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AKIのキネマまんぽ

SF映画は20名、SFアニメは満席とは…… 

『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』
『アイアンマン 2』
『宇宙ショーへようこそ』

AKI

 6月12日、土曜日は、渋谷の東京電力館まで恒例の科学ゼミナール『巨大加速器で素粒子と宇宙の謎を解く』(東京大学大学院理学系研究科教授・素粒子物理国際研究センター長 駒宮幸男)のお話を聴きに行ってきました。

<講師のプロフィール:専門は素粒子物理学実験。1980 年から約20 年間、ドイツ、米国、CERN(スイス)に滞在し、最高エネルギー加速器を用いた素粒子実験を行ない、素粒子の標準理論の精密検証と新粒子・新現象の探索を行なってきた。特にCERN では現地での責任者として国際共同実験を主導してきた。帰国後は、国際将来加速器委員会(ICFA)の我が国の代表として国際リニアコライダーILCの早期実現に向けて活動すると同時に、中小実験や測定器開発などを通じて学部・大学院の教育を行なっている。>

講演内容:
 開口一番、「前回、2001年1月27日に、ここでお話しさせて頂いたとき『現在、素粒子物理は“革命前夜”であり、後10年の間には素晴らしいことが次々に発見されるだろう』と言いましたが嘘でした。しかし、今現在は、確かに“革命前夜”であり、今後、10年の間には、素晴らしい進展が起こります」(笑)の発言がありました。

1.宇宙と素粒子との関係:
 人のサイズを中心として、大きい方は宇宙、そして、小さい方は素粒子。
 丁度、ウロボロスの蛇のように、素粒子と宇宙は繋がっており、大きい宇宙を調べるためには、素粒子を知る必要がある。
 宇宙の96%は、ダークエネルギーとダークマターで構成されているが、これらは全く未知の興味深い分野である。

2.素粒子物理の歴史:
 電子の発見から、最新の各種素粒子の発見まで。
 湯川さんを初めとして、日本人の貢献が著しい。

3.高エネルギー加速器:
 ローレンスが、直径、十数センチ程度のサイクロトロンを開発してから75年が経ち、近年、ジュネーブのCERNでは、周囲27km(山手線の大きさ)の世界最高エネルギーの陽子・陽子コライダー(衝突型加速器)が稼働を始めた。
 実験は、電子・陽電子コライダーの方が観察が容易であるが、円形のものでは軌道が曲げられるので、ここでエネルギーを放射光として放出、極端に失うため、直径9kmが限界である。
 そこで、次世代の直線型“ILC(国際リニアコライダー)”の開発が急務となってきた。これは、全長は約30kmで、両方からのビームが衝突する確率を上げるため、ビームは17ナノまで絞られる。
 これによって、“質量の起源”、“真空の構造”、“力(相互作用)の統一”、などが判明できるのではないかと期待している。
 佐藤勝彦先生が言われている、無から宇宙が生まれたと言うことは、私には信じられない。(笑)
 究極的には、ダークマターを作れるかも知れないが、もし、できても、直接、観測はできないだろう(他の、素粒子の振る舞いから、判断せざるを得ない)。
 このILCは、2012年までに工学設計が完了する予定で、その後、資金獲得の活動が始まる。まだ、何処に設置するか決まっていないが、なんとか、日本に誘致したいと考えている。

4.大型基礎科学の波及効果:
 ビッグサイエンスは、その目的の効果以外にも、波及効果として、いろいろの技術の発展に貢献する。更に、一方、「品格のある国家」を作り出す役目も果たすと考える。

 6月19日(土)は、12時30分から16時10分まで、東横線日吉駅前の慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館にある藤原洋記念ホールへ、理工学部市民講座『量子を見る、宇宙を見る、そして世界を彩る』を聴きに行ってきました。今回は第19回目だとのことですが、不勉強で今まで知らず、初参加となりました。
 400インチのディスプレイを備えた、座席数:約500の会場は、ほぼ満席。

