして最近だとUFOスポットなど、色んな噂話が立っていたりもする山です。
だからこそ、畏敬の念を込めてこれからも後世に残したい大切な山だと思い、怪奇幻想というくくりでお話を執筆させていただきました。
こちらも収録できて幸いでした。
雀部 >
『雫石と幻想語り』、読ませて頂いて冒頭から時代小説で驚きました(笑)
 「戸沢十郎政安」という傑物にも全く馴染みがなかったので、「桜が見える丘で~戸沢氏800年の物語~」というサイトを見て勉強しました(汗;)
杉村 >

お疲れ様です(汗)。
 この資料は初めて知りました。というのも雫石の戸沢政安は戸沢家での扱いがどうなっているのか不明なので、今回は思いきり想像に寄せて書かせていただいた作品でもあるのです。雫石町史など言い伝えでは残っているものの実際はよくわからない。という謎の人物だと私は思っております。

雀部 >
よくわからない人物だからこそ、想像の翼を大いに広げられたということですね。
杉村 >
本当にその通りでして、ただ内容のほとんどが想像上の産物(幻想語り)なので、雫石図書館にかけあったりと色々大変でした(汗)
雀部 >
後書きによると、戸沢氏の物語に関しては、雫石図書館と町から問題なしとのお墨付きが出ているようですね。
 一番苦労されたところはどこでしょう。
杉村 >
苦労したのは「想像力」です。戸沢政安という人物の情報があまりにも少なく、それを補うだけの時代小説としてのエピソードがないというところでした。
 なので雫石の歴史が好きな父から話を聞いたり、車で町内を回ったり、なにより雫石町史を読み、一応は頭に入れながら整合性がとれているかなと考えながら作業を進めること、これが一番大変でした。まあ、影武者を出した時点ですでに大きなフィクション作品(想像上)なのですが(汗)
雀部 >
実は影武者、居たりして(笑)
 「私、戸沢十郎政安は二人いた」の評判はどうなのでしょう。
 また時代小説を書かれる予定があるのでしょうか?
杉村 >
岩手の時代作家・松田十刻先生から推薦文を頂き、町の色んな方(主に親戚ですが)から、とてもよかったよ。と言われ安堵しております。
 今の所、時代小説を書く予定はありませんが、もし書くとしたらまた地元や岩手に関わる作品を書きたいですね。
雀部 >

松田十刻先生、幕末から戦時中まで色々と執筆されていてすごい。盛岡関連のご著書もあるんですね。
 『雫石と幻想語り』の巻末にはクラウドファンディング特別企画の書き下ろしのクトゥルフ神話作品が二作ありますが、クトゥルフ神話と雫石には共通項的な物があるのでしょうか。

杉村 >
これについてはちょっと野望がありまして、個人的に雫石を題材にした作品を書いてほしいなっという気持ちの表れですね。
 雫石とクトゥルフ神話に繋がりはありませんが、自分がいる(クトゥルフ神話の書き手がいること)をアピールし、町の文化的な発展に役立ちたいという想いがあります。
 共通項とはまた違うのですが、偉大なクトゥルフ神話作家の一人、ラムジー・キャンベル氏のゴーツウッドやそれこそインスマスのような街のような設定を日本でも作りたいなと思うようになりました。それが私の作品にも出てくる「雫町」という世界観なのですが、今後この設定を舞台にした作品を書き、これから何年もかけて「新たなクトゥルフ神話設定として」広げていくつもりでいます。
雀部 >

おお、壮大な。日本のクトゥルフ神話の舞台といえば「雫町」となることを目指しているんですね。

杉村 >
少し言うと雫石という地域には民話がものすごくあるんです。それを語る「語り部」さんもおります。遠野までではないにしろそういう伝説や民話があるので、もっと人が来るようになればいいな。欲を言えば創作の題材にして、色んな方に創造していただきたいなと思っております。そのために自分としては雫石に文学賞を創ること、まずはこれを目標にしております。
雀部 >
ということは岩手県には文学賞が少ないのかな。岡山県だと岡山県文学選奨とか岡山市の坪田譲治文学賞、内田百閒文学賞、笠岡市の木山捷平文学賞(2005年まで)あたり。
杉村 >
小説の文学賞だと、岩手には「岩手芸術祭」、「北の文学」、「佐々木喜善賞」でしょうか?
 来年岩手日報社さんで一回限り?の文学賞が開催されるようですが……。
 岡山は文豪が多くてすごいですよね。本当うらやましいです(尊敬)。
雀部 >

