やっとここへ来て、エドウィン・アボット・アボット著、イアン・スチュアート注釈の『フラットランド 多次元の冒険』(日経BP社 2009年3月23日発行:全412ページ!)と、戸田奈津子さんの『字幕の花園 とっておきの「映会話」劇場へ!』(集英社:“SF & ファンタジー編”もあり、全部で、90本の映画が紹介されています)、佐藤勝彦著『宇宙論入門』(岩波新書 1161:「入門」といってもかなり難しい!)を、パラに読み始めました。 また、オードリー・ニッフェネガーの大ベストセラーズ(?)『タイムトラベラーズ・ワイフ』(ランダムハウス講談社、2004年12月発行)が、来年(?)、プロデューサー、ブラッド・ピットで映画化される由。早速、図書館に手配しました。近日中に手元に届き、読み始められるものと期待しています。 横浜市では、各区にある市立図書館の蔵書を、纏めてwebで検索でき、希望図書を依頼すると、貸し出し準備完了の通知の後に、移動図書館が近くの公園まで持ってきてくれますので、大変便利です。
今回ご紹介するのは、以下の4作品です。 『お買いもの中毒な私!』『アルマズ・プロジェクト』『ターミネーター 4』『トランスフォーマー リベンジ』
■『お買いもの中毒な私!』
6月3日は女房のお相手で『お買いもの中毒な私!』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで出掛けました。(SFではありません) 上映は、“スクリーン4”。客席196席に対して入りは、十数人。
物語: NYに住む25歳のレベッカは、“お買いもの中毒”。カードの衝動買いで高額の負債。そんな彼女の夢はファッション誌の記者になること。 しかし、ひょんなことから、経済誌の記者に採用され、自分の体験に基づいた記事が素人に分かり易いと好評。とんとんと出世し、素敵な彼とも巡り会うが、テレビ討論会で個人的な負債を追求され、どん底に。 果たして彼女は立ち直れるのか。 そして、素敵な彼との恋の行方は・・・。
ベストセラー小説『CONFESSIONS OF A SHOPAHOLIC:レベッカのお買い物日記』の映画化。 ちょっとドタバタもありますが、最後はお買い物中毒も治まり(?)、気になる彼とも結ばれるハッピーエンドのロマンティック・コメディ。 しかし、原作の小説は全5巻で、この映画はその中の1と2。 どうもこの後、新婚旅行中にまた大量に買い物をしたり、子供ができても、乳母車を何台も買ったりと、まだまだ中毒は続きそうです。 クレジット・カードは、本当に魔法のカードです(ディズニーの映画『魔法にかけられて(2008)』の中にも、魔法のカードが出てきます)。
(原題)CONFESSIONS OF A SHOPAHOLIC
2009/アメリカ/ディズニー・スタジオ配給
監督:P.J.ホーガン
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:トレイシー・ジャクソン、ティム・ファース、ケイラ・アルバート
原作:ソフィー・キンセラ
出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシー、クリステン・リッター
2009/05/30公開 1時間45分
■『アルマズ・プロジェクト』
6月9日は12:50からの『アルマズ・プロジェクト』を観に、「新宿バルト9」まで出掛けました。この映画館(シネコン)は初めて。とはいうものの、ビルは建て替えられましたが、終戦後、新宿で『月世界征服(1951)』や『地球最後の日(1952)』を観たのは、確か、このビルの建っている場所。その時は、一階が入り口でしたが、現在は9階がチケット売り場。 この映画はマイナーなためか、私の行動範囲内では、現在、此処でしか上映されていません。ぞれでも、流石、新宿。平日なのに、座席数80に対して観客は20人もいました。(上映は、日本中で8館のみ)
物語: 1998年11月、極秘使命を帯びた軍事目的宇宙ステーション“アルマズ号”は、通信が途絶えた4日後に大気圏に突入、墜落した。ロシアはこの事故を隠蔽したが、ウクライナの過激情報開示グループ“RIOT”が、このブラック・ボックスを回収、開示することに成功した。 「この映画は、墜落した“アルマズ号”から、RIOTによって回収されたブラック・ボックスの映像を繋ぎ合わせたものである」ということで、映画は始まる。 ロシアのこの宇宙ステーションの状態が良ければ買い取ろうということで、アメリカの宇宙飛行士二人がソユーズでステーションに乗り込む。が、ロシアの宇宙飛行士たちは何か重要な機密を持ち、アメリカ人にこれを明かさない。 やがて、原因不明の事故が次々とステーションに発生、また、乗組員にも奇病が発生し、一人また一人と死んでいく。 衛星内の受信モニターには意味不明な、二進数が流れていく。それを密かに解読しようとする、ロシアの宇宙通信士。 アメリカ人が、ロシアの衛星に潜り込んだ真の目的は何か。 アルマズ号の極秘ミッションとは何だったのか。 そして、ロシア人たちが隠していることとは。 また、解読され始めた二進数の通信内容は果たして何か。