講演内容:
①「ナノの光で見る量子と生命の世界」   理工学部 電子工学科 教授 斎木 敏治
 “ナノの光の作り方”と、“その光を使って、ボックスに閉じこめた電子を見る”お話。
 今後、この光を使って葉緑体の光合成について研究するつもりである。

②「電波で見た宇宙の姿」          理工学部 物理学科 准教授 岡 朋治
 いろいろな周波数の電磁波で見た宇宙の姿と、疑問について。また、地上に設置された各種電波望遠鏡から、電波天文衛星“はるか”までのお話。

③「真空に満つるもの―宇宙線を捕らえた芸術」
         筑波大学大学院 人間総合科学研究科 芸術専攻 教授 逢坂 卓郎
 初期には、遺跡などの照明などを手掛けてきたが、1995年頃からは、地上に平面的に降り注ぐランダムな宇宙線や、地中の花崗岩から発生するγ線を、垂直面(壁)に視覚化するアートを開発、日本を始め世界各地で展示している。
 2008-09年に掛けては、JAXAへの提案が採用され、ISS-国際宇宙ステーションJEM“KIBO”の中で、宇宙飛行士に以下のような無重力芸術実験(Space Art)をして貰った。
<<Space Art:地球外からの視点と無重力環境に於ける新たな世界観の創世>>
○ 「水球 墨流し」。
 無重力中に直径10cmくらいの水球を作り、その表面に3Dの“墨流し”をし、その模様を紙に転写する。
○ 「スパイラル・トップ(独楽)」
 長さ40cmほどの軸の先に、傘の骨のような感じで取り付けられた4本の棒で構成されたアルミ製(?)独楽。その棒には、等間隔でいろいろの色のLEDが数個ずつ埋め込まれていて、発光している。
 これを無重力の暗闇中で独楽のように回し、軸方向に押し進め、開放露光で写真を撮ると、綺麗な虹模様のスパイラル写真が撮れる。
 その後、この4本の棒の中の隣り合う2本の先端に錘を追加すると、この独楽は最初何回転かはスパイラル状に動いているが、突然、全く地上では想像できないようなカタストロフィー的な動きを始め、これの残像曲線はちょっと芸術的になる。(動画の展示あり)
 
感想: ①、②の話は、今までも聞いたことがあるようなものでしたが、③は初めての話で、大変興味を持って聞くことができました。それにしても、人工衛星の中で、こんなこともしているとは驚きでした。

 今月、観る予定だった『ザ・ウォーカー』は、宗教色の強いことを懸念して敬遠し、結局以下の三本になりました。
『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』『アイアンマン 2』『宇宙ショーへようこそ』

■『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』

 6月1日は13:00からの『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで出掛けました。劇場は『TRICK』の時と同じ、一番大きい座席数:534のスクリーン01。
 上映、5日目、しかも、毎月、1日は「ファーストデイ」で料金は誰でも1000円の日なのに、入りはたったの二十数名!

物語:
 古代ペルシャの王、シャラマンは、二人の男の子に恵まれていたが、ある日、市中で勇敢な少年、ダスタンに出合い、自分の息子に加える。
15年の時が流れ、破竹の勢いで領土を拡張していくペルシャ軍。
 その先頭に立つのは、三人の王子。
 国境近くにある聖なる都、アラムートが、敵に武器を流しているという情報が入り、この3人が率いる軍隊はアラムートを攻撃、占領する。その時、ダスタンはガラス製の柄の中に白い砂が入った不思議な短剣を手に入れる。
 やがて、この国の視察に現われた王、シャラマンは、何者かに毒殺され、ダスタン王子が濡れ衣を着せられる。叔父、ニザムの命令で、彼は捕まりそうになるが、アラムートの王女、タミーナの導きで無事脱出に成功、彼女と共に砂漠へ逃れる。
 タミーナは、ダスタンが持っている短剣を取り戻すために彼を逃がしたのだが、二人で厳しい追っ手から逃れていく中に、だんだんと愛情が芽生えてくる。
 やがて、ダスタンは、その短剣の柄にはめ込まれている宝石を押すと、柄の中にある砂が流れ出し、それが流れている僅かの間だけ、その柄を握っている者が過去に戻れることを知る。そして、その不思議な砂は、後、タミーナのペンダントの中に僅かに残るだけ。
 やがて、この王の暗殺が叔父の仕業であることを知ったダスタンは、叔父の陰謀を暴こうと、短剣を持って、タミーナと共に、再びアラムートにとって返す。
 しかし、残る王子二人は、既に叔父の手の者に殺されており、叔父は計画通り王の座を奪うことに成功ししたかに見えた、が……。