岡山は普通な気が(笑)
 そう言えば、カクヨムの杉村さんのページで杉村幻想短編文学賞についての情報を見ましたよ。

杉村 >
実は毎年自主企画ではありますが、カクヨムさんとノートさんを利用して、杉村幻想短編文学賞という企画をしております。
 コソコソ本当の賞にするべく準備を進めている途中です。(さすが、雀部さん。ばれましたか(笑))←ちゃんとした賞でもないので隠してました(汗)
 いずれは、ちゃんとしたサイトを作り、そこで大きく開催したいと思っております。
 何もなければ毎年九月頃から企画を開催しておりますので杉村修のnote <https://note.com/sugimura5523>などのチェックをしていただければなと思います。
 賞の中にはクトゥルフの部門も設けてありますのでよろしければ!
雀部 >

組み合わせて「雫石クトゥルフ神話賞」はどうでしょう、かなりユニークにはなりますが。

杉村 >
「雫石クトゥルフ神話賞」、私も出したいくらいです(笑)
雀部 >

それも創って下さい(笑)
 私がクトゥルフ神話を最初に読んだのはSFマガジン(1960年代)で、H・P・ラヴクラフト氏の作品ではなく、クラーク・アシュトン・スミス氏の短編だったように記憶しています。
 最近はとんとご無沙汰なのですが、数年前にスカパーで『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』と『DAGON』を観ました。
 クトゥルフ神話は、しばりが結構緩いと感じてますが、杉村先生の作品は、昔の人間が虫けらのような存在として扱われる作品とは、ひと味もふた味も違っているように思います。
杉村 >
クラーク・アシュトン・スミス氏は著作権が切れそう?既に切れている?という微妙な状態なので、はっきりわかり次第自分の作品にも取り込みたいですね!
 正直まだ自分は映像作品まで手が出せないでいます。おススメがありましたらぜひ!
 作品については今の時代モラル的にとても厳しくなりましたので、注意しながら書いていたりもします。
 これも時代が時代ですね……。
雀部 >

クトゥルフ神話ものの映画は私もあまり見てないので(汗;)前記の二作はどちらも正統派クトゥルフ神話ものでした。

杉村 >
そうなんですね。ありがとうございます。
雀部 >

ご著作の『虹と影』も読ませて貰いました。冒頭の「あの花のように、だいじょうぶ」は、宮沢賢治+クトゥルフ神話なのですね。この二つの相性は良いのでしょうか

杉村 >
「あの花のように、だいじょうぶ」は「あの綺麗な花のように~震災~」をクトゥルフ神話風にして仕上げたものです。
 どうしても震災作品は紙書籍として残しておきたいと思いまして、このような形で収録させていただきました。
 今後こういった形で作品が姿を変え、作品集に収録されることもあるかと思います。
雀部 >

そういう経緯だったのですね。
 『虹と影』の中では、「ルク=ケイオスと闇の霊」が新時代のクトゥルフ神話という感じもあって一番SFファン心に響きました(一番長いし)

杉村 >
「ルク=ケイオスと闇の霊」は頑張りました。今の時代(2025年6月現在)、とても複雑な世界情勢でなんでこんなに酷いことになったんだろう。って思うことが多くあります……。
 「戦争や差別とか触れちゃダメなのかな?」とか、「思っても言葉に出しちゃダメなのかな?」とか、色々と心に残るものがとてもあって……。そんなわだかまりを解いたのが今作になるんです。本当に少しの優しさでいいから想ってほしい、そんなテーマを読者や世界に問いかけた作品です。この作品は「犠牲」と「想い」の強さで世界を変える物語なので、私にとって大切な作品になります。
 クトゥルフ神話作品っぽくないとは言われるのですが、今の時代に必要な一種の「水」のようなものだと思っております。
雀部 >

ほぅ、そんな意味合いもあったのですね。
 『虹と影』と前作の『クトゥルフと夢の国』の違いはどこでしょうか。

杉村 >
「クトゥルフと夢の国」は大きな気づきを得られたホラー側に寄せた。幻想怪奇譚(短編集)になります。
 こちらには、「ごがんさま」という私の創造したクトゥルフ神話生物が登場します。
 ドリームランドから切り離された土地「夢里」に存在する。クトゥルフの16873番目(ふと出てきた数字)の娘という設定です。
 彼女は様々な人間たちを自分の夢の世界に堕とし、それを見て楽しむ邪神です。
 始めは無機質な純粋な悪として作ったのですが、邪な心を持たせる方が面白くなるかなと少し考えながら作りました。
 何故なら私も3日ほど、夢の中で2重3重の夢を視たことがあって、本気で怖くなってしまったことがあり、夢に恐怖していた時期があったからです。
 その経験からごがんには「嫌な存在」になっていただこうと思いました。
 『クトゥルフと夢の国』ではその「ごがんさま」という邪神を中心にドリームランドでのことやクトゥルフとの謁見、各収録作品によって二人の女性になっていただいたり、あげくの果てはクトゥルフによる世界の終わりまで幅広く登場させました。
 この「集」自体は怖くはないと思うのですが、恐怖(夢)をあおるような短編集に仕上げたつもりで書いたホラーになっております。
雀部 >

