自称発明家にして僕が住むアパートの大家でもある「博士」が今度はオカルトの研究に手を染めたらしい。怪しげなラテン語の稀覯書を買い込み、ついには悪魔の召還に成功したかのような口ぶり。やがて月末、家賃を納めに訪れた居宅に博士の姿はなく、僕が見いだしたのは革表紙に手書きの一冊の本。博士はどこに? その時、僕の携帯が鳴った…
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