 正に「痛快!」のひとことに尽きる超娯楽映画でした。
 忍者そっくりの、トルコ製暗殺集団“ハッサンシン”も出てきます。
 それに、なんと、僅かな時間の逆行でも、幾つもの危難を逃れることができるものだと感心しました。が、最後はその砂が大量にあるところを発見。そこに短剣を突き刺すと、タミーナが語った通り、彼女の命は失われ、時間は大きく逆行し・・・。
 果たしてダスタンは叔父の陰謀を暴き、アラムートの都に再び平和と幸福をもたらすことができるのでしょうか。そして、タミーナとの愛は・・・。
 因みに、王女、タミーナ役は、『007/慰めの報酬』(2008)でボンドガールを演じた、ジェマ・アータートン。

原題:PRINCE OF PERSIA:THE SANDS OF TIME 
2010/アメリカ/ウォルト・ディズイー・ピクチャーズ & ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ提供
監督:マイク・ニューウェル
脚本:ボアズ・イェーキン、ダグ・ミロ、カルロ・バーナード
製作:ジェリー・ブラッカイマー
原案:ゲームシリーズ『プリンス・オブ・ペルシャ』
出演:ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングズレー
2010/05/28公開 1時間57分

◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。

『魔法使いの弟子』(米)2010年 8月
  『ファンタジア』の中の一編を基にして作られた一作。舞台はニューヨーク?!
 主演:ニコラス・ケイジ。
 http://www.disney.co.jp/deshi/
『トロン:レガシー』(米)2010年12月
  『トロン』(1982)の続編が、3Dで。全米公開:2010/12/17
 予告編の内容は、web siteのものと全く同じでしたが、矢張り、大画面は迫力があります。
 http://www.disney.co.jp/tron/

■『アイアンマン 2』

 6月11日は封切り(懐かしい言葉です)初日、12時40分からの『アイアンマン 2』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで出掛けました。劇場は一番大きい座席数:534のスクリーン01。観客は僅か20名ばかり。

物語:
 前作の最後、大衆の面前で「アイアンマンは私だ」と明かし、その後も、数々の国難を退けてきたトニー・スタークはヒーローとなり、やや有頂天。
 しかし、トニーの身体は、彼のパワーとなっているパラジウムのために、だんだんと毒されており、余命幾ばくもないことを本人は自覚している。
 一方、ここは雪が降るモスクワ。
 スタークス社の秘密を盗もうとして失敗し、非業の死を遂げた父親の恨みを晴らそうと、息子の天才物理学者、ウィップラッシュは、狭い部屋の中で独自のパワードスーツを開発する。
 そして、この二人は、モナコで対決、トニーは勝つが、かなり痛手を負う。
 これをみていた、スタークス社のライバル兵器会社の社長、ジャスティン・ハマーは、監獄からウィップラッシュを脱獄させ、資金と自社の機材を提供、ウィップラッシュにアイアンマンに対抗できるロボットを開発させる。
 やがて、両者はニューヨークで、対決することに。
 果たして、最後の一騎打ちはどちらが勝つのか?
 そして、トニーは、命を繋ぐために、パラジウムに変わる、新元素を発見することができるのであろうか?