なにせ、全機能停止寸前の衛星の中で記録された映像を繋ぎ合わせたと称する映画。チラチラ、パカパカ、ザーザーの連続で、いささか参りましたが、何とか最後まで頑張れました。 初めは普通のパニック映画ですが、段々と、SFらしくなってきます。 宇宙ステーションに備えられた“ODLC”というガンマー線放射用のアンテナがひとつのキー。本来、軍事用に作られ、地球の方に向けられていたアンテナが、現在、宇宙の方を向いていたのは何故か。 そして最後は、矢張り、今、流行りの“2012年12月”へと結びついていきます。 (若干、ネタバレになりますが、ほとんどの人が観ることができない映画だと思われますので、敢えて、深追いしておきました) 映画の殆どの部分は、ロシア語。初めの、重要なところは、英語の字幕がついていますが(勿論、日本語の字幕も)、パニック状態になると字幕はなくなり、ロシア人同士の会話の内容は、アメリカの宇宙飛行士と同様意味不明になります。 いつもそうですが、マイナーな映画のプログラムは、買う人が少ないせいか、ページ数の割に、かなり高い感じです。
(原題)ALMAZ BLACK BOX
2007/アメリカ/プレシディオ提供・配給・宣伝
監督:クリスチャン・ジョンストン
製作:不明
脚本:不明
出演:イバン・シュブドフ、イナ・ゴメス
2009/06/06公開 1時間29分
◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。
★ |
『ノウイング』(米) |
2009年 7月10日 |
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子供たちが掘り出した、50年前のタイムカプセルから、詳細な大災害の予告が届く。そして、地球滅亡へ。 主演:ニコラス・ケイジ
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■『ターミネーター 4』
6月15日は10:50からの『ターミネーター 4』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」ま出掛けました。この映画は、上映3日目。吹き替え一つと、字幕二つ、合計三つのシアターで並行して上映されています。 切符売り場に着いたらば超長蛇の列!何事かと思い、係員に聞いたところ、「月曜日はレディース・デイ」とのこと。なるほど、おばちゃん連と、子供を連れたお母さんばかり。しまったと思いましたが、いつもの席が予約でき「?」。 入場したシアターは“スクリーン2”で、座席数は348席。入りは50人程度でした。“レディーズ”には、このような映画はご趣味に合わないようです。
物語: 時は2003年。一人の死刑囚、マーカス・ライトが、死後の自分の遺体をサイバーダイン社に譲り渡す献体許諾書にサインをする。 そしてシーンは、2018年に移る。 そこでは、ロボットと人間の戦いが続いており、人間は極めて旗色が悪い。 ジョン・コナーは、各地に点在する抵抗軍を纏める地上前哨基地のリーダーとなっており、その司令本部は海底を走る潜水艦の中。その、抵抗軍の基地に一人の見知らぬ男が紛れ込み力を貸す。が、その男は、自分の生年月日と、マーカス・ライトという自分の名前以外は全く記憶がなく、自分が何者か、そして現在が何年なのかも知らない。 やがて、そのマーカス・ライトの先導で、ジョン・コナーは、サンフランシスコにある、敵、スカイネットの本拠地に潜入することに成功するが、それはスカイネット側の罠であった。 果たして、その男、現在のマーカス・ライトとは何(者)か? そして、罠に嵌った、ジョン・コナーは助かるのか? はたまた、カリフォルニア州知事になったシュワちゃんは、本当に、ちゃんと出演しているのか?(笑)
三部作の前シリーズに続いて、新三部作シリーズ中の第一作目 見始めて暫くは、いろいろな事件や、人物の相関などが不明で疑問が続きますが、後半に入ってから、その謎が徐々に明らかになり、最後にもう一押しがあって、取りあえずハッピー・エンド。 時代関係の前後も複雑で、『ターミネーター 1』(1984年)で、ジョン・コナーを生むために未来から過去へ送り込まれたカイル・リース(コナーの父親に当たる)は、今回のこの映画では未だ青年。 リースはロボット軍に捕えられるが、此処で殺されしまっては、コナー自身も存在しなくなるということで、コナーは必死でリースを助け出す、というシチュエイションもあります。 また、ハイブリッド・ロボットの中にある人間の心と、メモリー・チップの中にインプットされたデータとの葛藤、という教育的な場面もあります。 2018年、ロボットの進歩は素晴らしいのに、抵抗軍側のインフラ技術が、今ひとつ昔の侭というシーンが何カ所もあり、気になりました。 この次観る映画は、『トランスフォーマー』かと思いますが、これも機械と人間との戦い。草臥れそうです。 何かジックリと、感動するようなSF映画はないものでしょうか?
