■コラム
              『十億年のうたたね』 
              
               横断歩道にかかる夕日が橙色で秋の深まりを感じます。
              
               ゲゲゲの鬼太郎がはじまったということで、朝6時半放映という時間から録画してみました。結果は怖くない。面白くない。5分見るのも苦痛というものでした。夜の街灯は明るく照らし、昔は恐れられていた妖怪たちも、現代の明るい社会の下では滅び行くものなのでしょうか。
              
               一方電脳コイルは近未来のことを描きながら都市伝説とか昭和30年代の古さをところどころだしているのですよね。交差点の橙色の夕日とか・・・、さまざまな謎を、解決させ、主人公たちのキャラをたてながら、うまくラストまでつなげることができれば名作となるのではないでしょうか。今1番面白いアニメだと思っています。 
              
              
                9月のブラッドベリ先生から、10月は星新一先生のSF全集にレビューを移行します。
                なまけものなたちでいまだにSF全集をかかっていると叱られそうですが、なんとかとろとろと亀が牛の歩きのように進んでいく予定です。暖かく見守ってください。 
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