 2008年の『アイアンマン』に続く第2作目。
 前半、有頂天になったトニーが、既に故人となった父親から頼りにされていたことを知り、立ち直るところは父子物語になっており、ジーンとさせられます。
 スタークス社の美人新入社員が怪しげな行動を起こし、トニーを想うセクレタリーのペッパーがやきもきしますが、最後はハッピーエンド!
 この新入社員役は、なんと二枚目半でハリウッドのセクシー女優として名を挙げているスカーレット・ヨハンソン。今回は、初めてのアクションに挑戦しています。
 また、ライバル兵器会社の社長役で、三枚目振りを発揮している俳優は、なんと、『月に囚われた男』で、黙々と一人で演技を続けたサム・ロックウェル。お見それしました。今後の活躍が楽しみです。
 前作の最後で、スーパー・ヒーロー集団、“アベンジャーズ”がちょっと顔を出しますが、今回はもう少し深入りしてきます。
 最後、大音響とともに長い長いエンドローロールが終わった後に、思った通り次作に繋がる重要な(?)シーンが上映されました。
 明るくなってから、館内を眺めたらば、席に座っていたのはなんと7人だけ!

(原題)IRON MAN 2
2010/アメリカ/パラマウント・ピクチャーズ AND マーベル・エンターテインメント提供
監督、製作総指揮:ジョン・ファヴロー
脚本:ジャスティン・セロー
製作:ケヴィン・フェイグ
製作総指揮:アラン・ファイン、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル、デニス・L・スチュワート、ルイス・デスポジート スーザン・ダウニー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン、サム・ロックウェル
2010/06/11公開 2時間04分

<<つぶやき>> 銀パラジウムならば、私の口の中にも入っています。何故、エネルギー源になるのか、不思議!?

◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。

『プレデターズ』(米)2010年 7月10日
  遂に舞台はプレデターズの惑星に。
 地球人戦闘エリート集団と新生“スーパー・プレデター”との壮絶バトル。
 (チラシも入手)
 http://movies.foxjapan.com/predators/
『エアベンダー』(米)2010年 7月17日
  水、地、気、火の四つの国に別れた世界での大バトル。託されたのは“選ばれし”者。監督:M.ナイト・シャマラン!
 (チラシも入手)
 http://www.airbender.jp/

◇ 今回、初めて映画館で手に入れたチラシ。

『エクスペンダブルズ』(米)2010年10月16日
  指令:南米の独裁軍事国家の破壊。
 監督:シルヴェスター・スタローン。ご本人が主演。ジェット・リー、ミッキー・ロークなどなどの有名アクション・スターも共演(競演)。
 (SFではありませんが……!)
 http://www.expendables.jp/

■『宇宙ショーへようこそ』

 6月、3本目の映画は、6月19日から上映される『ザ・ウォーカー』を予定していましたが、この映画の宣伝コピー“荒廃した地球を舞台に、世界でたった1冊残った本を運んで旅をする男の戦い”に書かれている“1冊残った本”が、もし聖書だったらば、かなり宗教色が強いのではないかと懸念を抱いていました。丁度、この映画の上映にタイミングを合わせて、角川文庫からノベライゼイションが出たので、早速、お終いの方と、“あとがき”を立ち読みしてみたところ、思った通りでしたので、取り敢えずこれを観るのは敬遠致しました。
<<この本の“あとがき”には、「ワーナー・ブラザーズとプロダクションのアルコンとで、宗教色をどの程度残すかで長いこともめたが、結果として、宗教的な面を大きく残すことになった」と書かれていました。>>
 しかし、同じようなお話でも、『西遊記』などは、全く抵抗無く読んだり、観たりできるのは何故でしょうか?
 従って、今月の3本目はその次の候補『宇宙ショーへようこそ』に決定。しかし、調べてみると、いつもの「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」では上映されないことが判明。
 続いて、渋谷のマイナーなところでやっているようなので調べてみたらば、21時からのレイトショーのみ。
 そんなわけで、結局、『宇宙ショーへようこそ』は、上映初日、26日、13:15からの映画を「109シネマズ川崎」へ観に行ってきました。劇場は、座席数:246のシアター1。ごく前方の席を除いてほぼ満席。こんなマイナー(?)なアニメにも、ファンが大勢いることが分かり心強い限りです。本当のお子様は、ちょっと眺めた限りでは一人だけ?