(原題)TERMINATOR SALVATION
2009/アメリカ/(株)ソニー・ピクチャーズ エンタティンメント配給
監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカトー & マイケル・フェリス
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、ブライス・ダラス・ハワード
2009/06/13公開 1時間54分
蛇足(1):ご参考までに、前シリーズの三部作と、今回の映画のリストを上げておきます。
タイトル |
時代設定 |
映画公開 |
『ターミネーター』(T1) |
1984年 |
1984年 |
『ターミネーター 2』(T2) |
1994年 |
1991年 |
『ターミネーター 3』(T3) |
2004年 |
2003年 |
『ターミネーター 4』(T4) |
2018年
|
2009年 |
この他に、テレビ・シリーズとして『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(時代設定:1999年/放送:2008年~)もあるようです。
蛇足(2):好評を期待してか、既に、第5作目『ターミネーター 5』の製作がスタートしている由。公開予定は2011年のようですが、今回の評価次第では前倒しになる可能性もあるとか。
蛇足(3):マーカス・ライト役のサム・ワーシントンは、年内上映予定のSF超大作『James Cameron's アバター』の主役に抜擢されたとのこと。
蛇足(4):原題のサブタイトル“SALVATION”。辞書を引くと、「(主にキリスト教で罪業(sin)からの)魂の救済(された状態)」と出ています。この映画では、マーカス・ライトのことでしょうか?
■『トランスフォーマー リベンジ』
6月22日は、上映4日目の『トランスフォーマー リベンジ』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」ま出掛けました。 字幕上映シアターは“スクリーン2”。客席、348に対して、入りは50名程度。 22日も、月曜日、「レディースデイ」で、レディーズが長蛇の列。が、突然、私が切符を買う頃には行列が無くなり、レディーズのお目当てが『愛を読む人』であったことが判明。
物語:
最初のシーンは、太古(1万7000年前?)の地球(エジプト?)。 此処には、既に、善玉ロボット“オートボット”と、悪玉ロボット“ディセプティコン”が宇宙から飛来、戦いが始まっていて、必然的に人類は、この争いに巻き込まれていた。 続いて、話は現代。第1話で、壊滅したかに見えた“ディセプティコン”の残党が、世界各地で、時折、騒ぎを起こしている。極秘裏に“オートボット”と共同防衛体制を組んでいたアメリカの秘密部隊“NEST”は、“オートボット”の協力で、これら事件の解決に当たっていた。 一方、第1話の主役、サム(シャイア・ラブーフ)は、高校を卒業、大学生になり、平凡な学生生活を送ろうとするが、彼の脳にインプットされた情報を奪おうと彼を付け狙う“ディセプティコン”と、彼を守ろうとする“オートボット”の戦いに、サムは否応なしに巻き込まれていく。 サムの脳に入力された、極秘情報とは何だったのか。 そしてこの情報は、誰の手に渡るのか。 そして、また、サムは、地球を救うことができるのであろうか!
そもそも、何故、地球を舞台にして、“オートボット”と“ディセプティコン”が、戦いを始めたのか、そして、また、何故、片方が“善玉”で、片方が“悪玉”なのかも、この物語の中で段々と明らかにされて行きます。 それにしても、上映時間、2時間30分。初めから、終わりまで、ロボット同士の戦い。なんだか、映画を2本観たくらい草臥れました(先週の、月曜日も、人間対ロボットの戦争映画『ターミネーター 4』をみたばかり)。 今回の舞台は、米国だけでなく、パリ、ロンドン、上海、そして、最後はエジプトとなります。ピラミッドでの戦いは圧巻です。 映画の内容は、これでもかこれでもかとばかりのロボットの戦いのほかに、地球滅亡物語や、インディ・ジョーンズ張りの謎解きなどなど、サービスのコンデンス。やや、監督が張り切りすぎた感じもします。 トランスフォームするキャラクターは、前作の4倍、約60体とのこと。可愛いペットみたいのもいましたが・・・。それにしても、あまり私がマニアでないせいか、戦いの途中、どっちが善玉で、どっちが悪玉なのか分らなくなり、戸惑いました。 途中、古いミグ戦闘機を探しに、博物館へ行きますが、そこは何と“スミソニアン博物館”。8月13日から公開される、『ナイトミュージアム2』の舞台も、今回は、“スミソニアン博物館”。今年は此処が流行ります。 因みに、前回に続いて、サムの相手、ミカエラ役の、ミーガン・フォックスは、“世界で最もセクシーな女優”に選ばれたとか。 今回は、続編の余韻もなく、終了しましたが、果たして・・・。
(原題)Transformers: Revenge of the Fallen
2009/アメリカ/パラマウント映画 and ドリームワークス映画提供
監督/製作総指揮:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:エーレン・クルーガー、ロベルト・オーチー&アレックス・カーツマン
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン
2009/06/19公開 2時間30分
◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。
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『2012』(米) |
2009年12月 |
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2012年12月21日は古代マヤ暦の予言による世界が滅亡する日。
地球規模で起こる災害に立ち向かう人々の物語。
監督は、ローランド・エメリッヒ。
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『G.I.ジョー』(米) |
2009年 8月 7日 |
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世界最強の秘密部隊「G.I.ジョー」vs世界最悪のテロ組織「コプラ」の、最新兵器を駆使しての戦い。
パリのエッフェル塔が倒れます! |
■Coming Soooon(2009年)
3ヶ月が経ちましたので、独断と偏見の「Coming Soooon!」をお送りします。
現在、上映中のものも含みます。
☆印は、新しい映画か、最新情報が盛り込まれたものです。
年末にかけて、3D映画が目白押し。
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