12月7日に、六本木ヒルズの「森アーツセンターギャラリー」まで、『一千光年の宇宙を旅する スカイ プラネタリウム』を観に行ってきました。 目玉は、奥行き20m程度の室内に、一千光年以内にある星を、4000個の青色LEDで正確に配置、星空を立体的に再現したパノラマです。 部屋を横切るブリッジがあり、中央の地球儀が置いてあるところへ行くと、地球からの星座が観られるという仕組みになっています。 残念ながら、部屋はドームではなく、天井の低い四角い部屋のため、上下には星が殆どありません。 縮尺が大きいせいか、星座が星座として見える目の位置はごく範囲が限られます。 目の間隔が、約10光年になるわけで、両眼視差もかなり大きく、空間に静止していても立体が感じられます 料金:1800円はややお高いですが、もう一つのちょっと気持ちの悪い展覧会『小谷元彦展:幽体の知覚』と、展望台の観覧もできるようになっているので、仕方ないかとも思います・・・。 http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2010/11/tcv_skypla.html http://www.roppongihills.com/feature/phantom_limb/index.html 12月23日は本屋の店頭で、「CQ ham radio」誌1月号を発見(19日発売)し、表紙に「人気SF作家は移動の達人?!」と書かれていましたので、久し振りに購入。 この人気SF作家とは、野尻抱介さんでコールサインはJQ2OYC(残念ながら、日本アマチュア無線連盟の会員局名録にはコールサインだけしか載っていませんでした)。 148ページから、151ページまでカラー写真満載でインタービュー記事が載っていますので、本屋で見かけましたらば覗いてみてください。3アマで、電信オンリーとのこと。 私のハムログ(交信記録)を調べましたが、未だ野尻さんとはQSO(交信)していませんでした。 そんなわけで、昨日は、記事中でご本人お勧めの『沈黙のフライバイ』を買ってきてしまいました。Hi(注:“Hi”は、“high laugh”の電信略符号で、全世界に通じます) 今月は、本格SF映画はありませんでしたが、以下の三本を観ることが出来ました。 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『トロン:レガシー』『シュレック フォーエバー』 ■『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 12月2日は、久し振りに「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで、12:30からの『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観に出かけました。 劇場は、座席数:338のスクリーン1。今回から、このスクリーン1は“ULTIRA”で上映されるとかで、入場料が+200円になりました。スクリーン・サイズが、面積で約倍(目視による)、音響のサラウンド効果もアップした(?)由。 もしここで、3Dを観ると、更に+300円、メガネを新たに買うと+100円となり、なんだかんだと実質的に料金の値上をされた感じです。 そのせいではないと思いますが、上映2日目なのに入りは20人程度と淋しい限り。
物語: 時は2199年。5年前、敵、ガミラスによって投下された遊星爆弾により人類の大半は死滅、地球も放射能に汚染されていた。そんなある日、宇宙から届いたカプセルを古代進が拾う。解読した結果、このカプセルは惑星、イスカンダルからのもので、そこには放射能除去装置があるという。 かくて、宇宙戦艦ヤマトが建造され、発進。ガミラスの何回かの攻撃を退け、ワープを繰り返し、ヤマトは14万8千光年彼方のイスカンダルに到着する。 が、そこで待ち受けていたのは無数のガミラス星人であった。 果たして、そこに放射能除去装置はあるのか。 改めて「物語」を書くまでもない、お馴染みの『宇宙戦艦ヤマト』の実写版映画です。 実写といっても、全てが原作アニメに近いデザインになっており、また、各種宇宙船やガミラス星人のCGも格好良く、好感が持てます。 今回は、特に人間関係が細かく描写されており、かなり大人向けの『ヤマト』になっています。幾つか、突っ込みたいところもありますが、全体としてかなり良い出来栄えです。 出演の古代進役がキムタク、真田役に柳葉まではいいのですが、徳川役に西田敏行が出てきた時には、直ぐに『釣りバカ日誌』が頭に浮かび、途端に思考が2199年から2010年に引き戻されてしまい、ちょっと参りました。 『宇宙戦艦ヤマト』の、そもそもの原作者、西崎義展氏が、この映画公開直前の11月7日に不慮の事故で亡くなられました。私より二つばかりお若いのに残念なことです。 