この作品につきまして

　もう６年ほど前になりますが、アサヒネットの創作の会議室で、参加メンバーが持ち回りで『百物語』を書いたことがありました。そのとき書いた「おばあさまと箪笥」が、今回の作品のベースになっています。
　なぜタンスかというと、当時は引っ越しをした直後で、白木のカントリー調のタンスを新調したのが嬉しかったからなんです（なんたる単純な題材選び！）。そのタンスは購入６ヶ月後に大震災にあって倒れ、若干傷がついて立て付けも悪くなりましたが、今も大切に使っています。もちろん変なものは入れていません！

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