「クトゥルフと夢の国」は、どちらかというとホラー寄りなんですね。
 今回のインタビューにあたり『アポカリプスエッジ クトゥルー・ミュトス・ファイルズ 』を読んだのですが、前回のインタビューでおうかがいした『神話世界のプロローグ』と『アポカリプスエッジ』の関係はどうなっているのでしょうか?

杉村 >
あまりそこを(神話世界のプロローグとアポカリプスエッジの関係)突っ込んでくる方がいなくて少し悲しかった時期もありました(笑)。正直嬉しいです。
 関係性はあります。言わばアポカリプスエッジの前日譚がプロローグなんですが、ところどころおかしいですよね?
 プロローグではヘッドセットを使って異世界に行っていましたが、アポカリプスエッジでは脳内に埋め込まれた「神器」のチップでそれを可能にします。あとは名称なども……かな?
 私的にはアポカリプスエッジに書いてある無限にある時間軸の一つを前提に、物語が繋がっていそうで繋がっていない、または繋がっているのかもしれない作品がプロローグの世界です。
 プロローグの世界にはクトゥルフ神話の旧支配者などが出てこないので、クトゥルフ神話作品としては「アポカリプスエッジ」の方になります。
 率直に言うと、作品的に続編として作ったものがアポカリプスエッジでした。出版社も両社残してもいいということで、この形になりました。
雀部 >

納得です。
 『アポカリプスエッジ』は、キリスト教とクトゥルフ神話とギリシャ神話に日本神話とてんこ盛りで驚きました。
 ハンニバルvsジャンヌ・ダルク、ギルガメッシュvsヘラクレスとかの組み合わせも面白いですね。

杉村 >
私も、この作品を書けたこと、そしてCMF(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)から出版できたことで成仏できそうです。(笑)
 本当、神話の神々のバトルは色んな作品で見ますが、「熱い」ですよね。想像するだけでわくわくします。
雀部 >

個人的には日本武尊の活躍をもっと見たかったです(笑)

杉村 >
「日本武尊」いいですよね。日本の中でも屈指の英雄譚ですから。取材で西日本にも行ってみたいですね。
雀部 >

安倍晴明はどうでしょう。町内の神社にお墓があります。まあ日本各地にあるようですが(笑)

杉村 >
安倍晴明もいいですね。え? 雀部さんの家の近くにですか? すごい!……。(この情報は特定されそう……(汗))
 そういえば日本人の伝説系キャラってあまり出していなかったなと、いまさら思ったり……
 陰陽師は調べれば調べるほど戻ってこれなくなりそうですね(笑)
雀部 >

著名な怨霊だと平将門もいます!(笑)

杉村 >
もし作品を作ったら、呪われそうで怖いです!(笑)
雀部 >

そうなったら、安倍晴明さまを召喚しましょう!(爆)
 杉村先生にとって、クトゥルフ神話とは何なのでしょうか

杉村 >
私にとって「クトゥルフ神話」とは、海外という舞台に私を連れ出してくれた「名状しがたい」物語です。
雀部 >

「日本に杉村あり」と世界から評価される杉村先生ならでのクトゥルフ神話が読みたいですね。

杉村 >
調子に乗るようなことは言えませんが、数十年後には、日本を代表するクトゥルー(クトゥルフ)神話作家となっていられるよう、
又そんな作品を残している作家になれるよう、焦らず一歩一歩、道を歩んでいこうと思います。
雀部 >

新作、首を長くしてお待ちいたします。

[杉村修]
1988年生、岩手県出身。小説家、SF作家。いわて震災小説2020「さよならプレゼント」入選。SFサークル「SFG」、文芸サークル「一本桜の会」、「岩手児童文学の会」所属

[雀部]
1951年生、アマチュアインタビュアー。杉村先生は、海外でも紹介されただけでなく、当「アニマ・ソラリス」にも二作品を寄稿していただいていて、今後の活躍が楽しみです。
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