物語:
 暗闇の森の中、光り輝く異様な生物、四体がが激しく戦っている。その中の一体が勝ち残り、敵を追い払うが、そのまま倒れる。後には、敵が落としていった“わさび”が残されていた。
 やがて、朝が来る。ここは、辺境の片田舎、村川村。小学校の生徒は全学年で、男子2人、女子3人の5人だけ。学校は今日から夏休みで、この5人は教室で1週間の合宿を始める。先ず、この5人は、行方不明になった兎を捜しに森の中に入るが、そこでミステリーサークルと、更に、そのそばで重傷を負っている犬を発見する。5人に介抱された犬は、自分のことを「ポチ」と名乗り、宇宙から地球の研究に来た宇宙人だと告げる。
 「ポチ」は、犬といわれると怒るが、助けてくれたお礼として、5人を月へ案内する。
 5人が連れて行かれた月は、地球側は月面であるが、裏側は海面にそそり立つ巨大なタワーと、月面都市。ここで5人は、全宇宙に放映されている人気テレビ(?)番組“宇宙ショー”を観せられる。宇宙人とともに、ここで夏休みの1週間を過ごす積もりだったが、突如、地球の環境保全のため、月世界と地球との交通が禁止され、その結果、5人は他の星経由でなければ地球へ戻れなくなる。いろいろの手違いの挙句、最後には2100万光年離れたポチの故郷、“プラネット・ワン”にまで行く羽目になる。
 しかし、そこでは、予想もできないことが起こっていた。
 5人の小学生は、ポチや他の宇宙人と協力して無事1週間の中に、地球に帰ってくることができるのであろうか。

 正直いって、もっと単純なお話かと思っていました。事実、最初の三分の一ほどまでは、単純なお話で、若干、だれてきましたが、それ以後は、急転直下、話は複雑になり、緊張の度合いも高まりました。
 そして、最後、本物のノバとともに幕が開く全宇宙の人気番組“宇宙ショー”が“プラネット・ワン”で始まりますが、実は、この番組は「宇宙の新たなスター」を見出す番組だったということが次第に明らかになります。
 また、宇宙人、ポチとの愛情、姉妹愛なども絡み合い、後半は一気に見終えます(それでも、2時間16分は、やや長すぎる?!)。
 この映画はタイトルも出ず、次の予告編かと思って観ていると、既に、本編が始まっていた、という映画です(タイトルは、映画が完全に終わるところで、初めて出てきます)。
 アニメの絵は、子ども向けの漫画チックなものですが、月面や宇宙の星空はかなりリアルで、ひょっとすると、現物の写真を使っているのではないかと思わせます。
 また、映画の中には、村川村の名産“わさび”が、宇宙広しといえども、地球でしか手に入らない高価な超レア植物ということで、重要な小道具として出てきます。
 各種、ハイテクな発明品や、“ダーク・トレンジ・トンネル(反物質星雲に作った磁場トンネル)”など、結構、難しい話も出てきます。
 映画『秘密結社 鷹の爪』(2010)に続いて、この映画でも主題歌“Who I Was Born To Be”を、スーザン・ボイルが歌っています。
 因みに、この映画館は、以前、近場では、ここでしか上映されていなかった、押井 守の『スカイクロラ』(2008)を観に行った映画館です。

2010/日本/アニプレックス配給/A-1 Pictures制作
製作統括:植田益朗、越智武、寺田篤
製作:岩上敦宏、服部洋
監督:舛成孝二
脚本:倉田英之
原作:ベサメムーチョ
声の出演:黒沢ともよ、生月歩花、吉永拓斗、松元環季、鵜澤正太郎、藤原啓治
2010/06/26公開 2時間16分

<<つぶやき>> さて、6月は観たい映画を探すのに苦労しましたが、7月は観たい映画が8本もあり、どれを観ようかと迷っています。

■Coming Soooon!

