■アダムたちの檻 
             仲間を犠牲にしながら、アダムたちのいる官制室へ接近するデドラの群れ。すべて、バトルエッグたちによって計算された作戦である。 
             目的は、アダムたちを食い殺すこと。 
             反撃を模索し、ソルジャーはひとつの作戦を提案する。 
             それは時間と戦う、危険な賭けでもあった。>>
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          ■シャンダイア物語 
             バルトールの滅亡と共に使命を終えた月光の将の要塞。しかしそこには、今なお不思議な秘密が隠されていた。深まる謎を背負って一路旧都ロッグに向かうベリック。そして追うように北に進軍するマコーキン。さらにその後ろにはロッグのバルトールマスター・マサズの腹心イサシの影があった。運命の糸は打ち捨てられた都に英雄達をたぐり寄せる。>>
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          ■Sugar Room Babies 
              これはトーラス(torus)に記されたテキストである。全体は phase I ~ III の3つのリングから成り、各リングには A-A#-B-C-C#-D-D#-E-F-F#-G-G# の12音の名を付された断章が刻まれている。音階のアナロジーが示唆するように12の断章には始まりも終わりもなく、phase I と phase III は相互に繋がっている。つまりこのテキストには果てがないのだ。>>  | 
        
         
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             ■初めに光ありき~SF読者のための相対論入門 
               SF読者におなじみの相対論ですが、その実態を知ってる人は意外と少ないのではないでしょうか。 
               そんなあなたのために、SF読者のための相対論入門が開講しました。 
               第1回は特殊相対性理論についての概要です。>>
             
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          ■六畳間シアターより愛をこめて 
             とうとうというか、やっとというか、W杯が終わった。せっかく盛り上がった気分の皆様に対して、こんなこと書いて申し訳ないが、私はサッカーにもW杯にも興味が無い。今までの38年間の人生において、自分とサッカーが交差するとしたら、スタローンとペレが出演した「勝利への脱出」という映画を名画座で観たことくらいか(「少林サッカー」は観たいと思っているけどね)。>>
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          ■著者インタビュー 
             第一回小松左京賞受賞作の『エリ・エリ』の続編に当たる本作品や、同じく一連の物語世界に内包されると思われる未来を舞台とした『運河の果て』など、本格SFの書き手として注目されている平谷先生にお話をうかがいました。 
             作品から色濃く感ぜられるキリスト教的世界の元になったものは? 
             師事されていた故光瀬龍先生との関わり、日本SF界の大御所小松左京先生の影響とか、キング氏や量子論と『宇宙消失』の面白さについてもお話をうかがうことが出来ました。>>  |