■読切短編小説 
              『ぼくの人生』
               
                僕と一緒に目覚めるエス、だけど今日はいつもと違う。 一つの体の中に存在する僕とAIの二つの意識。 支え合うための存在のバランスがやがて崩れてゆく・・・ 
               
                たなかなつみ先生の近未来の詩をお楽しみください。   >> 
             
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             ■著者インタビュー 
              『虐殺器官』 伊藤 計劃先生 
               
               先進諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を構築し、テロを一掃したかに見える近未来。いっぽう後進諸国では内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加 
              していた。特殊部隊にあって暗殺を請け負う唯一の部隊に所属するシェパード大尉は、任務をこなすうちに、その背後のある米国人の存在に気づくが…… 
               ということで、小松左京賞最終候補作である本書がデビュー作の伊藤計劃先生にインタビューしました。SFマガジンに載るはずだったインタビューは、 
              入院のため無くなったそうなので、今月号では、基本的なことからお聞きしております(笑)。   >> 
             
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             ■レム氏追悼ブックレビュー[女性編その3] 
              映画と小説と『虚数』と『完全な真空』と
               
               「第65回世界SF大会 Nippon2007」関係でしばらく中断していた追悼ブック レビューです。今月はSF映画の話から、映画と小説の違いとかメタフィクシ 
              ョンからカルヴィーノまで。『虚数』と『完全な真空』のお薦め短篇とか。   >> 
             
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             ■連載長編小説 
              『ラブソングふたたび』 (最終回)
               
               奇妙な嵐に巻き込まれやむなく核融合エンジンを強制点火したセイジ一家の運命は ? 今回、ウィリアムの推理がすべての謎を解き明かし、いよいよジオデシック天体の正体がつきとめられる! 
               
               ――好評に支えられ連載をつづけてきた『ラブソングふたたび』もはやくも最終章。物語の最後に公募した天体名称の発表もありますので加えてご期待ください。  >> 
             
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             ■コラム 
              『相変わらず寂しいSF映画、今月はSFは一本だけ』 
               
               『アーサーとミニモイの不思議な国』や『パンズ・ラビリンス』なども、当 初は観たい映画の中に入っていたのですが、何回も予告編を見せられている中 
              に、だんだんグロテスクなシーンばかりが頭に浸透し、観る気が無くなってし まいました。  
               よって、今月紹介する映画は『ミス・ポター』『めがね』『リトル・レッド』 と『バタフライ・エフェクト 2』の四本です。  >> 
             
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             ■コラム 
              『十億年のうたたね』 
               
               11月になりちょっと寒いけど過ごしやすい気候になってきました。図書館横の公園のベンチでクトルフー神話でも読みたい気分になってきました。 
               
              11月からは新たに絵本をレビューすることにします。金・土・日は姪っ子とラブラブでこもりをしないといけないので、レビューするのは原則的に月~木になります。そして11月からはSF全集を一旦休んで、レイ・ブラッドベリの『ウは宇宙船のウ』の後半をします。楽しみにしていてくださいね。  >> 
             
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             ■シャンダイア物語 
              第六部 統治の指輪 第六部 第三十五章 エルセントへ 
               
                エルセントに集まっていた魔法がセントーン各地に散らばり、代わって兵士達が続々と集結しつつあった。カインザーのベロフが、ロッティが、エルセントを目指して懸命に兵を急がせる。 
               
               しかし、ついにユマールの将と東の将の総攻撃が開始され、ベリックは思い切った決断をするのだった。  >> 
             
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