私事ですが、今から、二十数年前(?)、私がデジタル画像の研究をしていたとき、一度、研究所を尋ねてくれ、お目に掛かったことがあります。当時は、もう既に超有名人。さぞかし、立派な車で来られることと思い、玄関でお待ちしておりましたらば、何と、ハーレーダビッドソンに跨って到着、吃驚したことがあります。 さて、最後に“ULTIRA”についての評価ですが、大画面は「取り囲み効果」として歓迎しますが、あくまで映画そのものが大画面向けに作られた時にのみ効果があるのであって、普通の映画を大画面で観ると、端の方にまで目が行き届かない欠点があります。 特に、強い老眼鏡を掛けた私には、普通の画面でも既に拡大画面になっているのです(老眼鏡を掛けて、プラネタリウムを観る時なぞには、首を大きく回さなくてはならず、しんどい限りです(笑))。 この他、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」には、映画のシーンと連動して座席が動く“D-BOX”という設備を導入したスクリーンもできました。 2010/日本/東宝配給 監督・VFX:山崎貴 原作:西崎義展 脚本:佐藤嗣麻子 製作統括:信国一朗 企画:中沢敏明、濱名一哉 出演:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、堤真一、西田敏行、山崎努 2010/12/01公開 2時間18分 ■『トロン:レガシー』 12月18日は公開2日目の『トロン:レガシー』を観に「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで行ってきました。 ここでは、スクリーン1(座席数:534、字幕、映写はULTIRAで+200円)、スクリーン2(座席数:248、吹替)、スクリーン6(座席数:187、字幕、その中の18席が“D-BOX”で+1000円)の三つの劇場で並行して同じ映画を上映しています。 私は時間その他の関係で、12:05からの回を、スクリーン6で観ました。 上映開始直前の入りは、普通席:130に14人、そして、1000円高いD-BOX席:18には、なんと13人と、こちらはほぼ満席!! それにしても、上映2日目の土曜日というのに、この入りは・・・。 物語: 時は、1989年。7歳のサムは、ベッドタイム・ストーリーとして、エンコム社のCEOである父、ケヴィン・フリンから理想のコンピューター都市“トロン・シティ”創造の話を聴いている。やがて、お休みのキスの後、ケヴィンはバイクで出掛けて行き、そのまま帰ってこなくなる。 そして、20年が経ち、サムは立派な若者に成長。本来ならばエンコム社で父の後を継ぐべきなのに、バイクにばかり夢中で、その気にならない。 ある日、サムは父の同僚でサムの父親代わりをして呉れているアランからの伝言で、昔、父が経営していたゲームセンターへ入って行く。今は埃を被った廃墟と化したゲームセンターの地下に、サムは父の秘密の研究所を発見する。父の失踪の謎を探るため、サムはそこのコンピューターのパスワードを模索中、突然、機械が作動、気が付くと自分がトロンの世界に入っていることに気付く。 そこで、サムは20年前の若い姿の父親に出合うが、彼から「私はお前の父親ではないと」といわれる。 やがてサムは、“トロン・シティ”が全世界の人類に対して反逆を企てていることを察知する。 果たして、サムは実の父親と巡り会え、彼と共に現実の世界に戻ってくることができるのであろうか。そして、また、ケヴィンとサムは、この反逆を阻止することができるのであろうか。
この映画を観るに先立ち、28年前の『トロン』(1982年9月公開)のDVDを借りてきて復習しました(旧作なので、1週間のレンタル料は150円!)。 あの頃は、未だパソコンもなく(シャープの“X1”<Hu-BASIC>が発売されたのが1982年11月。私も入手、未だに捨てきれず手元に持っています!)、私もコンピューターのことを殆ど分っておらず、ストーリーの理解が困難でしたが、今回、改めてこのDVDを見直してみると、物語の構成がかなり良く理解できました。 旧作のこの『トロン』は、CGといってもごく一部に採用されていただけで、後はCGぽく手書きで映像は作られていたようですが、今回の『トロン:レガシー』では完璧なCG。 前作にも出てきた“ライトサイクル”によるゲームや、監視用飛行マシン“レコグナイザー”などが、今回も同じようなシチュエイションで出てきますが、素晴らしい映像になっています(因みに、映画の最初と最後に出てくる、デイズニー映画のトレードマーク(?)「シンデレラ城」も、トロン調で描かれています)。 全盛の頃のフリンのゲームセンターや、今回も、サムがセキュリティ・コードを解除して潜り込むエンコム社の厳重な扉も、このDVDにはあり、できれば前作品を観てから今回の『トロン:レガシー』を観た方が、楽しみが増えるのではないかと思われます。 