■シャンダイア物語
                    第八章 第三の島 冠の試練  
                    
                     クラハーン神の試練を受けるカスハの冠の守護者ブライス。苦悩する王子が仲 間達を導く場所はどこなのか。 一方、北方戦線では第六の将パール・デルボー 
                    ンを相手にロッティとトンイが作戦を展開していた。セントーンに滅亡の足音が迫 る第八章。  
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                  ■Nakakukiのヲ・レヴュー(第8回)  
                    
                    
                     先月はお仕事が忙しく休載だったヲ・レビューのコーナー。通勤電車の中で使っているDVDプレイヤーがiBookからPowerBook 
                    G4 15inch(Alum)に変わったそうですが、相変わらず見てないDVDが増えるばかりで、その数なんと455枚とか。Nakakukiさん、通勤を二往復くらいしないと減らないんじゃないんですか(笑) 
                      ということで、今月の紹介作品は以下の7冊。 
                    『クラッシャージョウ 9 ワームウッドの幻獣』 
                    『嘘つきは妹にしておく』 
                    『風水学園 2 神風の姫巫女』 
                    『学校を出よう! 2 I-My-Me』 
                    『涼宮ハルヒの溜息』 
                    『腐敗の王 SAKURA in Pale Rose Bump III』 
                    『クレギオン 1 ヴェイスの盲点』   
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                   ■プサイにファイ 
                    (SF読者のための量子力学入門)(5)
                     
                     そもそも量子論はマイスターたちにたよっていた溶鉱炉の中の鉄の温度を定量的に求めようという、一種の応用技術として考えられていた分野から発展したものでした。 
                     当時、物理で計算できないものはもはやなにもないと思われていたのでした。 
                      今回はその黒体輻射についての話です。   
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                  ■「レゾナンス」 (第1回)  
                    
                    
                     大学の心理学教室に勤める主人公ミモリ・ナミコはとある医療機器メーカーから調査を依頼され、避暑がてらその医用機器研究所を訪れる。超高磁場MRIが被験者に与える心理的影響を調べるという名目だったが、もとよりネガティブなデータしか期待されていない、気楽なアルバイトのはずだった… 
                     ひさびさの 本格的?医療SFです。 >> 
                   
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                  ■著者インタビューその1 
                    『アイオーン』 高野史緒先生
                     
                     かつて栄えたローマ帝国が人工衛星を打ち上げるほどの科学技術を持ちながら核戦争によって滅び、放射能汚染がはびこる13世紀のヨーロッパ。聖職者が説く「人間の魂は、功徳を積むことによってのみ天に召される」という信仰が支配し、物質の力を行使する科学は悪であり異端であるとされていた。 
                     見習い医師のファビアンは、放浪の青年科学者アルファンスに出合い、自らの信仰に疑問を持ち始める…… 
                     アーサー王伝説、マルコ・ポーロの『東方見聞録』、教皇のバビロン捕囚など歴史の様々な史実に題材を取りながら、著者独自の世界を構築したこの作品を肴に、音楽とSFとの関わりとかこだわりについてお聞きすることができました。ゲストインタビュアーのお二人は、既にダサコンで高野先生のお話を聞いたことのあるという頼もしい関係者です(笑) 
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                  ■著者インタビューその2 
                    『さよなら』 森青花先生
                     
                     95歳で天寿を全うしたとも言える嘉兵衛だが、不思議なことに死んだのちに意識が突然戻り、ミイラ化した自分の体を見下ろしていた。どうも乾燥しミイラ化したせいで、成仏できなかったようなのだ。意識だけの存在になった今、 
                    自由に移動できることに気が付いた嘉兵衛は、色々な場所を見に行くが…… 
                     前作『BH85』で、独特のユーモア感覚を開花させた森青花先生。今回も死後の世界を扱っていながら、飄々とした持ち味で暗さを感じさせません。本誌編集長の-卓-と共に、森先生のユーモアの秘密に迫ります(笑) 
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                  (第5回)  
                  上巻:火星人の襲来 第5章 熱線
                   
                   白旗を大きく振りながら火星人たちがひそむ砂堀場に接近する地球人代表団、やにわにほとばしる閃光とともに炎を上げて燃え上がる人々…物売りまで登場し 
                  てのどかな観光気分が漂っていた着陸地点周辺は一転して火焔地獄と化してしまいます。火星人たちの武器は音を立てず目にも見えない熱線でした。この未来 
                  兵器による殺戮を描きながら、ウェルズが思い描いていたのはシラクサに攻め寄ったローマの軍船を焼き払ったという、アルキメデスが考案した集光器だったかも知れません。 >> 
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