「ちょい能力」とは何か。それは超能力とは一見似ている(?)がレベルにおいてはなはだしく劣る、しかしまた遭遇することのたやすさでは超能力の比ではない。早い話がそんなもんまぐれやどこが超能力やねん的能力なのであるが、ちりも積もれば山となるということわざもあるではないか。ちょい能力を使わない手はない。そう考えたのがこのSF落語に出てくる大家さんかはたまた作者自身かは知らない。要は、私も超能力者に生まれたかったと、そういうことである。
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