 6月末になりましたので、例によって、“Coming Soooon!”をお送りします。 独断と偏見で、純粋ホラーは割愛、個人的興味のある映画は、SFでなくとも上げてあります。
 ☆印は、今回新しく登場、もしくは変更がなされた情報です。

『アイアンマン2』(米)2010年 6月11日
  トニーがアイアンマンだと公表された後の物語。
 あの、スカーレット・ヨハンソンがアクションを見せます。
 http://www.ironman2.jp/
『ザ・ウォーカー』(米)2010年 6月19日
  荒廃した地球を舞台に、世界でたった1刷残った本を運んで旅をする男の戦い。
 宗教色が濃い? 主演は、デンゼル・ワシントン。
 http://www.thewalker.jp/
 『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』(米)2010年 6月26日
  シリーズ第3作目。次世代型スーパーソルジャーの暴走を防ぐため、ロシア軍とアメリカ政府は初期型のルークを蘇生させる。
 http://unisol-is-back.jp/
『宇宙ショーへようこそ』(日)2010年 6月26日
  5人組の子どもたちが裏山で助けた犬は、なんと宇宙人!お礼に月まで修学旅行。
 しかし、帰れない・・・。 舛成孝二監督のSFアドベンチャー・アニメ。
 http://www.uchushow.net/
 ☆『レポゼッション・メン』(米)2010年 7月 2日
  人工の臓器が売買できるようになった近未来のお話。
 主演:ジュード・ロウ。
 http://repo-men.jp/
『アデル ファラオと復活の秘薬』(仏)2010年 7月 3日
  最愛の妹の命を救うために、“復活の秘薬”を追い求める美女。
 女性版『インディ・ジョーンズ』。
 http://adele.asmik-ace.co.jp/
 『トイ・ストーリー3』(米)2010年 7月10日
  主人公が大学生になり、オモチャは捨てられる運命に・・・。
 ディズニー/ピクサー作品。声の出演に、トム・ハンクス。3D。
 http://www.disney.co.jp/movies/toy3/
『プレデターズ』(米)2010年 7月10日
  遂に舞台はプレデターズの惑星に。
 地球人戦闘エリート集団と新生“スーパー・プレデター”との壮絶バトル。
 http://movies.foxjapan.com/predators/
『借りぐらしのアリエッティ』 2010年 7月17日
  原作:メアリー・ノートン著『床下の小人たち』(岩波)
 スタジオジブリ最新作。
 http://www.karigurashi.jp/index.html
『エアベンダー』(米)2010年 7月17日
  水、地、気、火の四つの国に分かれた世界での大バトル。託されたのは“選ばれし”者。
 監督:M.ナイト・シャマラン!
 http://www.airbender.jp/
『インセプション』(米)2010年 7月23日
  “犯罪現場は、お前の頭の中”。クリストファー・ノーラン監督のSF大アクション。
 主演、レオナルド・ディカプリオ。共演、渡辺 謙。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/
 『ソルト』(米)2010年 7月31日
  ロシアから、大統領暗殺の命を帯びてアメリカに潜伏する女スパイと、女性CIA分析官の名が同じ“ソルト”。間違えられて追いつ追われつのアクションに。
 主演は、アンジェリーナ・ジョリー。SFではありませんが、面白そう。
 http://www.airbender.jp/
『ちょんまげぷりん』(日)2010年 7月31日
  180年の昔から、お侍さんがタイムスリップ。パティシエになり、侍の腕を揮う。
 小学館文庫『ちょんまげぷりん』の映画化(実写版)。
 http://c-purin.jp/
『ヒックとドラゴン』(米)2010年 8月 7日
  敵同士のはずの少年ヒックとドラゴンの出会いが奇跡をおこす。3D。
 『リロ&スティッチ』の監督、ピーター・ハスティングスの最新作。
 http://www.hic-dragon.jp/
『魔法使いの弟子』(米)2010年 8月13日
  『ファンタジア』の中の一編を基にして作られた一作。
 ニューヨークを舞台に繰り広げられる、“魔法大戦争”。主演:ニコラス・ケイジ。
 http://disney.go.com/disneypictures/sorcerersapprentice/
『ベスト・キッド』(米)2010年 8月14日
  前作のリメイク。 ただし、主役はジャッキー・チェンと、ジェイデン・スミス。
 今回の舞台は、北京。因みに、ジェイデン・スミスは、ウイル・スミスの息子。子役として『幸せのちから』、『アイ・アム・レジェンド』、『地球の静止する日』で活躍。
 http://www.bestkid.jp/