この映画も、最近、アメリカで流行の父子物語の類ではないかと思います。 (原題)TRON:LEGACY 2010/アメリカ/ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ提供 監督:ジョセフ・コジンスキー 脚本:エドワード・キツイス & アダム・ホロヴィッツ ストーリー:エドワード・キツイス & アダム・ホロヴィッツ AND ブライアン・クルーグマン & リー・スタンタール 製作:ショーン・ベイリー、ジェフリー・シルヴァー、スティーヴン・リズバーガー 製作総指揮:ドナルド・クシュナー 出演:ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、オリヴィア・ワイルド、ブルース・ボックスレイトナー 字幕翻訳:戸田奈津子 2010/12/17公開 2時間06分 ◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。 ■『シュレック フォーエバー』 12月22日は14:25からの 『シュレック フォーエバー』を観に、「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」まで行ってきました。公開5日目だというのに、この回の前は早朝、そして後は、夜、2回のみと早くも上映回数が激減していました(そして、翌、23日は休日なのに、なんと8:20からの早朝興行と、夜、2回の3回のみ!)。劇場はスクリーン2、座席数:348に対して入りは、40人程度。半数はお子様でした。
物語: 閉じこめられていたフィオナ姫を城から助け出し、結婚、三人の子どもも生まれ、有頂天だったシュレックも、毎日の御襁褓の取り替えや、有名になったシュレックを見物に来る観光馬車などに嫌気がさし、昔の人間どもに恐れられていた独身の怪物時代に戻りたくなっていた。 そんな隙につけ込んで、ペテン師魔法使いのランプルスティルスキンは、シュレックに自由気ままな独身時代の24時間を与えようと持ちかけ、シュレックが存在しない過去のパラレルワールドに彼を騙して送り込んでしまう。 その世界は、ランプルスティルスキンがその手下の魔女たちを使って、おとぎの“遠い遠い国”を支配している世界。初めは、人間どもを脅かして楽しんでいたシュレックだが、だんだんと家族が恋しくなり、家のあるところへ帰ってみるとそこは虚ろな切り株があるだけ。慌ててフィオナ姫を探しに城へ向うが、そこはもう脱出に成功した後で、彼女の閉じこめられていた部屋はもぬけの殻。 途方に暮れて歩いていたシュレックは、やがて、怪物たちの地下の隠れ家に行き当たる。彼らはランプルスティルスキンに対する革命軍の一味で、なんと、フィオナはそのリーダーになっていた。 「この魔法を解くのには、シュレックがフィオナにキスをすること」とロバのドンキーから教わり、シュレックは革命軍の一員に志願、フィオナにアプローチするが・・・。 果たして、シュレックは24時間以内にフィオナと結ばれ、昔の家族の所へ戻って来ることができるのであろうか? ご存知、『シュレック』シリーズの、第4弾で3D。そして、これが、最終章。 第一作目(2001)は、アカデミー賞の長編アニメ賞を受賞しました。 このアニメは、子どもは子どもなりに、大人は大人なりに楽しめる映画です。 が、四作目ともなると、矢張り、若干のマンネリは致し方ないようです。 今回も、上映は全て日本語吹替え版のみ。字幕版の声の出演がフィオナ役はキャメロン・ディアス、ドンキー役がエディ・マーフィなのに残念(吹替版のフィオナ役の声は、藤原紀香)。 怪物映画なのに、最後のハッピー・エンドでは不覚にも、ジーンと来てしまいました。 22日は冬至。映画が終わって外に出たらばもう薄暗く、クリスマスのイルミネーションが綺麗でした。 (原題)SHREK FOREVER AFTER 2010/アメリカ/ドリームワークスアニメーション提供/パラマウントピクチャーズジャパン配給 監督:マイク・ミッチェル 製作:ジーナ・シャイ、テレサ・チェン 製作総指揮:アーロン・ワーナー、アンドリュー・アダムソン、ジョン・H・ウィリアムズ 脚本:ジョシュ・クラウスナー、ダレル・レムケ 声の出演:濱田雅功、山寺宏一、藤原紀香、竹中直人、劇団ひとり 2010/12/18公開 1時間33分 ■Coming Soooon! 年末になりましたので、例によって、“Coming Soooon!”をお送りします。独断と偏見で、純粋ホラーは割愛、個人的興味のある映画は、SFでなくとも上げてあります。 ☆印は、今回新しく登場、もしくは変更がなされた情報です。 新たなアメコミ・ヒーローの映画化が目立ちます。
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