 『バイオハザード IV』(米)2010年 9月10日
  原題:Resident Evil: Afterlife
 第4作目。『アバター』のスタッフによる、3D映像!
 http://www.imdb.com/title/tt1220634/
『劇場版 機動戦士ガンダムOO』(米)2010年 9月18日
  2314年が舞台。約19年ぶりの完全新作。
 http://www.gundam00.net/
『ガフールの伝説 3D』2010年10月
  フクロウの世界を舞台に、世界征服をたくらむ組織から王国を救おうとする若きフクロウたちの戦いを壮大なスケールで描いた冒険ファンタジー・アニメ。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/guardiansofgahoole/
『ナイト&デイ』(米)2010年10月 9日
  トム・クルーズとキャメロン・ディアスのアクション映画?
 http://movies.foxjapan.com/knightandday/
『エクスペンダブルズ』(米)2010年10月16日
  指令:南米の独裁軍事国家の破壊。監督:シルヴェスター・スタローン、ご本人が主演。
 ジェット・リー、ミッキー・ロークなどなどの有名アクション・スターが共演(競演)。
 ご存知、カリフォルニア州知事もカメオ出演とか。(SFではありませんが面白そうです!)
 http://www.expendables.jp/
『怪盗グルーの月泥棒』(米)2010年10月29日
  ユニバーサルのアニメ。3D
 http://www.tsukidorobou.jp/
『ハリー・ポッターと死の秘宝(PART1)』(米)2010年11月19日
  本作最終章。2分割して映画化。3D!
 http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7a/
 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(日) 2010年12月 1日
  『宇宙戦艦ヤマト』の実写版。監督は山崎貴、古代進役はSMAPの木村拓哉。
 http://yamato-movie.net/
『トロン:レガシー』(米)2010年12月17日
  『トロン(1982)』の続編が、3Dで。 全米公開:2010/12/17
 http://www.disney.co.jp/tron/
『シュレック・フォーエバー』(米)2010年12月18日
  第4作目。今回は3D!
 http://www.shrek-forever.jp/
『オーシャンワールド 3D』(米)2010年 冬
  驚異の海底を3Dで体験!SFではありませんが・・・。
 http://www.imdb.com/title/tt1249415/
 『THE RETURN OF XANDER CAGE』(原題)(米)2010年
  ヴィン・ディーゼルがXXXとして帰ってくる。
 http://www.imdb.com/title/tt1293847/
 『牙狼(GARO) RED REQUIEM 3D』(日)2010年
  黄金騎士“ガロ”と、人類を襲う魔獣ホラーの新たな戦いの物語。アニメ。
 http://www.garo-3dmovie.jp/
 『GULLIVER'S TRAVELS』(原題)(米)2010年
  あの「ガリバー旅行記」が映画化。主演は、あのジャック・ブラック!
 http://www.imdb.com/title/tt1320261/
 『ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島』(米) 2011年 2月25日
  ペヴェンシー一家が、ナルニア国王となったカスピアンと行く航海の物語。
 http://movies.foxjapan.com/narnia3/
 『スパイダーマン 4』(米)2011年 5月
  アン・ハサウェイが、悪役で出演?
 http://www.imdb.com/title/tt0948470/
 『GANTZ』(日)2011年
  死んだはずの人間が、未知の生物と戦う羽目に。SFバイオレンス・アクション。
 http://yj.shueisha.co.jp/gantzspecial/
『タンタンの冒険旅行 なぞのユニコーン号』(米)2011年
  三部作。スピルバーグとピーター・ジャクソンが監督。3D!
 http://www.tintin.co.jp/
 http://www.imdb.com/title/tt0983193/
『スプライス』(米)2011年
  禁じられた、人間と動物の遺伝子組み換え実験の結果、“新生命体”が生まれるが・・・。
 http://www.imdb.com/title/tt1017460/
 http://www.splicethefilm.com/


その他、公開期待作品
 
 『ターミネーター 5』(米)2011年?
  新シリーズ第2弾。
 http://www.imdb.com/title/tt1340138/
 『鋼鉄の空』(米)公開日未定
  月の裏側に建設されたナチの基地から、軍隊がUFOで地球征服に飛来する!
 2011年に製作完了予定だそうだが、現在資金難とのこと。
 http://www.imdb.com/title/tt1034314/
 http://www.ironsky.net/site/
 『パンドラム』(米)全米公開:2009年 9月 4日
  SFホラー!!
 宇宙船のスリープ・カプセルから目覚めた乗組員を襲う、謎のエイリアンとの恐怖の戦い。
 (こちらは『パンドラム』。『アバター』の“パンドラ”ではありませんでした!)
 http://www.imdb.com/title/tt1188729/
 http://www.pandorummovie.com/
 『Thor』(原題)(米)全米公開:2011年 5月20日
  マーベルコミック『マイティ・ソー』の映画化。実写版。
 http://marvel.com/movies/thor.thor
 http://www.imdb.com/title/tt0800369/
 『The Adjustment Bureau』(原題)(米)公開日未定
  フィリップ・K・ディック原作のSFロマンス。
 小説の原題は『Adjustment Team』(新潮文庫『悪夢機械』に『調整班』として収録)。
 http://www.imdb.com/title/tt1385826/
『Real Steel』(原題)(米)公開日未定
  2010年 6月 撮影開始。製作:スピルバーグ。暴力はロボット・ボクシングで解消?
 リチャード・マシスン『四角い墓場』(短編集『運命のボタン』に収録、原題:Steel)の映画化?
 http://www.imdb.com/title/tt0433035/
 『Dark Void』(原題)(米)公開日未定
  バーミューダ海域に不時着した飛行士が、宇宙人の支配する不思議な世界に迷い込む。
 主演は、ブラッド・ピット!?
 http://www.imdb.com/title/tt1552019/
 『MIB III』(米)公開日未定
 『デューン/砂の惑星』(米)公開日未定
  『デューン/砂の惑星』(1984)のリメイク?
 今度は、3D?
 http://www.imdb.com/title/tt1160419/
 『ファウンデーション』(米)脚本スタート
  監督:ローランド・エメリッヒ  3D
 http://www.imdb.com/title/tt0804484/
 『メガマインド(原題)』(米)2011年
『AKIRA』(米)公開日未定
  『ザ・ウォーカー』を手掛けた双子の兄弟監督ヒューズが監督になるとか。
 日本のコミックが実写版で。
 http://www.imdb.com/title/tt1134795/
『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』(日)公開日未定
  全三部作のアニメーションで映画化されることが決定。
 吉永小百合、堺雅人、吉岡秀隆らが声優陣として参加。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/buddha/

 




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